

4月20日(水)、西鉄定例記者会見・第2部において、西鉄グループと自然電力株式会社による「再生可能エネルギー発電事業拡大を目指す合同会社の設立」を発表しました。
(写真左:西鉄自然電力合同会社 林田安弘 代表社員、写真右:自然電力株式会社 磯野謙 代表取締役 )
合同会社で何をするの?
例えば、西鉄グループの資産(土地・建物など)に太陽光発電設備を設置し、そこで生まれた電力エネルギーを
西鉄グループ内で利用したり、その他企業や自治体へ売電することを計画しています。
全国の中でも日射量の多い九州エリアは太陽光発電の適地とされており、導入可能量も全国エリアで最も高くなると見込まれているんですよ。
将来的には電気バスへの供給も視野にいれているとのこと。
まさに「脱炭素化」に貢献する取り組みです。
西鉄の強みである国内外の事業ネットワークと、自然電力(株)様の国内外での再生可能エネルギー開発実績の強みを掛け合わせた共創事業といえそうです!
カーボンニュートラル達成に向けて
「カーボンニュートラル」という言葉を最近よく耳にするようになりましたが、
カーボンニュートラルとは温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
排出を全体としてゼロにすることです。
(出典:環境省「脱炭素ポータル」サイトより)
日本政府だけでなく、世界の120以上の国と地域が
「2050年までに、このカーボンニュートラルを達成する」という目標を掲げており、
西鉄グループも、中計の重点戦略6において、カーボンニュートラルに貢献する取り組みを強化していくことを宣言しています。
会見において、林田社長は、
「両社の協業により、九州エリアにおける再生可能エネルギー(※)事業を推進することで、九州エリア全体での脱炭素化およびレジリエンス(環境適応力)の向上に貢献したい」と述べられました。
※再生可能エネルギーとは
太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった、温室効果ガスを排出せず、国内で生産できるエネルギー源のこと
合同会社の詳細についてはリリースをご覧ください。
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