

10月7日(木)、西鉄定例記者会見において、自転車を折りたたまずそのまま車内に持ち込める「サイクルトレイン」の実証実験を、2021年10月23日(土)より西鉄天神大牟田線で行うことを発表しました。
https://www.nishitetsu.co.jp/release/2021/21_055.pdf
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導入検討の背景は...?
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近年自転車は、コロナ禍で密を避ける移動手段としての利用だけなく、地球環境にやさしい気軽なアウトドアレクリエーションとしても注目され人気を集めています。また、全国の自治体による「サイクルツーリズム」の推進や鉄道会社による「サイクルトレイン」の導入など、観光促進に自転車を活用する動きが活発化しています。
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西鉄天神大牟田線のある福岡県も、サイクルイベントの企画やコース整備などを行っており、自転車利用のニーズは福岡県下において、益々増大するものと思われます。
この好機に、西鉄天神大牟田線に「サイクルトレイン」を導入することで、先に述べた福岡県のサイクルツーリズム促進の一助となるだけでなく、新型コロナウイルスの影響により落ち込んでいる観光需要を喚起させ、沿線地域の新たな賑わい創出へ貢献することを目的としています。
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どんなふうに利用するの?
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今回の実証実験では、土曜、日祝日の昼間の時間帯における特急列車限定で、自転車を車内に持ち込むことができます。ちなみに、6 両編成の車両の1 両のみを自転車持ち込み可能車両とします。
そして、一番気になる持込み料金は無料!!。乗車運賃のみで利用できるといううれしいサービス。
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本格導入に向けて
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今後は本格導入を目指し、利用いただいたお客さまのご意見を伺いながら、運行日や運行時間、対象駅などについて検証を進めます。将来的には、サイクルトレインを普段のお買い物やサイクリングに利用していただくことで、更なる利便性の向上を目指すとともに、福岡県および福岡県観光連盟が推進する「サイクルツーリズム」の取組みと連携し、様々なイベント開催などを検討していきます。
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会見において、林田社長は記者団に対し、「今までは、鉄道の先の移動はバスの利用を促進していたが、バス事業は人口減少などの影響で維持が難しく路線も充実していない。そこをカバーするという意味で自転車を活用できるのではないかと思う。出先で自転車を使用することで、移動の楽しみ方が広がると思う。合わせて、九経連を中心にサイクルツーリズムの動きは九州で盛り上がっており、西鉄も一緒に盛り上がりたい。全ての方が快適に利用できるよう検証したい。」と述べられました。
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その他会見当日には、傘やスマホ充電器のサブスクサービス「ちょいよか」についても発表しています。
詳細については、ぜひリリースをご確認下さい^^
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