

2月10日(木)、西鉄グループにおける2021年度第3四半期(2021年4~12月)の連結決算が確定し、決算短信が開示されました。
今回はその内容について皆さまへご紹介いたします。
参照)決算短信等:https://www.nishitetsu.co.jp/ir/
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第3四半期最終損益、順調に推移!
国際物流事業で輸出入取扱高が増加したことや、運輸業やレジャー・サービス業で外出自粛などにより需要が低迷したものの、前年同期からは回復したことにより増収、引き続きコスト抑制に努めたことなどもあり2期ぶりの黒字化となりました。
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■第3四半期 セグメント別
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●運輸業
コロナ影響による外出自粛やイベント中止・縮小などにより旅客人員が低迷したものの、前年同期からは回復したことや、運賃施策・ICポイント施策の見直しを実施したことなどにより、増収・増益 ( 損失幅の縮小 )。
●不動産業
住宅事業での分譲マンション販売戸数の増加、賃貸事業での商業施設の賃貸収入の回復などにより、増収・増益。
●流通業
収益認識会計基準等の適用の影響や巣ごもり需要の反動減により、減収。ストア事業での粗利率の低下や販促費の増加などもあり、減益。
●物流業
世界経済の改善などにより輸出入取扱高が増加し、増収・増益。
●レジャー・サービス業
ホテル事業でコロナ影響により稼働が低迷したものの、前年同期からは回復したことや、娯楽事業で「かしいかえんシルバニアガーデン」の営業終了に伴う特需などにより、増収・増益 ( 損失幅の縮小 )。
●その他
収益認識会計基準等の適用の影響などにより、減収。金属リサイクル事業での国内鉄スクラップ相場等の上昇による粗利の増加などにより、増益。
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油断は禁物!通期連結業績予想
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業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を合理的に算定することは依然として困難な状況ですが、最近の業績動向等を踏まえ、前回公表値を修正しました。
新たな変異株であるオミクロン株の感染急拡大により、鉄道事業およびバス事業での旅客人員の減少や、ホテル事業での稼働の減少が見込まれる一方、国際物流事業での輸出入取扱高の増加などにより前回公表を上方修正し、営業収益は4,067億円(連結決算開始以来、歴代1位の売上)となる見込みです。
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引き続き、"修正"第15次中期経営計画に基づいた事業モデルの変革に取り組み、「筋肉質でサスティナブルな企業グループへの変革」に努めて、業績予想の達成を実現しましょう!
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