

11月10日(水)、西鉄グループにおける2021年度第2四半期(2021年4~9月)の連結決算が確定し、決算短信が開示されました。
今回はその内容について皆さまへご紹介いたします。
参照)決算短信等:https://www.nishitetsu.co.jp/ir/
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第2四半期最終損益、2期ぶりの黒字化!(最終損益1百万円)
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国際物流事業で輸出入取扱高が増加したことや、運輸業やレジャー・サービス業で外出自粛などにより需要が低迷したものの、前年同期からは回復したことから増収、引き続きコスト抑制に努めたことなどもあり2期ぶりの黒字化となりました。
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■第2四半期 セグメント別
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「運輸業」については、コロナ影響による外出自粛やイベント中止・縮小などにより旅客人員が低迷したものの、前年同期からは回復したことや、運賃施策・ICポイント施策の見直しを実施したことなどにより増収・増益 ( 損失幅の縮小 )。
「不動産業」については、住宅事業での分譲マンション販売戸数の増加、賃貸事業での商業施設の賃貸収入の回復などにより、増収・増益。
「流通業」については、収益認識会計基準等の適用の影響や巣ごもり需要の反動減により、減収。ストア事業での粗利率の低下や販促費の増加などもあり、減益。
「物流業」については、海外経済の改善などにより輸出入取扱高が増加し、増収・増益。
「レジャー・サービス業」については、コロナ影響による海外からの移動の制限や国内での移動自粛などを受けて、稼働・旅行客数は低迷したものの、前年同期からは回復し、増収・増益 ( 損失幅の縮小 )。
「その他」については、収益認識会計基準等の適用の影響などにより、減収。金属リサイクル事業での国内鉄スクラップ相場等の上昇による粗利の増加などにより、増益。
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■物流業が引き続き好調
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■主な事業の回復シナリオ(鉄道事業・バス事業・ホテル事業)
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通期業績予想、実現へ
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業績予想につきましては、たび重なる緊急事態宣言の影響などにより、鉄道事業およびバス事業での旅客人員の回復や、ホテル事業での稼働の回復が想定より遅れている一方、国際物流事業での輸出入取扱高の増加や住宅事業での分譲販売区画数の増加などにより、対前年を大きく上回る3,904億円(歴代2位の売上)となる見込みです。
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引き続き、"修正"第15次中期経営計画に基づいた事業モデルの変革に取り組み、「筋肉質でサスティナブルな企業グループへの変革」に努めて、業績予想の達成を実現しましょう!
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