
2019年度決算
先月、2019年度決算が発表され、投資家向けに決算説明会を開きました。
※説明会は新型コロナウイルスへの対応のためテレフォンカンファレンスを利用した、遠隔での実施となりました。
昨年度末から、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ホテル・運輸業をはじめ、西鉄グループの各事業で大きな影響が出ています。
どこから見られるの?
詳細は、西鉄グループホームページのIR情報に掲載されています。
Web版グループ誌「まち夢コネクト」のトップページ最下部にもリンクを配置しているので、毎月発表している月次営業概況と合わせて、随時チェックし、コロナ禍の中、自分が勤める会社がどのような状況なのか確認していきましょう。
コロナで激変、今後どう取り組んでいくの?
それでは、決算説明会資料の一部を見てみましょう。
西鉄グループは運輸・流通業などをはじめ、地域の皆さまを生活を守る「公共的な役割」を担う企業です。その社会的使命を果たすべく、事業を継続することを最優先に取り組んでいくと方針を打ち出しました。
私たちグループ従業員は企業理念のとおり、「地域とともに歩み、ともに発展する」ことを実践していく、ということになります。「地域」とはグループが事業を展開するエリアを指し、福岡はもとより、広く海外も含み、お客さま、取引先など、関わりのあるすべての人々とその社会ととらえます。
この方針のもと、西鉄グループの従業員一人一人が、これからも変わらずに、社会的使命を果たしていきましょう。
社会の変化、経営体質の変革
つぎにこちらのスライドをご覧ください。
国内の新型コロナウイルスの感染は落ち着きを見せつつあるものの、今後完全にコロナが消滅するかといえば、わかりません。コロナ禍を経験した社会は、日常生活や経済活動が著しく制限された経験から、人々の価値観や行動様式に変化が起き、これまでの社会とは異質のものとなることが想定されます。
西鉄グループもその社会の変化を的確にとらえ、速やかに対応していくことが、持続的成長を目指すうえで重要になります。移動の減少・分散は短期的には運輸業をはじめ多くの事業で向かい風となりますが、中・長期的には、福岡という地方の中核都市を主たる事業基盤とする西鉄グループにとって追い風とも考えられます。
これらの社会の変化をチャンスに変えるべく、経営のあり方や戦略の見直しを進めて、筋肉質でサスティナブルな経営体質への変革を進めることとしています。
西鉄始まって以来、最大の苦難ともいえるこの状況ですが、倉富社長は「この困難は必ず乗り越えられる。苦難の時こそ、前向きに明るく取り組むことが大事」と従業員に向けてメッセージを発しています。
私たち西鉄グループが一丸となって、この難局を乗り越えてまいりましょう。
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