

こんにちは、東京事務所の西野です。
今回は、東京湾岸エリアをメイン会場として開催された最先端技術のイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」をレポートします!
SusHi Tech Tokyo 2024とは?
"持続可能な新しい価値"を生み出す"Sustainable High City Tech Tokyo"略して 『SusHi Tech(スシテック)』。
やや強引なネーミングはさておき、東京都が大々的に取り組むイノベーション創出・未来技術発信イベントが、湾岸エリアを中心に4~5月の約1ヶ月間開催されました。
多様なプログラムのうち、衣食住や乗り物などの最先端の技術が体験できる"ショーケースプログラム"を視察してきました。
『空飛ぶクルマ』パブリックビューイング
次世代モビリティとして話題に上ることも多い『空飛ぶクルマ』のデモ飛行を見学。
ゆったりと回転・上下しながらの浮遊でしたが、性能的には時速100km/h程度の飛行も可能とのこと。
ヒゲがSo coolなパイロットが操作性の良さを力説していました。
日常の移動交通としての実用化には法規制も含めて多くのハードルがありそうですが、レジャーとしての体験飛行は近い将来実現しそうな期待感があります(アメリカでは体験飛行が解禁済)。
XRバスツアー
車内の窓や天井に仮想現実(VR)・拡張現実(AR)映像を上映できるバスに試乗。
現実と仮想の景色が交差する視覚表現に加え、座席の振動や香りを駆使した仕掛け、立体音響に五感が刺激され、近年トレンドとなっているイマーシブ(没入感)体験を存分に味わえました。
移動空間の新たな価値創造に大きな魅力を感じます。
XRバスは今後、注目の観光コンテンツになりそうです。
自動運転
会場エリア間の歩行空間を運行するエストニア製の自動運転EVに試乗しました。
道中は歩行者の後ろを数百メートルの間ノロノロと追従(走行音が静か過ぎて歩行者がバスに気づかない...)道路際の茂った葉っぱを障害物とみなして完全停車、横断歩行者が多い交差点では小刻みな発進・停車のカクカク進行など、安全・慎重な走行と言えなくもないですが、臨機応変な判断は人の操作に遠く及ばずの感がありました。
近年、自動運転の実証運行が盛んになってきていますが、快適性や信頼性は走行環境に大きく依存するという課題を改めて実感しました。
その他展示
アシストスーツの装着体験、様々なロボット技術の披露、最新のモビリティ車両のVR体験(2021.7の見聞録と同内容展示)等を視察しました。
ロボットが百発百中でスリーポイントシュートをスパッと決める瞬間が心地良くてしばし傍観。
また、今回は視察できませんでしたが、別日程ではスタートアップ企業による多様なイノベーションの展示があり、白熱した交流が重ねられたようです。
さいごに
「"2050年の東京"を体験できる5日間」という宣伝文句に期待し過ぎ、どこか既視感がある展示体験の数々には少し物足りなさも感じましたが、イベント全体では430社を超える企業が参加、都市課題の解決に向けたスタートアップ交流の場としてはアジア最大級の一大イベントでした。
首都圏で開催される見本市や展示会は多岐に渡ります。
各分野の最新情報やトレンドを知る絶好の機会となっています。
興味のある分野に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
・・・という締めの文章は西鉄版生成AIサービス「N-GAIS」に委ねてみました。
Webグループ誌作成の未来も変わっていく!?
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