

東京事務所の川上です。今回は、7月19日~9月5日まで有楽町の東京スポーツスクエア本館で開催される「Tokyo Tokyo ALL JAPAN COLLECTION」を紹介します。
当イベントは東京2020オリンピック・パラリンピックに合わせて、東京をはじめとした日本の伝統文化や産業に加え、日本各地の魅力を49日間に渡り国内外に発信することを目的に開催されるものです。
東京と地方の文化、伝統に触れ、見て、買って巡れるブースやステージに加え、別館では「東京名物、東京二八そば」など東京・日本を代表する飲食メニューが入れ替わりで提供されています。
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16の多彩な企画ブースで魅力を発信!
当イベントではサブタイトルを「有楽町ショーケース」と銘打ち、東京、日本が誇る伝統工芸や最先端テクノロジー、名産品、豊かな食の世界など衣・食・住・遊のあらゆる要素を集結し、16の企画ブースが設置され魅力を発信しています。
公式ホームページに概要が載っていますが、数が多いので今回はいくつかに絞ってご紹介します。
*公式HPはこちら https://all-japan-collection.tokyo/top/index.html
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■伝統工芸PR(TOKYO DENTO KOUGEI PARK)
「伝統工芸品のある新しい暮らし」をテーマに、東京をはじめ全国の伝統工芸品の展示・販売等を通じて、伝統工芸品の持つ様々な魅力を発信してされています。
もちろん久留米絣や小石原焼など福岡県の工芸品も展示されておりました。文化的なものに明るくない私でさえ興味深く見学できるほど素晴らしい展示でした。
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■中小企業PR
都内の意欲ある中小企業が入れ替わりで出展し、出展、展示、販売などを通じてその技術力や 多彩な魅力を発信されています。
『空飛ぶクルマ』の開発をおこなう有志団体「Dream On」による"『空飛ぶクルマ』VR体験"をさせていただきましたが、臨場感の高さに驚きました。
東京の上空を飛び、東京タワーや東京湾、国立競技場などを楽しむ疑似体験ができるのですが、VRの技術はもちろん、飛行に合わせての振動や風を感じる仕掛けなどがあり、リアルとヴァーチャルがわからなくなるほど精巧でした。
この『空飛ぶクルマ』VR体験は、まずは「仮想で未来のイメージを合わせ」、その上で議論を重ね「実装につなげる」ために開発されたそうです。まずは2025年に大阪で開催される万博での社会実験を目指されているそうです。
(※『空飛ぶクルマ』VR体験は7月21日で終了されています。)
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■ 夏の全国特産品マーケット
47都道府県の特産品を取り揃えられています。暑い夏に涼を楽しめる飲食品や工芸品等を通じて、地域の魅力が堪能できます。
ビールや日本酒など酒類の種類が充実しており、お酒好きの方にはたまらない感じです。また、全国の特産品の品揃えも豊富で、とても楽しいブースとなっています。
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結びに
東京では新型コロナ感染拡大に歯止めがかからない状況であるため、東京オリンピックは無観客での開催を余儀なくされ、残念ながら盛り上がりにも欠けています。
東京オリンピックは本来ならば、競技自体を楽しむことに加え、日本全国の様々な魅力を世界に示す絶好の機会であったことを改めて感じました。状況は厳しく、制約は多いですが、その中で頑張っていくしかありませんね。
当イベントも感染対策を徹底し、人数を制限して行われていることに加え、ブースの紹介動画を配信されるなどオンラインコンテンツも充実されています。興味がある方はご覧ください。
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