

こんにちは、東京事務所の北島です。
今年の4月27日、東京・港区に「こどもの視点カフェ」というカフェがオープンしました!
名前だけを聞くと「一体なんのこと???」となりますが、実は「伊藤忠商事株式会社」が取り組みをすすめるSDGsの一環なのです。
実際に訪問してきましたので、早速リポートです!
こどもの視点カフェとは
伊藤忠商事株式会社本社(東京都港区北青山2丁目)の横に「ITOCHU SDGs STUDIO」という施設があり、その中に併設されているカフェです。
ちなみに「ITOCHU SDGs STUDIO」とは、世の中のあらゆるSDGsに関する取り組みの発信拠点となるべく、2021年4月に開設されました。
※「ITOCHU SDGs STUDIO」の詳細は公式HPを参照してください
こどもの視点カフェは、一言で表現すると「大人がこどもの視点に実際立つことで、こどもの気持ちを味わう・考えることができるカフェ」です。
主催者によると、「こどもの視点に立って世界を見ることで、こどもにとって安心安全な暮らしと社会のあり方というところを考えるきっかけを提供したいという思いで運営しているカフェになります。
想像はできても、なかなか実体験を伴ってということは難しいところもあると思うので、今回本当に、こどもだったらどのくらいの大きさなのか、重さなのか、みたいなところを大人サイズに再現することで、より分かりやすく考えていただくきっかけを提供したいと思っております。
どういうふうにこどもにとって世界が見えているのかというところを体験していただくことで、こどもに対しての向き合い方が変わってくると思うので、そのきっかけの一助となればと考えております。」とのことです。
こどもになれる様々なコンテンツ
カフェの中には実際にこどもの視点を体験できるコンテンツがあります。その中からいくつか紹介したいと思います。
1.巨大なランドセル
小学生のとき誰もが背負ったランドセル。
大人の体感では、その重さは約18キロとのこと。
実際に背負ってみると重心が後ろに持っていかれ歩くのも一苦労です。
小さなこどもがこれを毎日背負って通学するのは大変なことであると改めて気付かされます。
2.こどもの視点セット
カフェのメニュー(食べ物・飲み物)をこどもから見たらいかに大きいのか実感できます。
私が注文したのはリンゴケーキとアイスコーヒー。
大人視点ではSサイズほどですが、こども視点になるとケーキは一人では食べきれないほど巨大サイズでしたし、アイスコーヒーは特大のLサイズほどのインパクトがありました!
※写真内のペットボトルは、持参した実際の市販サイズ(500ml)です。
3.ベイビーヘッド
赤ちゃんは四頭身と言われており、頭を大人で換算すると約20キロもあります!
施設内ではそれを可視化した模型、ならびに20キロの重り※が展示されています。
※写真左下にある緑の袋
カフェ内には他にも、こどもにとっての時間感覚・こどもから見た大人の見え方など様々なコンテンツが充実しており今までにない斬新な感覚を味わうことができました。
※「こどもの視点カフェ」の詳細は公式HPを参照してください
さいごに
サステナブル社会をめざし色々なところでSDGsに対する取り組みが行われていますが、どの立場・どの視点に立つかによってその取り組み方は多種多様にあるように感じます。
今回は"こども"にスポットを当てたものでしたが、普段は中々こどもの立場になって物事を捉える機会はありませんでした。
これまでの考えに固執せず、想像力を膨らませながら様々な視点から取り組みを進めていくことの重要性に気付かされる良い機会となりました。
※「こどもの視点カフェ」をプロデュースする「こどもの視点ラボ」の公式HPです。
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