

こんにちは!働き方改革プロジェクト担当です。
今回は、6月に実施した「働き方改革に関するアンケート」の結果についてご報告させていただきます!
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本アンケートは、西鉄の働き方改革の今後の進め方を検討するにあたり、社員の皆さまの声を参考にさせていただくべく実施いたしました。
有難いことに1,000名を超える皆さまから回答を頂戴しました。お忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございました!
地域マーケット・国際物流部門で凡そ半々の回答を頂戴し、回答結果の傾向に違いが見られましたので、
今回は地域マーケット編、次回は国際物流編と2回に分けてご報告したいと思います。
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働き方改革が目指す姿とは?
まず、アンケートを実施した目的に係る、働き方改革が目指す姿についてご紹介させていただきます。
我々は、働き方改革の目指す姿を"生産性向上の状態"と考え、下図の好循環の実現を目指しています。
この好循環を実現する打ち手の検討材料とするため、今回のアンケートを実施させていただきました。
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アンケート結果は?
アンケートでは、
- 業務効率化
- ワークプレイス
- 人事制度
- DX・ICT
の4つのテーマに応じた取り組みメニューをお示しし、西鉄の生産性向上に効果があると思う上位3つについてお答えいただきました。
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【01_業務効率化】
- 「資料作成の効率化・ルール決め」「単純業務の自動化・システム化」「業務プロセスの見直し」の順で回答数が多い。
- 「資料作成の効率化・ルール決め」「単純業務の自動化・システム化」は、いずれも非管理職からの回答が多い。(①)
- 「業務プロセスの見直し」「会議の効率化・ルール決め(※次点)」は、管理職からの回答が多い。(②)
※管理職・・・課長以上
もっと効果的に時間を使いたい!という思いが見える結果でした。見直すべき業務の無駄がまだまだ潜んでいそうですね。
一方、コミュニケーションにはそこまで課題を感じられていないように見受けられます。
特に、飲みニケーションはコロナの影響を受け親睦の形が変わってきたためか回答数は少ないですね。
ただ、僅差ではありますが、回答数が管理職<非管理職と出たことは意外でした!
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【02_ワークプレイス】
- 「個室・集中ブースの設置」「サテライトオフィス(コワーキングスペース等)の活用」「在宅勤務の取得要件緩和」の順で回答数が多い。
- 「サテライトオフィス(コワーキングスペース等)の活用」は、管理職からの回答が非常に多い。(①)
- 「在宅勤務の取得要件緩和」は、非管理職からの回答が多い。(②)
現在博多センタービルにある集中ブースは空いていることが多いので、個室・集中ブースの設置が最多の回答数を得たことは意外でした。
今とは違う形の、業務に集中できるスペースを望まれているのかなと感じます。
また、サテライトオフィスの活用は、開発部門(海外開発、天神開発、住宅等)の管理職からの回答が目立ちました。
外部会議等で外出する機会が多い部門かと思いますので、天神などの拠点にサテライトオフィスができれば無駄な移動を減らすことができそうですね。
在宅勤務の取得要件緩和については、全体的に女性の回答数が多かったです。育児・介護の場面等で必要と感じることが多いのではないでしょうか。
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【03_人事制度】
- 昇進昇格の意向確認や異動希望調査といった「キャリア選択可能な制度」、次点同率で「週休3日制度」「資格手当の充実」の回答数が多い。
- 「週休3日制度」「資格手当の充実」は、非管理職の回答が非常に多い。(①)
- 「タレントマネジメント」は、管理職の回答が非常に多い。(②)
キャリア選択可能な制度の回答数は管理職・非管理職の偏りなく多く、全社的に必要と感じていらっしゃる方が多いようです。
ワーカーの価値観が多様化する時代、一様ではなく、百人が百通りのキャリアを自ら考え、望むことは当然のように感じました。
一方で、週休3日制度の回答数が多かったことは意外でした。
週の所定労働時間は変えないという前提でしたので、メリハリつけて働き・休みたいという方が多いようです。
休みの日を家族の時間、一人の時間として充実させたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いずれも「働き方(・休み方)を自ら選択したい」という思いが見える結果でした。
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【04_DX・ICT】
- 「PCの社外持ち出し」「ペーパーレス・ハンコレス」「スマホ・タブレット端末の支給」の順で回答数が多い。
- 「PCの社外持ち出し」は、管理者の回答数が多い。(①)
- 「ペーパーレス・ハンコレス」は、非管理者の回答数が多い。(②)
外部会議への参加等に加え、コロナ禍に伴う在宅勤務が増え、PCの社外持ち出しが必要だと思われる方が増えてきたのではないでしょうか。
どこでも働けるという環境を求める点で、スマホ・タブレット端末の支給も同じかと思います。
セキュリティリスクは高まるものの、外出中の空いた時間で仕事を進めることができれば、生産性は間違いなく向上しますよね。
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次回は・・・
地域マーケット編の結果については以上です。
今回、我々が想定していなかったメニューに回答が集まるなど、アンケートをしなければ得られなかった情報を多く得ることができました。
改めまして、アンケート回答へのご協力ありがとうございました。
次回は、8月下旬に国際物流編の記事をアップ予定です。どうぞお楽しみに!
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【参考:回答者概要】
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