

こんにちは!DX・ICT推進部です。
優秀賞に輝いた計6チームのインタビューを3弾に分けてお届けします。
第2弾は総務部 法務統括課チーム(取り組み内容:契約書チェック業務のデジタル化)、株式会社ニモカ 業務部 森一生さん(取り組み内容:RPAによる適格請求書対応)にインタビューをしてきました!
総務部 法務統括課 チーム インタビュー
ー優秀賞を受賞されたときの感想を教えてください。
普段から褒められるような業務があまりない部署なので、自分達で考えた取り組みが評価されてうれしいです。
ーデジタル化推進に取り組んだ動機を教えてください。
1年前にDX・ICT推進部でKintoneの推進活動をしていて、私たちでも何かできるのではないかと思ったのがきっかけです。
契約書レビュー機能(外部サービス)については、実際に使っている他社の方に、担当者の知識や経験に関係なく、一定レベルでの契約書チェックができることや、ナレッジの蓄積に役に立つということを聞いたので導入を検討しました。
ー実際に使ってみた感想を教えてください。
〇契約書レビュー機能
各部から依頼された契約書案を見て、書いてある条文については「これってウチにとってリスクじゃない?」「これは当社にとって不利だからこう変えられませんか?」というのは指摘しやすいのですが、
案に書いていないものについて、他にどのような条文を入れておいたほうがいいのかを自分たちで気づくのは難しいので、AIがチェックしてくれるのは便利です。
この機能を使う前は、その都度、参考書で調べたり同じような契約類型の過去事例を調べたりしていたので、ずいぶん効率的になりましたし、AIが指摘した点を確認することで学習機会にもつながりました。
〇Kintone
以前はメールや電話等で担当者同士がやりとりしており、上長が依頼内容を把握できていなかったのですが、Kintoneを導入してからはみんなが依頼内容を確認でき、上長が担当者を決めるので、偏りが無くなりました。
入口をKintoneにしたことでこれまで依頼して来なかった方も申込がしやすくなったみたいで依頼も増えております(笑)
導入前は申込実績をエクセル管理しており、煩雑なうえに入力漏れもあったのですが、Kintoneにしてからは集計・分析もしやすくなりました。
ーみなさんへ一言お願いします!
まずはめんどくさい、やりたくないという業務を簡単にできないかな?と疑問をもつことが大事だと思います。
DX・ICT推進部が実施しているkintone道場で基本的なことを教えてもらえ、自分の業務にどう活かせるかイメージもわくと思います!
興味がある方は、ぜひ行ってみてください(笑)
表彰式当日の事例発表の様子はコチラ!
株式会社ニモカ 業務部 森さん インタビュー
ー優秀賞を受賞された感想を教えてください。
この度は当社の取り組みを高く評価していただきありがとうございます。
まさか受賞するとは思っておりませんでしたが、デジタル化にそこまで詳しくなくても発想を転換することで、システム改修をすることなく費用を抑えられたことを評価いただけたのではないかと思っております。
ーデジタル化推進に取り組んだ動機を教えてください。
2023年10月1日からインボイス対応義務化に対応するため、nimocaのセンターシステムの改修を検討していましたが、
システム改修には相当な金額が必要であったため、適格請求書の要件をあらためて詳細に国税局に確認したところ、
nimocaのセンターシステムを改修することなく、RPAでつくれそうだと思ったのがきっかけです。
ーシステム導入にあたって苦労したことなどありましたか?
以前構築をしていたRPAのシナリオを応用してつくったので、シナリオ作成に手間はかかりませんでしたが、
RPAで対応する方法を考え、その方法で問題ないことを確認することに時間はかかりました。
また、nimoca加盟店の適格請求書番号(約800件)を地道に確認し、リストにしてもらう作業がとても大変でした。
ー今後新たに取り組んでみたいことがあれば教えてください
現在、㈱ニモカとしては営業活動を管理・把握する仕組みをKintoneでつくることに取り組んでいます。
表彰式当日の事例発表の様子はコチラ!
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