

こんにちは!DX・ICT推進部です。
優秀賞に輝いた計5組のインタビューを2回に分けてお届けします。
第2回は以下の2組にインタビューを行いました。
【天神開発本部 福ビル街区開発部】
取り組み内容:ワンビル商業テナント向けポータルサイトの構築
【鉄道事業本部 営業部 営業課】
取り組み内容:NishitetsuTRAIN AD DX ~デジタル技術を活用したアナログ広告媒体の新規収益化の構築~
天神開発本部 福ビル街区開発部インタビュー
天神開発本部 新開 千聖さん
―今回の受賞についての感想をお聞かせください。
受賞できるとは思っていなかったので、率直にびっくりしました。自部署の業務を評価いただけて嬉しかったです。
―プロジェクト開始前、どのような課題意識を持っていましたか?
西鉄とテナント様の間でデータのやり取りが多く発生しており、同じ内容を数十社へ個別に送付する手間やファイル転送サービスにはダウンロード期限があり再送付が必要になる手間がありました。開業期が近づくにつれ、この課題が大きくなるのではという懸念があり、どうにかしなければという思いが商業担当と開業準備担当の中でありました。
―プロジェクトを進める上で、特に苦労した点や困難だった点は何ですか?
はじめてkintoneを扱ったため、操作を覚えることと、短期間でエラーなく構築を行うことが大変でした。
また、社外公開のため、セキュリティ面をどうするのか頭を悩ませました。
DX・ICT推進部の伊藤さんやNISの永渕さんへ都度相談させていただきながら、1つずつ解決していきました。
―プロジェクトを通して、業務プロセスはどのように変化しましたか?
以前は各担当者から個別にメールで送信していましたが、サイトの案内を送ることで一斉に情報を公開することができるようになりました。アンケートで情報を一括管理しているため、提出状況も一目で管理できるようになりました。
―今後の目標や展望について教えてください。
ワンビル開業後はビル運営において、より一層業務効率化やデータ活用が求められると考えられます。今後も必要に応じて開発や来館者データの活用などを行っていきたいと思います。
表彰式当日の事例発表の様子はコチラ!
鉄道事業本部 営業部 営業課インタビュー
鉄道事業本部 後藤研心さん
―今回の受賞について、感想をお聞かせください。
通常の業務効率化やデータ分析とは異なる角度でのデジタル化で、評価してもらえるのか不安を感じておりましたが、賞をいただくことができ大変光栄です。
―プロジェクト開始前、どのような課題意識を持っていましたか?
西鉄において、中吊り広告は、デジタル化やスマホの普及により年々出稿量が減少しています。ですが販売の仕方によってはまだまだ可能性はあると感じていました。地方路線に乗ると、地元のお菓子屋さんやかばん屋などバラエティに富んだ中吊りを見ると楽しい気持ちになるため西鉄電車でも実現できないかなぁと。一方で、ナショナルクライアントが多く、単純な割引施策を行うとさらに減収につながるというリスクもあったため、頭を悩ませておりました。
―プロジェクトを進める上で、特に苦労した点や困難だった点は何ですか?どのように乗り越えましたか?
通常の枠との兼ね合いや、この仕組みを理解して実施する許可を得るプロセスに苦労しました。アイデアは一度出た後は発想が広がりますが、それが現状をどのように改善し、どんなメリットを会社にもたらすかを言語化することが非常に難しかったです。
―今回の経験を通して、今後のデジタル化推進において重要だと思うことは何ですか?
私自身、DXの知識が豊富ではありません。今回の案件も、複雑なコードやシステムを使うわけではなく、日常で見かける「二次元バーコード」を活用したものです。身の回りにある何気ないデジタル化されたものやコトの特徴を、発想することで業務に繋げ合わせることができると考えております。
そのことを頭に入れながら業務改善に向きあうことが重要だと感じます。
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2024年度デジタル化推進表彰の受賞・応募一覧はコチラ!
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