

こんにちは!DX・ICT推進部です。
優秀賞に輝いた計6チームのインタビューを3弾に分けてお届けします。
第1弾は自動車事業本部未来モビリティ部・西鉄情報システム・西鉄エム・テック混合チーム(取り組み内容:西肥バスへのバスナビアプリサービスの提供)と、
学校法人 西鉄学園の古賀さん(取り組み内容:経費精算システム「楽楽精算」およびLINEPayかんたん送金サービスの導入による、業務の効率化とリスクの低減等に寄与する改善)にインタビューをしてきました!
自動車事業本部未来モビリティ部・西鉄情報システム・西鉄エム・テック混合チーム インタビュー
ー優秀賞を受賞されたときの感想を教えてください。
当社のバスナビシステムのサービス導入開始から約20年。
先人の方々が培ってきた努力やアイデアを活かし、他の事業者様へ展開できた取り組みに対して評価していただき、大変光栄に感じております。
ーデジタル化推進に取り組んだ動機を教えてください。
お客さまにとって利用しやすいだけでなく、事業者目線を取り入れ、運行管理者が使いやすいシステムという視点で改善を進めている中で、転機が訪れたのは2018年でした。
ICカードnimocaの車載器開発において、バスナビシステムとnimocaシステムの通信回線を一元化する仕組みを各メーカーと仕様協議を行い完成させておりました。
また、その際、通信キャリアと価格交渉を行い、通信料の低コスト化を実現しておりました。
その後、nimocaを導入頂いていた西肥自動車様より2021年に相談を受け、2023年2月のシステム導入に至りました。
ーシステム導入にあたって課題などありましたか?
車載機器関係は、nimoca導入時にご採用頂いている機器で対応できることは認識しておりましたが、初めての他社展開でもあり、課題が山積しておりました。
その中も当社の物理サーバーが使用できないことが発覚し、西鉄情報システムへ相談したところ、システム環境をクラウドサーバーで構築することを提案いただいたことで、西肥自動車様へのサービス提供が実現いたしました。
また、システム導入にあたり、現場の乗務員へ操作や運用の説明を行う必要がございましたが、nimoca導入時より培った現場関係者と西鉄エム・テック担当者との信頼関係もあり、説明・教習から導入までスムーズに進めることができました。
ーシステム導入にあたって業務の役割分担があれば教えてください
自動車事業本部が全体の進捗管理・課題管理・総合窓口業務、西鉄エム・テックが車載機データの作成や車載機の操作説明、西鉄情報システムがシステム開発やアプリなどの操作説明を担当しました。
ー今後新たに取り組んでみたいことがあれば教えてください
共通プラットフォームとしてニモカを採用頂いている事業者様へ同システムが広がってほしいと考えております。また、ダイヤ改正作業等、デジタル化を検討できる業務は多くありますので、単に作業を無くすという観点だけではなく、ミスが少なくなるような業務フローの見直しも同時に行い、現場の負担を軽減できるような取り組みを考えております。
表彰式当日の事例発表の様子はコチラ!
学校法人 西鉄学園 古賀 貢照さん インタビュー
ー優秀賞を受賞されたときの感想を教えてください。
楽楽精算に関しては他のグループ会社も導入をしている中、優秀賞という栄えある賞をいただき大変うれしく思います。
ー数あるシステムがある中、なぜこれらのシステムを選んだのですか?
楽楽精算に関しては、他のグループ会社への導入実績があったことに加え、ヒアリングしてコスト面や導入期間が短かったのが決め手になりました。
LINEPayに関しては、システム導入にあたり他社だとシステム導入費用や、月々の基本料金が発生するところがゼロというのが魅力的でした。
ーシステム導入までの期間はどれくらいかかりましたか?
楽楽精算に関しては、システム設定から説明会を実施するまでに約3カ月、LINEPayに関してはユーザー登録をするだけで使うことが出来るため、ほぼ時間がかかりませんでした。
ーシステム導入にあたって苦労したことなどありましたか?
システムを導入するまでにユーザーに対して説明し、理解いただくのに時間がかかり苦労しました。
さまざまなご意見を頂戴しましたが対話を重ねることでご理解いただきました。
例えばLINEPayナンバーの誤入力で誤送金があったらどうする等、意見がありましたが、13ケタの番号と電話番号(任意)を紐づけて照合することで誤送金を回避すると説明し、納得いただきました。
ー実際に現場で働かれている方の反応はどうですか?
楽楽精算に関しては、スマホひとつで申請が完結して業務が非常に楽になりました。
LINEPayに関しては、オープンキャンパスがある度に銀行へ現金を下ろしに行く作業が無くなり負担が減りました。
ー今後新たに取り組んでみたいことがあれば教えてください
現場では紙ベースの業務が多く残っておりますのでKintone等を活用し、更なるデジタル化を推進していきたいと思います。
表彰式当日の事例発表の様子はコチラ!
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