

みなさん、你好!(ネイ・ホウ 広東語でこんにちは) NNR香港の平岡です。
7月19日、香港から米国のテネシー州メンフィスまで、貨物専用機を丸ごとチャーターしたサービスについて、ご紹介します!
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(↑チャーター便の前で、左から西尾さん・平岡・Mavisさん・石田さん)---
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お客さまの期待にこたえる
今回、お客さまから「米国向けに大口の緊急出荷(事務用複合機)があるんだけど、良い方法はないかな?」と相談がありました。
「海上便では納期に間に合わない、通常の航空便で運べる物量でもない」とのことで、「飛行機をチャーターして一回で運ぶ」方法を提案させていただきました。
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一般的に航空貨物は、旅客機や貨物機の一部スペースを使って、他の荷主の貨物と一緒に輸送するのが普通なのですが、今回は総重量75トン(鉄道車輛2輌分に相当)、645パレット※の大口だったので、特殊な手配が必要となったのです。
(※パレット...物流に用いる、荷物を載せるための板のようなもの。)
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世界最大の実用輸送機「アントノフ」
ところで、この度の輸送を担ったのは、「アントノフ」という世界最大の実用輸送機です。
通常の機材では運べない大モノを輸送することを目的に旧ソ連時代のウクライナで開発されました。
航空マニアの間ではとっても有名で、飛来情報が事前に流れた時は、多くのファンが空港に詰めかけるほどなんですよ。
なんと重機や路面電車まで搭載できてしまう凄腕で、その特性を活かして災害時の援助活動などでも大活躍しています。
(↑搭載前の貨物室内は広々...!)
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当日は、生憎の悪天候でしたが、作業員や乗組員の方々の熟練された共同作業で、大量のパレットが丁寧に積み込まれていきました。---
香港を出発したアントノフ機は給油の為、途中、セントレア(名古屋)と米国のアラスカ州フェアバンクスを経由してメンフィスへ。
(↑メンフィス空港に到着したアントノフ機)
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メンフィス空港到着後はNNR USA・アトランタ支店の手厚いサポートで、速やかに輸入手続を終え、空港から20㎞離れたお客さまの元へ。
国や地域の垣根を超えた連携プレーで、安全に配達まで終えることが出来ました。
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初のチャーター機手配を完遂!
実は、チャーター機の手配は、40年を超えるNNR香港の歴史の中でも初めての経験だったのです。
何より、お客さまから「西鉄さん、良いサービスだったよ」とお褒めの言葉をいただけたことが、何ごとにも代えがたい喜びとなりました!
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NNR香港は、これからも様々なことに果敢にチャレンジして、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に努めてまいります。
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