

こんにちは!働き方改革プロジェクト担当です。
-
先日、こちらで本年2月に実施した「業務の生産性向上ガイドライン」のモニタリング調査結果(認知度・理解度・実践度)を
ご報告いたしましたが、(見ていない方はこちらからどうぞ♪)
その中で、新領域事業開発部がガイドライン実践度100%と驚きの記録を達成されました。
新領域事業開発部におけるガイドライン実践の推進役である部長の林田さんにその秘訣を伺ってきましたので、是非紹介させてください!
-
ガイドライン実践度100% 新領域事業開発部長に聞いてみた!
Q. 新領域事業開発部が実践度100%(全社※で1位)を達成されました。※博多センタービルに入居する西鉄本体部門
まずは推進役として、率直な感想をお聞かせいただけますか?
-
A. これまで他部門の実践状況を知る機会が無かったですが、新領域事業開発部が全社1位と聞いて驚きました。
実践度100%は嬉しい記録ですね。
取り組みを理解し、生産性の高い行動を取ってくれている部のメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。
-
Q. なぜ実践度100%が達成できたのか、非常に気になります。
推進役として具体的に取り組まれたことがあれば教えていただけますか?
-
A. 些細なことですが、ガイドライン実践について日常的に発信するよう心掛けていました。
メンバーと仕事を進める中でガイドラインに示されているものがあれば「ガイドラインに書いてあるように・・・」と付け加えて話したり、
異動してきた新メンバーには、最初に「うちの部署は、ガイドラインに沿った仕事の進め方を推奨している」という話をしました。
その際は、闇雲にガイドラインの実践を呼びかけるのではなく、
実践の意義についてメンバーが腹落ちするよう「なぜその行動をすべきなのか」という背景やメリットも伝えるようにしていました。
繰り返し発信することで、段々と浸透していったように思います。
-
Q. 自ら日常的・継続的にガイドライン実践について発信をされたのですね。
推進役である部長の林田さんが実践に前向きであるというメッセージがメンバーの行動を後押ししたように思います。
また、メンバーの腹落ち(共感)をセットにしたのはすごく効果的だったのではないでしょうか。
ではなぜ、前項の取り組みをすべきと考えられたのでしょうか?
-
A. 新領域事業開発部のミッションは、"新たな事業を創出すること"です。
新たな事業を創出するためには、良質な情報をインプットし思考する「創造的な時間」の確保がカギとなります。
しかし、日々社外との会議や社内決裁に向けた資料作成などの業務であっという間に時間が埋まってしまいます。
限られた中で創造的な時間を確保するためには、アウトプットに繋がらない不要な時間を減らすしかないんです。
ガイドラインには、その(不要な時間を減らす)具体的な方法が書かれていますので、活用しない手はありません。
実践にはメンバーの協力が不可欠ですが、遠慮してなかなか行動に移せない方もいるので、
私から「(実践)しても良いよ」ではなく「(実践)してね」という明確なメッセージを積極的に発信していくことにしました。
-
Q. 新領域事業開発部は創造的な時間をさらに確保すべきという思いからスタートされたのですね。
仰る通り、時間は有限なので会社の本質的な業務に振り向けたいですよね。
発信されるメッセージの件、曖昧さがあると「本当に行動して良いのかな...?」と疑って周りの動きを見てしまうのでよくわかります笑
推進役である部長の力強いメッセージがあると迷わなくて良いですね!
実際、取り組みの前後でメンバーの皆さまの変化は感じられたのでしょうか?
-
A. 感じましたね。
例えば、パワポで資料作成する際、スケルトンの状態で「こんな感じのストーリーにします」と相談してくれるようになりました。
(ガイドラインでは資料はスケルトン・ドラフト・フィックスの3段階で作成することを推奨)
以前はフィックスレベルのものに修正指示をすることが多く、担当者は修正作業に時間を要し大変そうでしたが、
現在は早い段階で認識合わせができ、修正指示自体が減りました。大きなスピードアップに繋がっていると感じます。
また、コミュニケーションも増えて、業務中よく話しかけてくれるようになりました。
会話の中で、もし不要な業務に取り掛かろうとしていることがわかったら止めることができていますし、
常に最新の情報でやり取りができていることも生産性向上に繋がっていると感じます。
-
Q. しっかりと実践していただいてますね!
部内の雰囲気が変わった、というお話も興味深いです。
コミュニケーション活性化は生産性向上に大きく寄与すると聞いています。素晴らしい効果ですね。
では、今後推進役として新たに取り組まれたいことがあれば教えていただけますか?
-
A. そうですね、移動のロスは減らしたいと思っています。
そのために現在でも在宅勤務や直行直帰を推奨し、移動に使っていた時間を創造的な時間に充ててもらうようお願いしています。
部長という立場からは、メンバーのパフォーマンス向上に関する提案は尊重しできる限りサポートしたいと思っています。
有難いことに、既存の働き方を疑って自分の意思で効率化したいと言ってくれるメンバーも多いです。
個人的には、まだまだ働き方は変えられるし変えていくべきだと思っています。
-
Q. 林田さんの生産性向上への高い意識がメンバーの方にしっかりと浸透していることがよくわかりますね。
では最後に、少し対象を広げた質問です。
西鉄のさらなる生産性向上のために必要だと思うもの(こと)は何だと思われますか?
-
A. ひとり一人がコツコツとガイドラインを実践することは当然として、
自らパフォーマンスを上げようとする人材を支援する仕組みや奨励する上司が必要だと思います。
会社としても、新たなものを否定せず受け止める文化にしていきたいですよね。
今の"当たり前"を疑い、「こうしたらどうだろう?」という声を皆さんから上げていって欲しいなと思います。
-
林田さん、お忙しいところご対応いただきましてありがとうございました!
推進役の熱心な発信を受け手であるメンバーの皆さまがしっかりとキャッチし(理解・共感)、
ガイドライン実践100%という記録が達成されたことがわかりました。
メンバー発信の行動も歓迎されており、今後もポジティブな循環が期待できそうですね。
私たちも「こうしたらどうだろう?」という声をどんどん上げていきたいですね。
-
引き続き、ガイドライン実践推進に向けご協力いただければ幸いです!
我々働き方改革チームも林田さんの声をヒントに取り組みを推進していきたいと思います。
-
次回は・・・
モニタリング調査で皆さまから頂戴した「働き方改革に関する声」についての記事を配信予定です。
来週の配信をお楽しみに!
この記事へのコメントはありません。