

こんにちは。西鉄広報課です。
西鉄において2023年4月に副業に関するガイドラインが制定され、もうすぐ丸2年になります。実際に制度を利用している方はどんな働き方をしているのでしょうか?
今回は、新領域事業開発部の 渡邉 元輝さんにお話をうかがってきました!
インタビューを受けてくださった方
渡邉 元輝さん
新領域事業開発部 係員
【略歴】2022年に技術員として入社、都市開発事業本部にてチャチャタウン小倉等、北九州エリアの施設の工事を担当。
2024年10月より新領域事業開発部にてmuside業務(アプリの改修、イベントの企画運営、問い合わせ対応、加盟店開拓など)に携わる。
いつから、どんな副業をしていますか?
会社で副業が解禁になった2023年から、私自身の音楽活動をはじめ、知り合いの音楽制作への協力や、イベント企画、機材の修理など、幅広く音楽に関わる副業をしています。
イベントでは音響をお願いされることもあります。
(ギターボーカルを務める、バンド「TellTale Signs」のライブの様子。先日、私たちの楽曲がLoveFMの『HOT20』という番組で紹介されました!)
(ライブではオリジナルグッズの物販も。バッジやCDのほか、新曲音源とそれにぴったりなコーヒーを趣味でブレンドして、一緒に販売しています。)
(知人のバンドのレコーディング中の様子。)
(地元・佐世保で友人と開催したイベントのフライヤー。佐世保の名物、佐世保玉屋サンドイッチのパッケージデザインをオマージュして、手作りしました。)
副業をはじめたきっかけ
音楽活動に関しては、中学時代にギターをはじめたのがきっかけです。友人と、DTM(パソコンで作曲ができる技術)で遊びながら、楽曲制作についての知識も身につけました。最初はスマートフォンのアプリで行っていたものも、次第に本格的な専用機材を使うようになりました。
機材修理に関しては、高専時代に電気電子関係を専攻していた影響が大きいです。高専の先生はとても協力的で、「こういう機材がつくりたい」といえば、材料や方法について親身にアドバイスをくれました。学校の授業や演習と、節約を兼ねた機材修理や自作を重ねるうちに、機材いじりに必要な知識や技術を身に付けることができました。
イベント企画に関しては、高専5年生時に軽音楽部の部長として地元・佐世保で音楽フェスを主催する機会があり、演奏する面白さだけでなく、イベントを企画する面白さを覚えたのがきっかけです。
小さい街だったので、地元のスタジオさんに、「君がやってるフェスのおかげで、うちのスタジオの利用者が増えてるよ、ありがとう!」と言われ、音楽で社会が回るってこういうことなんだな~とぼんやり思ったことが、とても記憶に残っています。
(高専時代につくった機材。制作時には配線を間違えてしまい火を噴いたこともありましたが(!)、無事完成し、現在もよく使用しています。)
(ギターの配線修理の様子。サポート演奏を務めるバンドのライブのリハーサル中、メンバーのギターが急に音が鳴らなくなり、急遽預かり自宅にて修理を行うことに。無事、本番に間に合いました!)
副業のやりがい・今後やりたいこと
お客さんに感想をいただいたときがとてもやりがいを感じます。
音楽は点数等で数値化できるものではなく、お客さんの反応がすべてなので、良い反応でも悪い反応でも、それを楽しみつつ、参考にしつつ、やっていくのが楽しいです。
いろいろなことをやっていると、そこから人脈がひろがりますし、様々な依頼を受けていくことは自分のスキルになっていくし勉強になります。だから、音楽のジャンルに関わらずいろんな界隈の人に声をかけるように心がけています。これは本業にも通じることですね。
今後は、やりたいことはたくさんあるのですが、直近でいくと、今年、地元の友人と、大きいイベントをやりたいねと話しており、まだなにも決まってはいないのですが、実現できるといいなと思っています。
現在は新領域事業開発部にてmusideに関わられていますが、どのような想いで取り組まれていますか。ご自身の経験はどのように活きていますか。
私個人としては、musideを世の中に広めることは、社会のセーフティネットを広げていくことと同義だと思っています。
音楽活動をやっていると、「不登校や引きこもりを経験したが、音楽に触れることで、心を開くことができた」と話す人がよくいます。私自身も、これまでいろんなことで悩んだりした際に、音楽があったから、いままで生きてくることができたと思っています。そのため、私の中では、音楽は社会のセーフティーネットとしての役割を持っている、という認識が強いです。
musideは、そんな音楽が生まれる素敵な場所や環境を、親しみやすくして、もっと人々の身近なものにしていくプラットフォームだと考えております。musideを通して、音楽に触れる人々が増えることで、社会が抱える孤独・孤立の問題の解決に、少しでも繋がればいいなと思っています。
私は、近藤さんと結城さんが発案したこの事業に「社員第1号」の気持ちで参画させていただいています。大きな責任も感じますが、取り組みのなかで、これまで自分がさまざまな場所や立場で音楽に関わっている経験が生きていると感じています。
「学生時代、地元でイベントの企画していたとき、こんなアプリがあればよかった」
「今、福岡での自分の音楽活動の中で、こんな企画があるといいな」
というように、さまざまなユーザーの気持ちを、さまざまな自分の経験と結びつけることで、自分事として捉えるよう意識して、取り組んでいます。
副業を考えている・迷っているみなさんへひとこと
私は日常的に音楽をやっていた人間なのですが、副業として申請することで、対価をもらう分、より向上心を持ってやるようになったという自覚があります。
なので、"やれそうなことはあるけど、まだ副業にするほどでは。。。"と思っている方も、思い切って申請してみたら、やる気が出て、スキルアップできるかもしれません。
学生時代に熱中していた物事を社会人になってやめてしまう人も多いですが、もったいないなと感じます。
副業は、年次が若い人でも自分のスキルを社会に活かす方法のひとつとも言えますし、趣味を継続していく方法のひとつでもあるんじゃないかなと思います。
musideよりお知らせ♪
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渡邉さん、どうもありがとうございました!
★渡邉さんのバンドTellTale Signs「君にとって」MUSIC VIDEOはこちらから(*^▽^*)
★musideアプリでもTelltale Signsの演奏を視聴いただけます
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