

4月1日、西日本鉄道㈱の入社式が行なわれ、新卒者計93名の新しいメンバーが入社しました!
(過去2年間は福岡と東京での分散開催でしたが、3年ぶりに全員対面形式にて行われました!)
新たに西鉄グループの一員となられたみなさま、おめでとうございます。
入社式にて林田社長が述べられた祝辞では、新入社員に向けて歓迎・激励のメッセージを届けられました。
今回は、その一部を抜粋してご紹介します。
再起動の一年。追い風となる変化を逃がさず、チャンス獲得へ向けた挑戦を
「私たち西鉄グループは、コロナ禍の影響を大きく受けた一昨年度の2020年度において、第二次世界大戦直後以来となる大幅な赤字を計上し、ご心配された皆さんも多かったと思います。しかし、2021年度において私たちは、ポストコロナ社会でも、企業として存続し、成長すべく、急ぎ、これまでの事業モデルの見直しに取り掛かりました。」
「その結果、2021年度の決算見込みは、過去最高の売上高となり、1年での黒字復帰を果たし、まさにV字回復を実現できそうです。」
「ロシアのウクライナ侵攻など経済の先行き不透明感は拭えませんが、西鉄グループにとって、今年度は、事業モデルの見直しを完了させ、新たな成長ストーリーへと歩みを進める、いわば再起動の1年です。」
「コロナ禍を経て、社会には様々な変化が生まれていますが、ポストコロナ社会ならではの、西鉄グループにとって追い風となるチャンスがいくつもあります。」
「テレワークやオンライン会議の拡大で、働く場所が多様化し、東京一極集中からの分散化の動きが出てきていることは、大きな追い風です。
西鉄グループの主要な事業基盤である福岡は、天神ビックバンをはじめとする福岡市中心部の再開発が進展しており、首都圏から見た事業拠点の分散先としての魅力度は増す一方です。
これは、首都圏のみならず、世界中から企業を呼び込み、新たな需要を取り込める、チャンスです。」
「また、コロナ禍を経て加速している「デジタル化」の動きも、追い風です。
特に、自動運転技術の進展は、運輸業を営む私たちにとって、大きく事業の在り方を変え、地域の足を維持していくうえでの、大きな転換点になります。
また、AI、デジタル空間の活用を進めることで当社が提供するサービスに新たな広がりを生み出します。」
「さらに、SDGs、カーボンニュートラルといった環境や社会問題の解決に向けた取り組みが、地域社会との共存共栄を企業理念に掲げる西鉄グループにとっては、追い風です。
公共交通の利用促進そのものが、地球環境にやさしく、高齢化に伴う社会課題の解決に貢献するほか、
天神や沿線で中長期の視点でまちづくりを進めていることも、まさに地域の持続可能性を高める取り組みであり、これからの社会のニーズに合致したものです。」
「このように、西鉄グループの追い風となる変化が、世の中にはたくさん起きていますが、それらをキャッチし、会社の成長に繋げるためには、私たち自身が新たな挑戦を続けていくことが欠かせません。」
皆さんに目指して頂きたい社会人像
「西鉄グループでは、皆さんに、言われたこと、決められた仕事を、指示や前例どおりに「こなす」だけでなく、常に自分の頭で、
〇目的・目標達成のために何をすべきか?
〇周囲に貢献できることは何か?
〇何か改善できることはないか?
といったことを、自ら気付き考え、自律的に行動する、「気概と情熱をもって挑戦する人材」になって頂きたいです。」
多様な知恵と力を結集し、新たなステージへ
「西鉄グループが、次の新しい時代で成長するには、多様な知恵と力を集めることが欠かせません。
個性あふれ、若く、新しい、皆さんのエネルギーが必要です。
本年は、西鉄グループがコロナを乗り越え、将来にわたって成長を続けるための再起動の1年で、皆さんも、その貴重な戦力です。
全員でスクラムを組み、新しい時代に、明るく、果敢に、夢を描いてまいりましょう!」
事業推進の原動力に
新入社員を代表し、小畑 悠紀子さんが決意表明をしました。一部抜粋し、ご紹介します。
「今日ここに、入社することができましたわたくし達は、お客さまのために、地域のために何をなすべきかを懸命に考え、情熱とチャレンジ精神を胸に挑戦し続ける当社の一員になれたこと、すなわち、「まちに夢を描く」一員になれたことを誇りに思うと同時に大変嬉しく存じます。」
「「新しい西鉄」に生まれ変わる、まさに激動の時代に入社できることを前向きにとらえ、「西鉄グループの未来はわたくし達が担っていく」という強い意志と若い力をもって、事業推進の原動力になる所存です。」
新入社員のみなさん、ポストコロナにおけるチャンスを掴み、共に西鉄グループを発展させていきましょう!!
この記事へのコメントはありません。