

こんにちは、広報課です。
毎月お一人づつ役員の方に登場いただき、事前に社員から募った質問に全力で答えていただく『全力回答!役員インタビュー!!』。
第9回目は、国際物流事業本部ご担当の宇髙さんです。
※記事においては、皆さんからお寄せいただいた質問のうち、広報課でセレクトしたものを先に掲載します。(似た趣旨の質問はまとめてお尋ねしています)
残りの質問の回答は末尾にまとめて掲載いたします。
仕事に関する質問
はじめに:みなさん、本当にたくさんの質問をありがとうございました。回答を通じて国際物流事業により興味を持っていただければ幸いです。
Q.西鉄入社を志望した理由は何ですか?
海外に関わる、また海外で仕事ができることを念頭に就職活動を展開しました。その中でフォワーダーという分野を知りました。祖父が昭和30年代の黄金期に西鉄ライオンズのスカウトをしていた関係もあり、お世話になるのであれば同業他社ではなく、西鉄にお世話になろうと考えたのも理由でした。
Q. 他社フォワーダーとの違い、にしてつの強みはどのような点だとお考えですか。また、今お考えの新しい戦略構想があればお聞きしたいです。
チーム一丸となって、何事にも取り組むことができる点だと思います。これはお客様に寄り添う面でも表れていると感じています。立場上、大手顧客を訪問する機会がありますが、我々の姿勢に対してこのような好意的なコメントをいただくことも多く、本当にうれしく感じています。
戦略構想についてはまち夢ビジョン2035でも描いていますので、参考にしていただければと思います。このビジョン策定にあたっては、若手メンバーと一緒に私自身も参画していましたので、私のアイデアも織り込めていると考えています。
Q.本部長の立場になられて感じる、西鉄や国際物流事業本部のいいなと思うところ・好きなところを教えてください。西鉄一筋の理由はどのようなものでしょうか。
各自の悪い部分ではなく、いい部分を見て評価する姿勢を感じています。したがって若い時からチャンスを与える文化、チャレンジさせる文化があると思います。私自身、そのような企業文化の中で、若い時からいろいろチャンスを与えてもらい、いい経験をさせてもらいました。同業他社であったら、これほど様々な国々で、またいろいろな立場で、経験をさせてもらえていなかったと思います。
Q. 仕事をするうえで、どんなことを大切に考えられていますか?座右の銘などがあれば教えてください。
常にFairに物事を判断するように心がけています。好きな言葉は山本五十六の"やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ"です。20代でロサンゼルス支店の輸入を取り仕切ったとき、はじめてアメリカ人とともに仕事をしましたが、まさにこの言葉を教訓にしていました。
Q.東京から見た福岡はどのように見えていますか?感じておられる強みや弱み、ポテンシャルを教えてください。
私は入社するまで福岡とまったく接点がなく、ある意味では非常にフラットに福岡を俯瞰できる立場にあると考えています。ほぼ毎週のように福岡に来る立場になりましたが、今では本当に大好きな街になりました。多くの産業、文化がバランスよく凝縮されていて、人口も抱えており活気がある。将来のポテンシャルを感じます。またみなさんの福岡愛が強いのも強みでしょう。ただ福岡愛が時として強すぎるとまわりが見えなくなるのかもしれませんが。。
Q.福岡では西鉄という会社は知名度がありますが、関東関西や海外ではほとんど知られていない中でビジネスをしていかなければならない苦労があると思います。どのようにして「にしてつ」「NNR」を売り込まれているのでしょうか。
そうですね。常にゼロからのセールスになりますね。国内でも海外でも、我々が売れるサービスは何かを常に見つめて、それを磨き上げて顧客にアプローチすることでしょうか。また顧客にどれだけ寄り添ってサービスを提供できるかという意識を常に持って行動することかと思います。
Q. 海外進出する際に気を付けなければならないこと、特にここはしっかりと事前に調べておく必要があることはありますでしょうか?あと、海外でうまく事業を行っていくコツ?のようなものがあれば教えていただきたいです。
相手国、相手先の経済力、安定性、将来性の調査は絶対条件ですが、国民性とかも知っておくべきでしょう。教育制度や宗教、文化の背景が日本とは違うのが当たり前ですが、そこから価値観の違いも生まれてきます。コツはとにかく徹底的に話をすること、方向性を常に合わせておくことだと思います。コミュニケーションが不足すると知らないうちにズレが生じてきます。ある事象に対して、どう思うか?こちらの意図がわかるか?方向が間違っていないか?を常にやり取りすることでしょう。その意味で相手の懐に飛び込むためにも語学力が必要になると考えています。
Q.宇髙さんの思う「人のにしてつ」とは何ですか?
自分だけがよければそれで終わりではなく、チームとして成果を出すこと。人の足を引っ張って自分が前に出るのではなく、全員で前進する風土、組織でしょうかね。SDGsのコンセプトではありませんが、No one left behind を実践できる集団でありたいと思います。
Q.仕事の面でもプライベートの面でも、「物事の決断をする際に重要視していること」をお聞きしたいです。冷静に判断をするために工夫されていることはありますか?
Fairに物事を判断することを心がけています。またその決断の理由がきちんと自分の言葉でまわりに説明でき納得してもらえるものかどうかについても常に心がけています。
ただ案件によっては冷静さを失っている時もあるので、その際にはあえて一晩おいてから、翌朝決断することもあります。冷静になるとまた違った角度からの判断もできるものです。
妻と見解の相違が出た際にも、これは役立ちます。
Q.キャリアプランを持ちその目標に向かって海外や様々な部署で業務・マネジメント経験を積みたいと考えています。宇髙さんは入社してからどのような目標を持ち今に至るのでしょうか。目標が変化した時点などがあればその理由についてもお聞きしたいです。
このご質問を下さった方の背中をぜひ押して差し上げたいですね。私が海外で仕事をしたくてこの業界を志望したのはお伝えした通りですが、その根底にはいろいろな業務を世界のいろいろな国の人々とすることでその成果を分かち合いたいという気持ちがありました。これらの経験をするうちに、マネジメントにより興味を持つようになり、どのようにすればチームや組織を動かせるかを強く意識するようになりました。
Q.これまで国内外で様々なことを達成されてきた宇髙さんですが、今後、国際物流、にしてつをどのような組織・会社にしていきたいとお考えでしょうか、宇髙さんの今後の目標や理想とする組織像を伺いたいです。
これは最近よく思いますし、口にするのですが、より筋肉質な組織にし、次の世代にバトンタッチするというものです。シェア拡大や組織拡大はもちろんですが、人財を育て、より満足度の高い組織にして、次の世代の経営層に感謝されるような組織にしなければならないと強く思っています。
Q.国際物流事業本部はグローバルに事業を展開されており、日本人だけではなく現地スタッフも多くいますが、チームを引っ張っていく際に心掛けていることがあればお聞かせください。
海外の現地法人では現地のスタッフの方々の数が圧倒的多数です。むしろ我々がどのようにその土地でビジネスを根付かせて、その海外の組織を大きく強くしていくかをアシストしていく役割を担っていると思います。現地スタッフがこの組織で働いていてよかった、今後もこの仲間とこの組織で働きたいという環境を創造することが我々の使命でもあります。
もちろんそのためには我々が率先してビジネスを拡大するためのセールス活動も必要となりますし、NNRのDNAを海外で根付かせることも重要です。
Q. 会社経営に携わる傍ら、個々の教育について(若い方、年配(自分より年上の方含む)の方)一番心掛けている事は何でしょうか? 特にご自身の考えておられる方向性へなるべく導く為に色々な価値観をお持ちの方々を一人一人どう動かすかという部分でアドバイス頂ければ幸いです。
特に海外拠点においては、いろいろな年代、人種、さまざまな生活環境、教育環境を経験している方々とチームを組んでいました。組織として、部署としてのゴールをチームの方々にしっかり伝え、理解してもらい、それを達成することで何が生まれるのかを話していました。海外でのこれらのコミュニケーションは英語が中心だったわけですが、理解してもらえるまで本当によく話をしていました。日本でも基本的にはまったく同じだと思います。ただ日本だと日本人同士で以心伝心とか期待するので、ここがむしろネックになるかもしれません。
Q.国物の新入社員の名前と特徴を全員分覚えてくださっていると、聞いたことがあるのですが、本当ですか?もし本当ならどうやって記憶されているんですか?
2019年に役員に就任してから新卒の方々の最終役員面接を対応していますので、基本的には2019年以降の入社の方々の名前はフルネームで覚えています。また特徴もある程度把握しています。それ以前の入社の国際物流の方々も以前の同僚はもちろんのこと基本的にはすべてフルネームで諳んじています。
覚えることを苦には感じていません。苗字を覚える際に名前も一緒に覚えれば済むことですので。会話の中でフルネームが出た方が相手の方にも喜んでいただけますし。
Q.これまでの仕事人生の中で最もシビれた(大変だった)ご経験、最も充実していた(好きだった)仕事を教えてください。
フィリピン、オランダ、アメリカでは現地法人社長を経験させていただきました。これら3社に着任当時はいずれも改善会社認定を受けており、改善会社脱出へ向けた計画を立てて実行することに苦労がありました。中でもオランダ社は2014年10月の就任当時債務超過でしたので、会社に使える資金がない状態でした。航空会社やトラック業者への支払い、海外代理店への支払い、社員への給与等優先順位をつけながらの自転車操業でした。資金調達のため着任早々銀行に頭を下げに行ったのも今となってはいい思い出です。
この3社の社長時代に、だんだん組織が、そしてスタッフの意識が変わってきて、改善の進捗効果が目に見えるようになってきた時は嬉しかったですし、あとこのくらいで大丈夫だとその成果の過程を感じている時は充実していたというか至福の時でしたね。
Q.昔も今も、たくさんの困難な出来事を乗り越えておられると思いますが、それらをどんな心持ちで乗り越えてこられましたか。困難な場面に遭遇した時に大事にしていることも教えてください。
辛い決断、判断も今まで多々ありましたが、自分が今やらなければいったい誰がやるんだという気持ちは持って対峙していました。またその決断、判断は今ではないかもしれないが、いつの日か評価されると信じるようにしていました。
Q. 社会人生活で、業務上犯した一番大きな失敗をいえる範囲で教えてください。また、そこから得た教訓等あればお聞きしたいです。
小さなミスはいろいろありましたが、あまり大きな失敗はしていないと思います。ただ入社1年目に顧客と電話で口論になってしまい、大きな問題になったことはありました。当時の上司と周りの諸先輩方がうまく収めてくださったのですが、今でも恥ずかしい限りです。
Q. アメリカ、フィリピン、オランダ、ブラジルと世界を広く経験されていますが、貿易や商習慣・文化などそれぞれの国での仕事の面白みはどのような点だったか教えてください。
これは1冊の本が書けるほどの分量になるので、スペースの関係上本当に簡単に触れますと・・・。
アメリカはフェアな考え方をします。ある意味フェアな判断をすればあまりクレームは出ない。その代わりその判断についてきちんと説明できないと強烈にクレームを返されます。
フィリピンは上司に対して本音はなかなか言ってくれない。。したがって上司が間違った判断をしてもYes,Sirとは言っても本当のところは納得してくれていないケースがあります。これは歴史的背景もあるのかもしれません。
オランダは合理的な国民性からか言い方がとてもストレートです。悪気はないのですが、初めは面食らいました。
ブラジルは最近は変わってきているのかもしれませんが、やはり時間がゆっくり流れています。小さなことにこだわらない。仕事では仲良くなれなくてもプライベートでは仲良くなれる場合もありました。
(1991年 米国での研修時代 ロサンゼルス支店にて)
Q. 日本のみならず、南北アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアで幅広い経験をされた中で、一番思い出に残っている国はどこでしょうか?また、その国での印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
どの国でもいろいろな思い出があり、これも1冊の本が書けるくらい。。。ただアメリカのロサンゼルスは2度の赴任で家族も帯同していたので思い出の数は多いかもしれません。娘はロサンゼルス生まれですので、出産にも立ち会いましたし、妻が出産後2日で退院したのでかなり大変だったのを覚えています。(因みにアメリカでは出産翌日、翌々日の退院が普通です。)娘の小学校の親子面談では、日本と違ってアメリカ人の担任の先生からずっと娘を褒められ続け、妻と面食らいました。何か悪い点はないのですかと聞いたら、いい点を見て伸ばすのが親の役割だろうと叱られたりしたのもいい思い出です。その娘も28歳になりました。
(米国勤務時代 当時の長尾社長とサンフランシスコにて)
Q. 海外勤務をされた国の中で、一番記憶に残っているご当地メニューは何ですか?
ブラジルにフェジョアーダという料理があります。これは豆と豚の耳、舌、内臓などを煮込んだ、色が真っ黒の少しグロテスクな料理ですが、ご飯にかけて食べると非常においしいです。もともとは大農場の貧しい従業員たちが残り物で作っていた煮込み料理ですが、あまりにおいしそうに食べるので、農場主が食したところこれが人気になり全土に広まったと言われています。かなりヘビーなので、これをランチで食べると午後間違いなく眠くなるため、基本的には水曜と土曜しか食べることができないメニューになっています。
Q. 様々な国へ駐在する際に、英語以外の語学も学んだりするのでしょうか?語学を学習する際のポイントはありますか?(例:会話からトライしたほうが早い等)
語学は好きな方ではあるので、ハングルは読み書きできますし、大学ではドイツ語履修でしたので基礎知識はあります。ブラジルでは英語がほとんど通じなかったためポルトガル語は4年間でかなり上達し、今でも日常会話は大丈夫です。オランダとフィリピンはかなり英語の通用度が高いので、英語で通させてもらいました。
ポイントはやはり現地の方々と話すことでしょうね。ただ覚えるためにはきちんと自分で文字を書いた方が頭に入ると思います。
Q. 海外と一言でいっても、アメリカ、フィリピン、オランダ、ブラジルと全く歴史、文化、ビジネス慣習が異なるところで社長をすることは大変なことだと思いますが、共通して心掛けていたことや実践していたこと、また国によって大変だったことがあれば、伺いたいです。
共通して心掛けていたことは、とにかくコミュニケーションを積極的に取っていたことでしょうか。大変だったことはフィリピン、オランダではどうしても英語が彼らにとっても第二言語になるため、お互い英語で話していてもしっくりいかない時があることでしょうか。私がタガログ語やオランダ語を習得すれば違ったのかもしれません。
Q. 海外の経験も長いと思いますが、海外の方(部下、取引先など)とはどのように接しておられますか?お付き合いや交渉をうまくいかせるための秘訣や心構えなどあれば教えてください。
秘訣、心構えになるかどうかわかりませんが、部下の方でも取引先でもやはり自分を知ってもらうことでしょう。これは日本でもそうでしょうが、趣味や経歴、海外であればその国と自分のつながりについて話せば、距離が近づくことは間違いありません。
Q.国際物流の方は、英語名をお持ちだと聞きました。宇高さんの英語名は何ですか?どうやって決めるのですか?
英語名と言っても呼んでもらいやすいために自分で決めて使っているだけなのですが。。私の場合はファーストネームが圭一(Keiichi)のためまず外国の方々に正しく発音してもらえません。覚えてもらうためにも、同じKから始まるKenで通しています。今でも昔の同僚からはKenと呼ばれています。
Q.日本へ帰国後、海外での豊富な経験はどのように役に立っているのでしょうか。これから海外での活躍を目指す若手社員へのエールや期待することを教えてください。
日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識ということを常に意識するようになりました。この日本と世界とのギャップを感じることを仕事を通じて楽しんでもらいたいと思います。
Q.宇髙さんらしい営業スタイルはどのようなものだったのか教えてください。私自身も経験を積みながら自分らしさでお客様との関係性を構築したいと思っています。
しっかりと顧客と向き合うことには注力していました。やらされ感があると顧客は敏感にそれを感じます。どれだけ顧客のビジネスを理解し、アプローチできるかでしょう。最近は事前に顧客の事業概要を容易に得ることができるのでハードルは低くなっていると思いますが、その分自分らしさを出すのがキーになるかもしれません。
Q.トップ自らさまざまな所に足を運ばれますが、お疲れのご様子を見たことがありません。そのバイタリティは、どこから来るのでしょうか?
基本的に現場を訪問することが大好きですし、また訪問して自らの眼で現場を見ないとわからないことがたくさんあります。これは国内でも海外でも同様です。
現場を訪問してスタッフの方々と話をすることで、少しでも距離が縮まればお互い理解しやすくなりますし、私自身を理解してもらえる場を設けることが自分の役割でもあると考えています。
プライベートに関すること
Q.幼少期はどのようなお子様でしたか
あまり勉強せず、野球ばかりしていた幼少期でした。
(生後4-5か月頃)
Q.プライベートに関して、趣味はございますか?お休みは何をされていますか?
あまりじっとしているのが好きではないので、スポーツ観戦に行ったり、美味しいものを食べに行ったり、美術館やクラシックのコンサートに行ったりもしています。最近はあまり時間が取れないのですが、料理をしてふるまうのも好きです。
Q.スポーツはするほうも観るほうもお好きだと記憶しておりますが、ご贔屓の広島東洋カープの来季の展望について、語っていただきたいです!そのほかにも好きなスポーツがございましたら教えてください。
スポーツは野球とラグビーが好きです。
御存知の方も多いのですが、広島カープのファン歴50年以上になります。今年は9月に大失速したので来季の飛躍に期待していますが、50年も応援していると強い時、弱い時を経験しているため、最近はあまり一喜一憂せず達観して見ることができているような気がします。来季に関して言えば、首脳陣の厳しさとともに若手の一段の成長が不可欠でしょう。
ラグビーは日本代表戦や母校の試合を中心に観戦しています。これも40年以上の観戦歴となります。ラグビーは観戦のみと決めていましたが、フィリピン駐在時はひょんなことから日本人駐在員チームの一員としてプレーも経験する羽目になりました。
ラグビー観戦とカープ観戦にご興味ある方々はぜひご連絡ください。ご一緒しましょう。
(2012年 フィリピン駐在時代 ラグビーの試合でのプレー風景)
Q. 国内外問わず出張も多いと思います。疲れを残さず健康を保つ秘訣は何ですか。
オフの時間を極力作り、その時間は仕事のことを考えないこと。その観点ではフィリピン時代のラグビーは役立ちました。プレーの最中に仕事のことなんて考える暇がありませんので。(野球は守る時間やベンチでの時間があるのでたまに仕事のことを思い出してしまいます)
あとはよく睡眠を取ること、時間を見つけて眠ることでしょうか。
Q.好きな食べ物は何ですか?
基本的に好き嫌いはない方ですが、ごちそうとなると鰻が好きですね。
Q.落ち込んだりする事はありますか? その時はどのように気持ちをコントロールしていますか。
あまり落ち込んでいる暇がないので、落ち込んだりしていません。(答えになっていないかな?)
落ち込んだとしても明けない夜はないと思っているので、気持ちはコントロールできている方だと思います。
Q.役に立っていたり、印象に残っている本はありますか?
勤務場所の近くに大きな書店があるので、ジャンルを決めずに面白そうな本を手に取って購入しています。
世界の政治家が引退後出版する回顧録が意外に好きです。あの歴史の転換点で当事者としてどのような考えを持って決断したのか等興味を持って読んでいます。ドイツのメルケルさんが回顧録を出版したそうなので楽しみにしています。アメリカの歴代大統領の回顧録もいろいろ読みました。本当は原文で読むのが好きなのですが、最近は時間が取れないので、どうしても翻訳版を読むことになります。
Q. 16タイプ性格診断テスト(MBTI)を試されたことがあれば、その結果と、それについてのご感想を教えてください。
先日若手社員との座談会でこのテストのことを聞き、受けてみました。ESTJ-A(幹部)という結果でした。総評がかなり当たっていたので笑ってしまいました。
Q.国内や海外を飛び回り多忙なスケジュールかと思いますが、休日の息抜きやストレス発散方法を教えてください。
家族や、仲間たちと他愛のない話をしながら美味しいものを食べることが好きです。自分で料理をして振舞ったり、前述のスポーツ観戦。クラシック音楽やバレエ鑑賞、絵画鑑賞も気分転換にいいです。
宇髙さん、どうもありがとうございました!
次回は野嵜武秀さんです。12/19(木)まで質問募集しておりますので、奮ってご参加下さい♪
質問はこちらから→https://forms.office.com/r/Zh7u4b01BZ
以上、いただいた質問の中から広報課がセレクトのうえ掲載いたしましたが、他に寄せられた質問にもすべて回答いただいております!
下記にまとめて掲載いたしますのでご覧ください。
↓↓その他の質問↓↓
Q.役員会議等で様々な事業を見る中で、地域マーケットと国際物流の違いを感じることはありますでしょうか?
あえて言うなら、国際物流の方が自由闊達な風土が強いかなという点です。これらは海外のスタッフと昔から意見を本音で交わしていたところにも由来があるのかもしれません。
Q.地域マーケット部門で携わってみたい事業はありますか?
もともと好奇心旺盛ですので、住宅やホテルの海外開発、海外進出はもちろんですが、都市開発や祖業である鉄道、自動車にも興味があります。
Q. 業界内では大手5社として数え上げられ西鉄は4位です。1~3位とのシェアの差が開いておりますが、これを縮める将来的なビジョンなどございましたら教えてください。
日本発航空輸出取り扱い重量において1-3位とは差があるのは事実です。戦略的入札対応を講じることによって差は詰めたいとは思いますが、上位3社に取り扱い重量で追いつくことだけが目標ではありません。我々でしか対応できないような品質面、サービス面での磨き上げで顧客に評価いただくことや、日本発だけでなく、世界の業界の中でのプレゼンスを上げることも同じように重要だと考えています。我々のフィールドは常に世界であるという意識でこれからもビジネス展開していくつもりです。
Q.尊敬している人がいらっしゃったら教えてください
母です。尊敬しているというより感謝しているといった方がいいかもしれません。自分のことは犠牲にして、いつも背中を押して応援してくれました。昨年亡くなったのですが、本当にもっと親孝行してあげたかったです。
Q.今後どのような社員や社風が育つことを期待しているか教えてください。
しっかりと真面目に物事に取り組む社員が多く、皆で支えあっていく社風を誇らしく感じています。これに失敗を恐れずにチャレンジするマインドであるとか、将来ビジョンを計画立案し実行していく社風が加わればより強固な組織になると思います。
Q. やはり海外勤務を経験していないと国際物流部門で活躍するのは難しいでしょうか?
難しいとは思いません。多様性の時代ですから、国内においても活躍する場所は多々あると思います。ただビジネスの舞台が世界ですので、海外勤務を経験していた方が、いろいろな角度、尺度から物事を見ることができるのは事実だと思います。
Q.(いつも間近で仕事をさせていただいています。)いつもご一緒させて頂いていて、仕事の話であれ仕事以外の話であれ、頭脳明晰すぎて、私自身がどんだけルーズなんだ?と思うことがしばしばあります。どうやったら、そんな完璧な人になれるんでしょう?
お褒め頂いて有難いのですが、まったく完璧ではありません。むしろ帰りの電車の中や、寝る前などにもっとこう伝えればよかったとか、違う判断もあったのではと思い悩むことも多々あります。ただその都度ベストの選択をしているという矜持を持つようにはしています。最終責任を私が取ればいいのですし、やらないで後悔するなら、やって後悔した方がいいというマインドです。
Q. 前職で航空機の運航管理をしておりまして、競走馬や高級ワイン等多種多様な貨物を搭載していた記憶があります。(カルロス・ゴーンも楽器コンテナの中に隠れていたとか、、)宇髙さんのキャリアの中で思い出に残る貨物(荷物)はありますでしょうか?
私は空港営業所での勤務経験が無かったので直接生鮮貨物や動植物の取り扱いをしていませんが、マイアミで支店長をしていた時に、災害救援物資の保管と輸送のビジネスを獲得し、運営していました。これは思い出に残っています。主に中南米地域で地震や洪水、ハリケーンの被害が発生すると、保管しているテントや発電機、毛布を被災国に輸送していました。日本政府からの救援物資としての位置づけですので、他国より早く正確に現地の空港に届けることイコール被災された方々への人道支援になる仕事で、出荷の際には倉庫で陣頭指揮を執って出荷手配をしていました。
Q.20代での挫折経験を教えてください。
根が楽天的な性格なのか、どの年代でもあまり挫折経験を認識していないのです。20代の時ですと営業の成績が上がらないとか、出荷手配ミスをしたりは確かにありましたが、引きずらない、次に絶対同じミスはしないという意識は持っていたと思います。
Q. 業務内でも業務外でもいいのですが、若いうちに経験した方がいいこと、学んでおくべきことなど、何かあれば教えて頂ければうれしいです!
ありきたりでしょうが、現状に満足せず、何事にもチャレンジし、何事にも逃げずに立ち向かうことでしょうか。
あとは社内だけでなく、社外にもたくさんの人脈を持つこと。これが将来につながると思います。
Q.フィリピン現地で完熟バナナを召し上がったことはありますか?
はい、食べたことはあります。ちなみに南米エクアドルのバナナや、アフリカのバナナも美味しかったです。
Q.宇高さんが選ぶ一番住みやすい国・地域、一番ビジネスがしやすい国・地域を教えてください。
日本人ですので、住みやすい国、ビジネスがしやすい国、それは間違いなく日本です。海外ではアメリカがいちばん長かったので、英語も通じることもありますし、アメリカが住みやすくて仕事がしやすいと感じました。ただアメリカは広いので地域によって文化や人種構成も違います。トランプ政権になればまた違った印象になるかもしれませんが。
Q.英語は入社前から話すことができていたのでしょうか?語学力を高めるためのポイントがあれば教えていただきたいです。
英語に興味はありましたが、入社前のレベルはそれほどではなかったですし、今でもそれほど高くないです。
それこそ最近新卒で入ってこられる学生の方々でTOEIC900点台の方々とお会いすると感心してしまいます。ただ英語ができるから仕事もできるかといえばそうではありません。英語は仕事の能力指標の中のひとつのファクターだと思います。
語学力を高めるポイントはやはり興味を持って、どんなことでもいいので触れることでしょう。歌でも、映画でも新聞記事でもなんでもいいと思います。同じ意味でもこんな別な言い方があるとか、またその言い方を使ったりすると上達します。
Q.もう一度海外で営業をするとすれば、どの国を希望されますか。また、定年後に住んでみたい都市はどこですか?
営業をするなら、まだ在住経験のない国でしてみたいですね。どこでも大丈夫です。ただ年齢的にキツイかもしれません。十分海外で生活したので、定年後は日本を本拠地として行ったことのない国々をゆっくり旅することができれば十分です。
Q.いつもお忙しく案件が沢山あるかと思いますが、タスク管理や時間配分、隙間時間等のやり繰り、気を付けられている事等あればご教示頂けますと幸いです。(自分自身、あまりタスク管理が出来ず悩んでおります)
毎日、毎週、毎月のTo do listはあります。その中で、優先事項を決め、ビハインドの案件はどこで取り戻すかを常に考えています。結果として隙間時間が無くなったり、移動時間や週末を使っていることもありますが。
Q.長年お世話になっています。いつもフットワークが軽く、ご多忙なはずなのにレスポンスも早く広範囲に気遣いをされていて、毎回驚くばかりです。対人関係(コミュニケーション)で大切にされていること、またその行動力の源となっているもの(秘訣?)を教えてください。
自分で完結できる仕事はいつでも自分だけで対応できますので、優先順位を下げることで、まず他の方々に絡む案件を優先するようにしています。したがってスタッフへの指示とかアドバイス、レスポンスが早いと感じていただけているのかもしれません。こういうアドバイスや声掛けをもらったら自分だったら嬉しいだろうなと思ったことを実行に移しているだけです。
Q. 国物の本部長職は大変忙しいお仕事だと思いますが、差し支えなければ、平均的な1週間のスケジュールを教えてください。
月間の平均的なスケジュールの方がわかりやすいかと思います。
海外案件として代理店であるWACO会議が年2回、海外現地法人の取締役会、株主総会、支店長会議への出席とそれにともなう拠点訪問、大手顧客訪問があるので、平均すると毎月1回は海外に行くことになります。
役員として常務会、取締役会その他の会議体や本社主催の行事への出席があります。したがって月に3-4回は福岡です。
国際物流事業本部本部長としては、国際物流内での部長会議、BCP会議、海外現地法人の営業収支報告、常務会での稟議説明、その他報告、新卒、中途採用最終面接等があります。
東京での予定はほぼ毎日いっぱいになりますので、自分の時間を持てるように朝7時出社で対応しています。
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