

みなさん、こんにちは!
今回の【東京見聞録】は、東京事務所に代わり、広報課 山口よりお届けします♪
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今回ご紹介するのは、東京都心から片道1時間で行ける山「高尾山」を中心としたエリア。
京王グループが開発・運営を手掛ける、"高尾ステイ"を楽しむホテル『タカオネ』と高尾山の自然の魅力を展示する『高尾599ミュージアム』をご紹介します!
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新宿から片道1時間!都心からのアクセス抜群「高尾山」
新宿から京王線に乗ること約1時間、「高尾山口駅」を降りてまず目に飛び込んでくるのは、四季折々に彩られた「高尾山」。
東京都八王子にある標高599mの山で、コロナ前は年間300万人の観光客が訪れる《世界一登山者が多い山》としても知られています。
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2007年にはミシュランガイドで富士山とともに星3つを獲得、2020年には東京都で初めて《文化遺産》にも認定されました。
都心からのアクセスの良さだけでなく、自然や歴史、グルメなど、たくさんの魅力が詰まった山、それが「高尾山」です。
▲高尾名物「とろろそば」。元々は高尾山(薬王院)を訪れる参拝者の疲れを癒す為に、栄養豊富な自然薯をすって入れたのが始まりとか。
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京王グループでは、「高尾山駅前」の閉館した旧宿泊施設の取得を機に、沿線の大切な拠点のひとつである「高尾山エリア」のリノベーションプロジェクトを始動。
《都心から日帰りできる手頃で手軽な山》から《時間をかけてじっくり楽しめるエリア》へと、さらに魅力を向上させるプロジェクトが始まりました!
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"高尾ステイ"を楽しむホテル『タカオネ』
2021年7月、京王線「高尾山口駅」前に、"高尾ステイ"を楽しむホテル『タカオネ』(地上5階建て、全28室)が開業。
「『タカオネ』で過ごす時間そのものを、アクティビティのような一つの体験として楽しんでほしい」という想いから、施設内にはスタッフが考えたさまざまな仕掛けが用意されています。
それぞれの客室は「高尾を楽しむ"作戦"を練るための空間」としてもらうため、机やイスは壁掛けのできる可動式となっており、自由にレイアウトを変えることができる仕様に。
また、すべての宿泊プランに「薪」付き、というサービスも! 中庭で気軽に焚火を楽しむことができます♪
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・『タカオネ』公式HP https://takaone.jp/
▲『タカオネ』外観、ロビーにあるショップではリユースアウトドアギアの販売やシューズの無料レンタルも。
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▲壁掛け式の机やイスを使って、さぁ作戦会議!エントランスには宿泊者に焚火を楽しんでもらうための薪が山積み。
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高尾山の自然を展示『高尾599ミュージアム』
「高尾山」は豊かな自然にも恵まれており、なんと約1,600種の植物・約100種の野鳥・約20種の動物たちが自生する山でもあります。
『高尾599ミュージアム』はその魅力を発信する役割として、京王エージェンシーが八王子市から運営委託されています。
自然との調和を保ったシンプルなデザインの館内には、植物や昆虫などが標本のように美しく展示されているほか、壁面に映し出されるプロジェクションマッピングの演出などもあり、ついつい見たくなるようなものばかり。
カフェスペースが併設してあることもあり、観光客だけでなく地元の方もゆっくりできるような空間となっています。
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・『高尾599ミュージアム』公式HP http://www.takao599museum.jp/
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"開発"ではなく"再構築"。地域との共生を重視したプロジェクト
「高尾山エリア」のリノベーションプロジェクトにおいて、もっとも重視されていたのは《地域との共生》でした。
高尾山の自然に敬意をあらわし、地元の生活者との共生を重んじる。
元々その土地にあったもの・根付いたものを大切にしながら、新たな価値を創造していくことで、地元の方々にもこのプロジェクトが徐々に受け入れられていったのではないかと思います。
実際に、『タカオネ』や『599ミュージアム』は、ランチやお茶を楽しむ地域の方々の"憩いの場"としても賑わっているようでした。
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その裏では、立ち上げメンバーは開業のかなり前から高尾に拠点を置き、地域との関係性づくりに力を入れていたと伺いました。
高尾エリアで活動している方々とともに、高尾の新しい楽しみ方を発掘・創造するwebメディア『タカオのカタヲ』の運営にあたっては、開業の約8か月も前からスタートし、エリアとの継続的な関係づくりを実践しています。
こうした丁寧な関係性づくりがやがて実を結び、地域を巻き込んだプロジェクトとして成長していくのだと感じました。
みなさんも機会があればせひ高尾山エリアに行かれてみてください!
・『タカオのカタヲ』 https://takaone.jp/media/
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▲民鉄社内広報連絡会メンバーで高尾山エリアを視察しました。
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