

みなさん、こんにちは!西鉄陸上競技部です。
11月3日(金・祝)、来年元日に群馬県で開催される「全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)」の予選「九州実業団毎日駅伝競走大会」が行われ西鉄陸上競技部が出場しました。
コースは北九州市の「黒崎播磨陸上競技場inHONJO」を発着点とする全長80.2km7区間で行われ、オープン参加を含む20チームが8枠の出場権を争いました。
10月に行われたパリ五輪選考レース(MGC)に出場した選手を擁するチームには特例措置が設けられ、この駅伝を完走すればニューイヤー駅伝出場権が与えられることに。
久保選手がMGCに出場したため西鉄陸上競技部もその対象チームとなります。
今年は前半から今シーズン勢いのある選手を中心とした布陣で、チーム目標である6位以内を目指しました。
この日は最高気温が27度との予報でレース中盤から終盤にかけて厳しい暑さが予想される中でレースがスタート!
1区(12.9km)は前半のアップダウンが激しく、各チームのエースが集まる区間。絶好調のルーキー伊東選手が任されました。
先頭の選手がハイペースでレースを引っ張る中、伊東選手は冷静に第2集団でレースを進め、5位という好位置で2区のニクソン選手へ襷リレー。
外国人の起用が認められる2区(7.0km)はスピードが武器のニクソン選手が出走。
必死の形相で前の選手を追走するもスピードに乗れず、結果1つ順位を落としてしまいました。
3区(10.9km)は比較的平坦なコースで、スピード自慢の選手が集まる区間。今年の7月に電撃入部した設楽悠太選手が出走しました。
前を行く選手を懸命に追うも、厳しい暑さに苦戦し1つ順位を落としてしまい、ほろ苦い駅伝デビューとなりました。
4区(9.5km)は直前の10,000mの記録会で28分台をマークし好調を維持している和田選手。
区間6位の力走で順位を1つ上げレースは後半戦へ。
5区(13.0km)は昨年同区間で区間3位と快走を見せた津田選手が出走。
津田選手は前が見えない中での単独走となりましたが、粘りの走りで順位をキープ。
6区(10.9km)は3区と同じコースでベテランの甲斐選手が任されました。
後続のチームと差を広げ逃げ切りたいところでしたが区間10位と苦しい走りでアンカーへ。
また、6区にはオープン参加の実業団混成チームで吉富選手が出走。
区間8位と甲斐選手よりもいいタイムで駆け抜け存在感をアピールしました。
7区(16.0km)は今大会最長区間で太田黒選手が出走予定でしたが、当日の体調不良で急遽設楽啓太選手に交代。
当日変更ということもあり、無理せず最後まで確実に襷をゴールに運ぶことだけを考え8位でのフィニッシュとなりました。
例年よりいい手ごたえで迎えた今大会でしたが、中盤から流れが途切れてしまい改めて駅伝の難しさを痛感するレースとなりました。
選手個々ではいい感触を掴んだ選手もいれば、課題が明らかになった選手もいます。
元旦に向けて、残りの期間で万全の状態に持っていきチーム目標である「ニューイヤー駅伝過去最高順位の更新」を達成したいと思います。
当日は朝早くから現地での応援ありがとうございました。
引き続き西鉄陸上競技部の応援をよろしくお願いいたします。
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