

こんにちは、広報課です。
2022年4月1日より、妊娠・出産の申出をした従業員に対して、育児休業等の制度周知と育児休業の取得意向確認が義務付けられました。
男性社員が、配偶者の妊娠・出産の申出をした場合も、同様です。
また、2022年10月からは、原則分割ができなかった育休を、2回に分けて取得することができるほか、男性の育休については「産後パパ育休」という制度が新設されました。
西鉄の2022年4月~7月末までの取得意向状況については、なんと男性5割が「取得したい」と回答。
今回は、育児休業を夫婦で分割して取得した自動車事業本部業務部の向井愛海さんにお話しを伺いました。
今回お話くださる方
向井 愛海 (なるみ)さん
自動車事業本部 業務部 業務担当2018年入社。
運行ダイヤの作成や自治体との調整などの業務を経て、入社4年目からバス部門の人事・労務関係および新型コロナウイルス対策などに従事。
パートナーは同期入社の広報・CS推進部 向井 采夏(あやか)さん。
2022年6月に第一子を出産。
采夏さんが出産後から12月まで、愛海さんが11月~翌3月まで育児休業を取得しています。
2人で育休を分割して取得することを決めた理由
「同じフルタイムで働いていたので、どちらかだけに育児を押し付けることはしたくないということに加えて、夫婦がどちらも育児に深く関わり、子どもと触れ合うことにより、今しか見られない子どもの成長見たいというのが理由です。
また、付随的ではありますが、分割して取得することによって、育休手当が減額させられる半年を超えないというメリットもありました(笑)
職場復帰のタイミングなども考慮して取得時期を2人で決めました。」
育休の取得時期など出産・育児に関することはもちろん、お互いのキャリアプランや働き方についても考えを共有し、どうするか話し合ったそうです。
育休取得にあたり不安だったことや困ったこと
「育休を取得することに関しては、職場の理解があったので、取得することに関しては不安や困ったことはありませんでした。どちらかというと1人で育児をやっていけるかという不安がありました。
また、何をするかわからない時期ですので、自分の不注意で、ケガとかさせてしまわないか心配でした。」
2021年11月に子どもができたと判明し、12月には育休取得の意志を上長に伝えたことで、業務面でも調整期間が確保でき、スムーズな引継ぎができたそうです。
「私が休む分、周りの人の業務負担が増えるのは申し訳ないという気持ちもありましたが、育児に参加したいという気持ちは固まっていました。社内では4月に人事異動があるので、ギリギリに申し出るよりは早めに相談したほうが、自分にとっても周りや会社にとってもベターだと考えたんです。」
復帰後も長く働いていくために、周囲への気遣いも必要ですね。
2023年1月から、日中はお一人で育児。どんな一日を過ごしていますか?
「天気や子供の機嫌・体調で柔軟に対応しています。
正直、育休をとるまでは、もう少し自由時間があり、好きなことができるかなと思っていました。実際に取得をしてみて、日中に関しては、そんな余裕はなかったです・・・。子供が起きている時間は、子供と一緒に遊んだり、家事をしていたりしたので、自分の事をする時間はほぼありません。
夜の21時以降など子供が就寝した後が、やっと一息つける自由時間という感じです。」
夫婦での家事育児の分担はどのようにされていますか?
「お互い家事の得意不得意があるので、基本的には「気になった方がする」で分担しています。
ざっくり、お風呂掃除と洗濯と夕飯を私が。それ以外は妻が家事を行っています。」
4月からは愛海さんも職場復帰。分担も変わりそうですね?
「私が保育園の送りを、迎えを妻が行うので夕飯作りは妻になると思いますが、それ以外は変わらずで分担していこうと思っています。どちらがと決めつけず、協力していきたいと思っています。」
愛海さん、ありがとうございました!
それぞれのワーク・ライフ・バランス。何かを考える、行動する一助となれば幸いです。
★2022年10月1日より法改正により「産後パパ育休」がスタート!!
★そのほか育児休業についての情報はこちらをご確認ください
http://www2.nnr.co.jp/h_book/h-book202204.pdf
★向井夫婦の育児休業分割取得についてエヌカケルでもご紹介しています↓
https://nnr-nx.jp/article/detail/45
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