

こんにちは。新領域事業開発部の末永です。日頃はX-Dreamを担当しています。
今日は他社事例ということで、小田急電鉄様の社内事業アイデア公募制度について紹介させていただきたいと思います。同じ鉄道会社であり、不動産や小売りの収益比率が高く、西鉄との似た面も多い企業です。その小田急電鉄様が推進する社内事業アイデア公募制度"climbers"について紹介させて頂きたいと思います。お話はデジタル事業創造部の米田様(写真左)と経営戦略部の中地様(写真右)に伺いました。
社員から広く新規事業アイデアを集め、熱意ある人材を発掘・育成する制度 "climbers"
2018年から社員から広く新規事業アイデアを集め、熱意ある人材を発掘・育成する制度 "climbers"を続けています。本制度は、既存の事業や組織の枠組みを超えて社員が新たな事業の創造にチャレンジすることで、人材育成とイノベーティブな風土の醸成を図る制度になっています。
5年間で今までに約200件の応募が有り、事業化に進んだ案件が4案件有ります。分かりやすいように西鉄のX-Dreamと比較してみました。
さすが西鉄の3年先輩だけあって進んでいますね。今までに事業化された4つのアイデアを紹介します。
1. いのちのいち
地域の自治会が抱えている担い手不足や回覧板の煩雑さ、若年層を中心とした地域とのつながりの希薄化、高齢者の社会的孤立などの課題を、住民が主体となって解決するサービス
2. ハンターバンク
狩猟をやってみたい人と、 ハンターを求める山のフィールドをつなぐサービス
3. IFLATS
暮らし方、働き方、学び方に関するリサーチをし、ソリューションを提案・運営する研究所
4. ママカレ
ママ同士が学校のキャンパスの様に交流できるオンラインコミュニティサイト
全体的に社会課題の解決に力を入れているように感じられました。沿線の自治体から協業リクエストをもらったりもしているそうです。
地域に寄り添う鉄道会社らしいラインアップですね。
現在事務局として力を入れていることは「社内からの理解を得る事」「社内掲示板での発信」「Web版社内報などでの挑戦者の情報発信」とのこと。新規事業に挑戦する人が馬鹿を見る、やる方が損をするという事の無いように、社内には丁寧に情報発信を続けているそうです。また応募案件について大きく投資するかを意思決定するまでは、応募者の孤独な戦いが続くので、そのサポートにも力を入れているとのことで、西鉄としても見習うところが大きいと思いました。
米田様、中地様、お話ありがとうございました。
★X-dream事務局よりお知らせ★
社内起業家育成制度X-Dream通過案件である、音楽支援サービス【muside(ミューサイド)】。
musideは、様々な形で音楽活動をしているアマチュアアーティストをメインターゲットとしたアプリです。
今年度末に控えたアプリリリースに向けて社内説明会を開催します!
多数の参加をお待ちしております♪
muside(ミューサイド)説明会参加申し込みフォーム (office.com)
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