

こんにちは! DX・ICT推進部の川崎です!
ついに、西鉄でも利用ガイドラインが公開されたChatGPT。
皆さんはもう使用されましたか?
(実は、この記事のサムネイル・・・生成AI「dream studio」で作成しました!
テキスト文章から簡単に画像を生成することが可能です。皆さんも使用してみてください!)
ChatGPTに代表される、いわゆる「生成AI」は、世界中のあらゆるビジネスに大きな変革をもたらすと言われています。
一方で、使用方法を誤ってしまうと、情報流出事案や権利侵害などを引き起こしかねません・・・。
今回は、そんなChatGPTについて一から詳しく説明していきたいと思います!
そもそも「生成AI」「ChatGPT」って何?
生成AIとは、「大量のトレーニングデータを基に高品質な画像やテキスト、プログラミングコードなどを生成することが出来るAIモデル」を指します。
その中でもChatGPTは、インターネット上の膨大な文章や論文などの学習データを基に、ユーザが入力した命令文に対して返答を行う、OpenAI社が開発したAIモデルです。
何故ChatGPTがここまで注目されているのか。
その理由は「返答精度の高さ」にあります。あたかも人間とチャットしているような感覚で精巧な回答を得られるChatGPTは、まさに革命的なツールといえます。
今年の3月にはChatGPT内で「GPT-4」という進化版モデル(有料オプション)が登場し、より複雑な質問にも正確な回答を行えるようになりました。
また、日々何万人ものユーザがChatGPTを使用しているため、トレーニングデータも指数関数的に増加しています。
今後は、さらに高度で正確な回答を瞬時に得ることが出来るようになると予測されます!
ChatGPTの使い方
ChatGPTは、よく「Copilot(副操縦士)」と例えられることがあります。
これは、ChatGPTは、ただ疑問に対する回答を得るツールとしてではなく、アイデアを発散したり、プロジェクトのロードマップを作成したりなど、「利用者の意思決定をサポートするツール」として使用することでその真価を発揮する、ということを表しています。
例えば研修コンテンツを検討する際に、ChatGPTにアイデアを尋ねると、図2のように、施策の方向性や骨格等の下案を瞬時に生成してくれます。
このほかにも、エクセル関数やマクロの作成、ニュース記事の要約など・・・業務に役立つ様々なヒントを瞬時に得ることが出来ます。
情報取り扱い上の注意について
ChatGPTは非常に便利なツールですが、その分大きなリスクも潜んでいます。
代表的なリスクとして以下のようなものが挙げられます。
①機密情報の流出
ChatGPT上で入力された情報は、基本的にOpenAI社のAI学習に利用されます。つまり、個人情報等を含むテキストを入力してしまうと、外部にそれが漏れてしまう危険性があるのです。機密情報は絶対に入力しないようにし、ChatGPT内の設定で「チャット履歴をオフにする」設定も必ず行うようにしましょう!
②権利侵害
ChatGPTはじめ生成AIは膨大なインターネット上のデータを学習しています。したがって、生成物が他者に帰属する権利を侵害している恐れがあります。取り扱いには十分気を付けるようにしましょう。
③虚偽情報・バイアス
ChatGPTで生成される回答は、全て正しいものとは限りません。虚偽の情報や偏った思想をもとにした回答が生成されることも少なくありません。生成物が信頼に足るものか、しっかり精査した上で、業務に活用するようにしてください。
詳細はガイドラインに記載しています。利用の際にはガイドラインを必ずご一読ください。
→ガイドライン(イントラネット掲載リンク)※イントラネット閲覧環境にてご確認ください
おわりに
ChatGPTが持つポテンシャルは計り知れないものですが、それをどう活かすかは皆さん次第です。ガイドラインを遵守しつつ、ChatGPTを効果的に活用していきましょう!
また、社内での利活用促進のため、活用事例を共有できるサイトを作成しました。(※365ユーザ限定)
画面上部から事例の追加も可能ですので、良いユースケースがあれば是非ご共有ください。
→生成AI活用事例 - ホーム (sharepoint.com)
ご不明点ございましたら、DX・ICT推進部働き方改革担当 川崎までお問い合わせください!
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