

こんにちは!観光列車担当の洲脇です。
12月6日、九州経済連合会さまより、韓国からの大切なお客さまとの交流の場として「ザ レールキッチン チクゴ」をご利用いただきましたので、当日の様子をレポートいたします!
今回は社)韓日経済協会さまが表敬訪問(九経連、九州経済産業局、駐福岡大韓民国総領事館など)の為、福岡に来ることが決定し、九経連の会長でもある倉富会長のご発案で、福岡の思い出に地元のものにこだわった観光列車「ザ レール キッチン チクゴ」にご招待する運びとなったものです。
せっかくの機会ということで、九経連との関係が深い韓国関係者の方々((一社)九州日韓経済交流会、駐福岡大韓民国総領事館、KOTRA(大韓貿易投資振興公社)、そして西鉄に在籍する韓国出身の社員にもお声掛けを行い、総勢33名での賑やかな夕食会となりました!
知っていますか?九州と韓国の経済交流
九州と韓国においては、双方の資金、技術、人材等の地域資源を相互補完し、貿易、投資及び産業技術の交流拡大と地域間交流の促進を目的として、交流プログラムの提案及び協議の場として1993年から「九州・韓国経済交流会議」が定期的に開催されています。
この会議では、九州と韓国との間の経済・産業交流に資する具体的な事業を双方が提案・協議し、コンセンサスを得た事業について、双方で協力して取り組んでいます。こうした協議の積み重ねと各種交流事業の継続的実施を通じて、九州と韓国との間の経済交流関係の強化に取り組んでいます。
2022年10月に3年ぶりに開催された交流会議においては、九経連から倉富会長を含め九州側から8名が参加され、韓日経済協会さまに多大なるおもてなしを受けたということで、今回ぜひその御礼がしたいとのことでした。
貸切運行でのおもてなし
今回、韓国からのお客様をお迎えするにあたり、どのようなおもてなしをすれば喜んでいただけるのかを考え、韓国語の「ウェルカムボード」を車内に設置するとともに、「手旗」を作成してご乗車の皆様にお配りしました。韓国語への翻訳については、韓国出身の社員に協力していただきました。
福岡(天神)駅では多くの駅員さんに見送られ、皆様で手旗を振りながら出発いたしました。
また、沿線の方々や、途中駅においても駅や乗務所の方々が手や旗を振ってお出迎えし、「各駅で手を振っていただいたのが印象的だった」との嬉しいご感想を頂戴しました。
お料理は、12月から冬メニューに切り替わったコース料理(写真は前菜)をご提供しました。
「どの料理も美味しく、高級ホテルのようだ」と大変好評でお酒もすすみ、列車内は終始和やかで温かい雰囲気でした。
ちなみに、お酒は「白い梅酒」(蔵元:みいの寿/大刀洗町)が人気でした。
このほか、記念乗車券に鋏(はさみ)を入れる「入鋏(にゅうきょう)体験」も行っていただき、楽しい時間をお過ごしいただけたようでした。
このように、当列車は温かいお料理に加え、温かいおもてなしも自慢です。
これからも皆様に喜んでいただけるザ レールキッチン チクゴを目指してまいります。
貸切運行のご相談も受け付けておりますので、お気軽に観光列車担当までお尋ねください!!
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