

皆さんこんにちは!POT3.0事務局です。
8月と11月の2回にわたり、株式会社ヒューマンバリューの主任研究員川口大輔氏を講師に迎え、POT管理職研修を実施いたしました。
今研修は、「POTミーティングを軸に、目指す企業文化を創造する」というコンセプトのもと、目指す企業文化の実現に向け、職場をリードしメンバーを支援する立場である管理職の方を対象に、
・マネジャーの役割を深める
・POTミーティングを通してマネジメントの質を高める
・企業文化の創造に繋げる
ことを目的に、研修を通してお互いに考える機会として実施したものです。
【第1回(8月)】 企業文化を創造するマネジャーの役割とPOTミーティングの効果的な実践
事前課題「振り返りシート」や講師による「マネジャーの役割の変容」に関する情報提供等を踏まえて、管理職同士でお互いのマネジメントについての振り返り・あらためての気づきの共有を行いました。次に「価値観カード」を使って、自分自身が大切にしたい価値観や目的意識(Being)を明確化し、理解を深めました。最後は、グループに分かれPOTミーティングの実践学習を行い9月のPOTミーティングに向けてのプランを立てて終了となりました。
【第2回(11月)】 評価フィードバックを成長の機会にする
9月に実施したPOTミーティングについて振り返った後、今研修のテーマである「フィードバック」について、自身へのフィードバックから感じたことや講師の情報提供を受けて気づいたこと等を話し合い、深堀りをしていきました。その後評価フィードバックの実践学習を行い、進め方のイメージを確認しました。
出典:タムラ・チャンドラー、L・グレーリッシュ著、『フィードバックの真価 〜職場に信頼を生み出し、共に成長する〜』
なお、今研修では、事前に職場のメンバーに「自身へのメッセージシート」を書いていただきました。評価する立場である管理職が、職場メンバーからフィードバックを受けることでそれぞれ気づきや感動があったようです。メンバーの成長に繋げるために、どのようなフィードバックをすれば価値あるものになるのかを全体を通して考えるいい機会になったかと思います。
11月の研修では、最後に「マネジャーのあり方」について管理職全員で対話を行いました。
「これからどういう想いでメンバーと向き合っていきたいか」という問いに対し、
・部下に期待を伝えることの重要さ。特に、後輩・後進の育成についてももっと話をしたいと思っている。
・もっといろんなことを「やってみる」ことを大事にしてほしい、ということを伝えていこうと思った。
・普段の会話が大切だと感じた。部下の話に耳を傾け、思いや考えを聞いてあげる雰囲気作りを大切にしたい。
・回数や時期に拘らず、日々の業務の中で自然とフィードバックできる環境づくりを心掛けたい。
・上司が思う「部下との距離」と部下が思う「上司との距離」の感じ方は違う、ということをしっかりと認識してコミュニケーションをとっていきたい。
・お互いに本音で話ができる関係性を築いていきたい。いただいた質問や意見から逃げずに答えていきたい。
など、多くの対話の中で、「普段からコミュニケーションをしっかりとっていく」「職場雰囲気づくりに働きかけていく」「自分自身も共に成長していく」など前向きなコメントがたくさんでてきました。
「POTミーティングを軸に、目指す企業文化を創造する」
管理職一人ひとりが主体となって目指す企業文化の創造に働き掛けていくこと、そしてその先にある可能性について研修を通じて考えていただけたのではないかと思います。
現在、1月に実施した「カルチャーアンケート(※)」の結果を分析中です。
今年度の取り組みやカルチャーアンケートの結果を踏まえ、来年度の実行プランに繋げてまいります。
※カルチャーアンケート:会社全体やそれぞれの部門が持つ風土や文化を可視化し、現状の理解を深めることを目的として、本社・国際物流部門の部長~係員を対象に行ったアンケート。
実行プランの内容は、イントラネット内POT3.0ホームページにアップ予定です。
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