

こんにちは。西鉄ウィルアクトです。
ついに西鉄ウィルアクト全社員が待ち望んでいた事が成就しました。
11月4日から6日で千葉県の幕張メッセで開催された第42回全国アビリンピック2022のオフィスアシスタント部門で馬淵丈彦さんが3位に入賞しました。
本日はその様子をお伝えします。
アビリンピックは、障害のある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会です。
7月に福岡大会が行われ、ウィルアクトから12名が出場し、馬淵丈彦さん・田中颯平さんの2名が全国大会への切符を手にしていました。(その時の記事はこちらから)
10月3日、福岡県の選手を代表して馬淵丈彦さんが服部知事へ決意表明を行い、「福岡県代表として自信と誇りを持ち、持っている力を最後の1秒まで出し切って参ります」と熱く表明して全国大会に臨みました。
(写真左から:馬淵丈彦さん・福岡県知事・田中颯平さん)
馬淵さん・田中さん大会にて大健闘!!!
11月5日、決戦の地、幕張メッセにて、馬淵丈彦さん・田中颯平さんはお互いの健闘を誓って会場入りしました。
また、馬淵さんには片岡マネージャー、田中さんには渡部マネージャーが支援者として会場に入りました。
〇馬淵さん
馬淵さんが出場したオフィスアシスタント部門は3つの課題にて行われました。
第1課題は配布物の準備です。マルチカードをポケットティッシュに差し込む作業などを行います。
周りは順調に課題をこなしていて、苦戦する馬淵さんの姿を見て、応援していた片岡マネージャーはヒヤヒヤしていたそうです。
第2課題は発送書類の封入です。日頃行っている作業なので落ち着きを取り戻して順調に課題をこなしていきました。
第3課題は社内便の仕分けです。得意分野なので、スムーズに課題をこなし見直す時間があるくらいでした。第3課題は馬淵さんだけがパーフェクトだったそうです。(大会関係者談)
〇田中さん
一方の田中さんは、和文・英文の2つの課題にて、競い合うワード・プロセッサー部門に出場。
初出場で緊張気味でしたが、競技が始まると集中出来た様子でした。
和文競技では、レイアウトや書体、図形の選択に迷いが出てしまい苦戦し、焦ってしまい時間内に課題を終わられることが出来ませんでした。
しかしながら英文競技では、和文の反省を生かして迷わずスムーズに課題をこなし、競技を終える事が出来ました。
どきどきの結果発表
大会翌日の11月6日、結果発表のため競技者全員が幕張メッセに集まりました。各競技の発表の際、あちこちから歓声や拍手が上がっていました。
まずは、田中さんが出場したワード・プロセッサーからの発表です。
今回は、、、入賞出来ませんでした。しかし、田中さんは自分の力を出し切った結果なので晴れやかな表情でした。
次に馬淵さんが出場したオフィスアシスタントの発表です。結果は見事、銅賞!!!
大型スクリーンに馬淵さんの名前を見た瞬間、関係者全員立ち上がって、受賞した馬淵さんよりも興奮していました。
表彰台では、堂々としてメダルを授与していました。
(表彰台にて 写真真ん中:馬淵丈彦さん)
大会を終えて...
馬淵さん: 前回大会から課題と反省を踏まえて、練習を積み重ねた結果が3位になったと思います。第一課題で調子が思ったより上がらず、このままではダメだと思い、決意表明を思い出して最後の1秒まで出し切れば、何とかなると開き直ったのが良かったのかなと思います。来年に向けて、今回の反省と課題を踏まえて、もっと良い色のメダルを取りたいです。
田中さん: 和文で迷ってしまった事が悔やまれます。来年に向けてもっとスピードアップと経験を積み重ねます。
馬淵さん、田中さん、本当にお疲れ様でした。2人の一生懸命に競技へ取り組む姿勢を見て、感動と勇気をもらいました。
今後は、1人でも多く全国大会へ出場できるよう、皆で努力を積み重ねてまいります。
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