

こんにちは、広報課です。
毎月お一人づつ役員の方に登場いただき、事前に社員から募った質問に全力で答えていただく『全力回答!役員インタビュー!!』。
第12回目は、都市開発事業本部ご担当の石川さんです。
※記事においては、皆さんからお寄せいただいた質問のうち、広報課でセレクトしたものを先に掲載します。(同様の質問はまとめてお尋ねしています)
残りの質問の回答は末尾にまとめて掲載いたします。
仕事に関すること
Q.西鉄入社を志望した理由は何ですか
女性が一生働きやすそうな会社だったからですね。
当時、就職活動で入社2年目・3年目の先輩に話を聞くことが出来たので、色々な会社の先輩に話を聞いた結果、西鉄が一番女性が働きやすそうな会社かな?と思って入社をしました。
ところでそもそも、何で一生働きたいと思うようになったかというと、母親が専業主婦だったからと思います。
母親が専業主婦だと、帰ったらいつも迎えてくれて、おやつを準備してくれて、とすごく幸せな子供時代を送っていたのですが、しかし、専業主婦である母親の姿に、どこかしら自由のなさ、みたいなものを感じていたのでしょう。恐らく中学生位の頃から、何かしらの仕事を持って一生働き続けたいと思っていたような気がします。
(新入社員の頃。右から2番目が私です。同期入社の女性は他に3名いましたが、皆2~3年で寿退社していきました)
Q.担当の時に一番大変だった仕事を教えてください!
私は、係員時代は福岡駅開発本部の専門店課に8年間所属していたのですが、最後の4ヶ月間がとにかく大変だったのを覚えています。当時の専門店課には商業開発の経験者がいなかったので、自分達で色々と業務を詰めていたつもりが、最後の詳細が決まっておらず、こんなところまで詰めなければいけないのだと本番近くになって分かり、慌てふためいてバタバタと詰めの作業に入りました。
当時の専門店課は課長以下5名体制でしたが、昼間はそれぞれが打合せ等で動き回り、夜の20時から22時位に各々事務所に戻り、それから、黙々と各人が明日に向けての準備作業を2時か3時頃までして、4時頃に家に帰り、失神するように寝て翌朝を迎えるという毎日を繰り返していました。
正直、ソラリアステージオープン前の最後の4ヶ月は、私の中では地獄の4ヶ月間として脳裏に刻まれています。この時に、仕事を進めるに当たってのスケジュール管理の大切さを心の底から思い知らされました。
(【左】工事中の現場にて【右】開業100日前からカウントダウンしていたボードの前で)
Q.チャチャタウン小倉の開発を担当されたと思いますが、開発の過程で特に印象に残る出来事・エピソードを教えてください。
係長になって最初の仕事がチャチャタウンの開発だったのですが、専門店課での最後の4ヶ月が余りにも大変で、スケジュール管理の大切さをよくよく学んだので、担当になってすぐに、ちょうど上司から頼まれ、開発スケジュールを作りました。専門店課で経験した全ての業務を詰め込んだ大作でしたので、スケジュール表だけでA3横で10枚位になったと思います。直近の専門店課での仕事の記憶が鮮明だったからなせた技ですね。今ではあのようなスケジュールを作れる気が全くしません。
そのスケジュールをもとに業務量が可視化されたので、チームが増員され、オープンまで大きな混乱もなくスムーズにチャチャの開発が出来たのは、とても嬉しかったです。
(チャチャタウンの起工式にて)
Q.仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?事業部のトップである本部長として、大事にしていることを教えてください!
仕事をする上で大切にしている事は、やはりコミュニケーションですね。自分ひとりの知恵は大した事はないけれど、みんなが知恵を出し合い、全員が考えて動く組織はとても強いと思います。みんなで知恵を出し合い、全員が100%、120%の力を出して働けば、良い仕事に繋がり、結果として評価や会社への支持に繋がり、最終的に利益に結びついていくと思います。
「三人寄れば文殊の知恵」とは良く言ったものと思いますが、コミュニケーションの大切さは大昔から受け継がれてきた知恵なのではないかと思っています。
また、本部長として大事にしている事は、皆さんが元気に楽しく働いているかどうかですね。コミュニケーションを取って情報を共有し、お互いにサポートし合えるような環境で働いていると、自然と表情が明るくなると思いますので、皆さんが楽しく働ける環境を出来る限り整えられるように、いつも心がけています。
Q.業務で大きな決断をしたなと思った瞬間があればご教示ください。
皆さんの知恵を借りながら仕事を進めているという意識が強いからか、自力で大きな決断をしていると余り感じていないので、そのような瞬間は残念ながら思い当たりませんでした。
Q.いつも石川さんの明るさに元気をもらっています!常に明るく振舞われている秘訣や意識されていることを教えてください。お仕事が大変だなと感じる瞬間があり、明るく振舞えない自分に悩んでいます。持ち前の明るさやときめきを取り戻したいです!
自分と一緒に働くチームの皆さんが元気でいる事が、私自身の元気に繋がるので、職場が明るい空気感で包まれるように、自身の言動は意識しています。
係長になって以来心掛けている事としては、部下から声をかけられたら、どんなに忙しくても不機嫌な顔をしない、必ずいいよと笑顔で気軽に応じることですね。上司の機嫌が悪いと、部下は声をかけづらいので、結果、仕事が滞り、業務全体がうまく回らなくなると思いますので、職場では、気分を一定以上に保つように心がけています。
また、相手の話は否定せずに必ず受け入れた上で話を進めるなど、楽しく円滑なコミュニケーションとなるように意識しています。良いコミュニケーションは自分自身も楽しいし、前向きなアイデアが出てくるので、良い方向に物事が進んでいくように感じます。
また、何か起こった時にクヨクヨしても仕方ないので、仕事では、前しか向いていない感じです。あれこれ悔やんでも仕方がないので、どうしたら上手くいくのか、どうしたらより良くなるのかに全エネルギーを注ぎ、合理的に判断するようにしています。
Q.いつも、元気で前向きな石川さんですが、元気の秘訣や女性特有の不調などへの対処法がありましたら是非教えていただきたいです。
食事、睡眠、運動はきちんとするように心がけていますね。
食事は、子供の頃から母親に、これは緑黄色野菜、これは根菜類等と教えてもらいながら食事をしていたので、今日は何品目食べたのか、バランス良く食べているのかをいつも意識しています。若干健康オタクなのかも。
睡眠は、平均8時間は寝ていて、疲れるとごくたまにですが、13時間位寝る時があります。また、高校卒業以来、週1~2回の水泳は続けていて、泳ぐのは遅いですが、今でも1時間足を立たずにつくことなく連続して泳いでいます。
あとは、気分転換にお酒を飲んだり、映画を観たり、ダイビングに行ったり、オンとオフは結構使い分けている方かと思います。
女性特有の不調については、体調管理に気を付けているからなのか、もともとの体質なのかは分かりませんが、あまり悩まされた事はなく、いつも大体健康な感じです。
寝不足の時には、さすがに眠くて朝起きた時にキツイと感じる位でしょうか?
Q.いつもパンツスーツをピシッと着こなされていて、かっこいいなと思っております。ファッションへのこだわりがありましたら教えていただきたいです!
会社でのスーツは、きちんと仕事をするヒト感を出すための仕事着です。人間の印象は最初の3秒で決まると言われていますので、ちゃんとしたものを着ていた方が、第一印象が良いし、良い印象を持たれた方が仕事を進めやすいので、業務用と割り切っている感じです。
なので、普段着は、モノトーンスーツの反動で、色物や柄物、ヒラヒラしたものなどを着たりしています。
Q.わが社は、まだまだ男性が多い「男社会」ですが、そんな会社で働く女性のみなさんへ、これまで石川さんが仕事をする中で、気を付けている事などがあれば是非お聞きしたいです。
余り気にしていないというのが実情です。自分が出来る事を自分なりに力一杯やれば良いと思っているので、わりあいマイペースで仕事をしている感じです。
(ターミナル開発時代の慰安旅行。ちょうどカラオケが回ってきたところです)
Q.女性で執行役員を務めることに対する難しさ、醍醐味等を教えてほしい。また、石川さんに続く女性役員が出ていない現状をどう思うか。今後の女性活躍に対する期待はあるか。
会社では上の役職になれば成る程、自分で出来る仕事の範囲と自由度が拡がり、より仕事が面白くなるので、それが執行役員の仕事の醍醐味といえますね。また、自分に続く女性役員はどんどん出てきて欲しいと思ってるので、非常に期待していますし、首を長くして待ちわびています。
Q.都市開発や建築・土木業界ではまだまだ女性の執行役員、社長の比率が低いと思います。石川さんのように、男性女性問わず憧れるかっこいい女性役員が生まれる社会にする為には、何が必要かと思われますか?
リケジョという言葉が出てきましたが、世の中では、理系の女子がきちんと就職出来るのか、自分の子供(女性)が理系に進むのを不安に思う親御さんがまだまだいらっしゃると聴いています。女性であっても活躍出来る分野や職業・職種への理解が進んでいくと、自信をもって建築・土木業界等を含む様々な分野を目指す女性が増え、色々な場で活躍する人が増えていくのではないかと思います。
Q.当社グループにおいて女性のキャリアを切り拓いてこられるなかで、様々な場面でご苦労があったのではと推察しますが、いつも自信に溢れた雰囲気に感銘を受けています。壁にぶつかったとき、「必ずこの人に相談する」と決めている先輩や同僚はいらっしゃいますか。もしくは、悩んだ時に読み返す愛読書などがあれば教えていただきたいです。
壁にぶつかりそうになった時や、どうして良いのか分からない時は、その仕事に関わるチームの皆さんと徹底的にコミュニケーションを取り、集中して議論をしていく中で、何かしらの解決の糸口が見えてきます。
話をする中で、色々な情報や様々な考え方が出て来ますので、それらを整理していくうちに、方向性が見えてくる感じです。困った時にはコミュニケーションですね。
Q.現在も在籍されている先輩の中で、特に尊敬されている方がいらっしゃれば、その方のお名前と尊敬する理由を教えていただけますでしょうか。
入社して2年間はお茶くみとコピーが仕事の中心で、3年目に初めて、自分で考えて書類を作成する業務を与えられました。その時に業務を指示して頂いた課長が、現在の倉富会長となります。
倉富会長には、ステージ専門店街の開発やチャチャの開発等でお世話になり、数多くの事を教えて頂きました。
Q.入社後に経験された赤面するような失敗談があれば、差し支えない範囲でぜひお聞かせください。
チャチャタウン開発の新任係長の時の話です。
担当役員を東京にご案内する機会がありました。チャチャに入居予定のテナントや参考になる施設などをご案内して、最後に横浜の中華街を予約していましたので、東京から横浜に移動しました。品川で、『出来る限り早く横浜に着いた方が良い』と思い、新幹線に乗り換え、自由席に座りホッと一息。すると、「次の停車駅は名古屋」と車内アナウンスが・・・!!?
正直、耳を疑いました。当時、私は新幹線が全て横浜に停車するものと思い込んでいたのですね。
それから、4人で向かい合わせになって車内販売のビールを買い、車掌さんに事情を話して品川まで戻る往復切符を頂き、当時は携帯が無いので、車内電話で中華街のお店に連絡し等々、あの往復の約5時間は、居たたまれない悪夢のような時間でした。最後に、閉店間際の横浜中華街のお店で、冷え切ったコース料理を20分位で食べて、その日の視察は終了となりました。
今でも、名古屋駅の新幹線のトイレ横の待合室をみる度に、『東京に戻る新幹線を死にそうな思いで待っていたなぁ~~』と懐かしく想い出します。
プライベートに関すること
Q.幼少期はどんなお子様でしたか?
一人っ子だったこともあり、おとなしい子供でした。クラスではいつも真ん中位にいる感じですね。
授業で手を上げて発言なども、ドキドキし過ぎて出来ませんでした。
学生の頃は、かなりの読書好き(小説です)で、小学生の時は学校の図書館だけでは飽き足らず、市営図書館でも本を借りて読んでいました。
Q.朝の出社前のルーティーンを教えてください
昨年位に、朝起きたら歯磨きをした方が良いと知りましたので、朝イチで歯磨きをしています。
また、大学生位から肩こり体質なので、朝の支度を終えて、スーツに着替える前に、肩をグルグル回して血流を良くするようにしていますね。それでも肩こりは治らないので、定期的にマッサージに通っています。
Q.好きな食べ物や苦手な食べ物を教えてください。
美味しいものであれば、何でも大好きです。苦手な食べ物はありません。
Q.ワイン好きなイメージです。これまで飲んだ中で一番美味しかったワインは何でしょうか。
う~ん、やはり、オーパスワンは美味しいですね。他にも美味しいワインは沢山あったのですが、フランス語やイタリア語などラベルが外国語なので、名前が分かりません。
Q.カラオケの十八番はなんですか。
綾香の「三日月」やTBS金曜ドラマの主題歌「恋に落ちて」等は良く歌っています。
Q.福岡に来たばかりで福岡の様々な魅力を勉強中の者です。TBSの『人生最高のレストラン』という番組に習い、石川さんの人生最高の一品を、何かエピソードと交えて教えて頂きたいです!
最高の一品というのは美味しかったものがあり過ぎて難しいのですが、私は雲丹が大好きで、北海道で食べた雲丹は絶品でした。余りにも絶品過ぎて、北海道の雲丹の美味しさが脳裏に焼き付き、おかげで九州の雲丹を美味しいと感じなくなくなりました。一番好きな食べ物は、最高峰を食べると、不幸が始まります。
Q.学生時代はどのような性格でしたか?部活動や心に残っているエピソード(頑張ったこと、苦しかったこと、楽しかったこと等)があればお聞きしたいです!
小学校が2回転校、中学校でも転校した事もあり、きちんとした部活動は余りしていないです。
中学1年生の時に、友達に誘われて合唱部に入り、これがなかなかの体育会系の合唱部で、朝のマラソンと腹筋・背筋、昼休みや放課後にも練習、合宿もありというスパルタで、千葉の合唱大会で何かしらの賞を頂いたのが、部活動のマックスと思います。中学2年で広島に転校したため、その後は帰宅部でした。
(コンクールにて、後列左から4番目。)
Q.子供の頃見ていた漫画はありますか?又今の愛読書などあればお聞かせください。
小学生の時は「ベルサイユのばら」「ガラスの仮面」に夢中になりました。中高生の時は「風の谷のナウシカ」「タッチ」「うる星やつら」等です。現在好きな漫画は「キングダム」です。
また、小説で一番印象に残っているのは、「海賊と呼ばれた男」です。出光佐三の生き様に深い感動を覚えました。
Q.アイドルなどの『推し』はいらっしゃいますか?
残念ながらいません。小説が好きだったせいか、良く出来た虚構の世界観が好きなので、"この作品を演じた時のこの役者さんが好き"といった感じで、一貫して同じ人を推した事がありません。
Q.仕事とライフスタイルのバランスをどのようにとっていらっしゃいますか
仕事の時は仕事に集中。業務が終了したら、仕事の事を考えないように割り切り、ストレスを溜めないようにする です。
Q.いつも笑顔を絶やさずに明るいイメージがありますが、正直しんどいなと思うことはあるのでしょうか。その時はどのようにして乗り切っていますか?
しんどい時は、やはり、気分転換の現実逃避が一番ですね。ダイビングは最たるものですが、女子会のお喋りや、ネットフリックスのだらだら鑑賞、猫カフェで癒される、温泉に入る等々、いつもと違うことをする事で心と脳をリフレッシュしています。
(【左】ダイビング仲間と【右】オーストラリアでスカイダイビングも体験しました)
(石垣島の夕暮れ)
石川さん、どうもありがとうございました!
次回は小柳 和彦さんです。3/27(木)まで質問募集しておりますので、こちらのリンクより奮ってご参加下さい♪
https://forms.office.com/r/ASiLM0X18h
以上、いただいた質問の中から広報課がセレクトのうえ掲載いたしましたが、他に寄せられた質問にもすべて回答いただいております!
下記にまとめて掲載いたしますのでご覧ください。
↓↓その他の質問↓↓
Q.どういう人と働きたいですか。
前向きに仕事に取り組んでいる人と働くのは気持ちが良いですね。
Q.いつもアイシャドウのお色味が素敵ですが、どこのブランドのものを愛用されていますか?
アイシャドウはなかなか減らないので、2年に一度位しか買いませんが、最近買ったものはアルビオンです。テレビで観たのですが、30代を過ぎると、茶色系のシャドウは目が窪んで見えるので、目の内側には付けない方が良いというのを識り、目の内側は明るめ、外側に従って濃いめとなるよう縦型でシャドウの色を変えています。
Q.本社・グループ会社含め、社外取締役や(グループ会社は)本社からの出向以外で、個々の会社のプロパー(生え抜き)の女性役員が、ほぼいないように思います。そんな中、女性従業員の希望の星だと思いますが、今後、西鉄グループでプロパーの女性役員を増やす、また、女性が役員になるために、必要だなと思うことなどありましたら、お聞かせいただきたいです。
チーム全体、会社全体を考えて仕事をするという視点は必要だと思います。また、客観的な判断が常に出来るように、世の中の動きや様々な分野の情報収集はしていく必要があると思います。
Q.若手社員の場合、給与が新入社員とほぼ変わらないケースがあります。若手とはいえこれまで各事業を支えてきた既存社員の評価が、新入社員と同じ程度ということであり会社に対して強い失望感があります。新入社員の給与を上げるのは非常によいことかと思いますが、既存社員を軽視する姿勢について、いかがお考えでしょうか。
私は、人事の専門外ではありますが、人事が、若手・中堅・ベテラン、各職種の給与バランスや給与体系などを様々な角度から整理・検討し、西鉄グループで働く皆さんのモチベーションが上がる給与体系となるように、苦労しながら決めている様子を識っていますので、既存社員を軽視しているとは決して思っていません。従って、そのように感じる方がおられることは、とても残念に思います。
西鉄は、地域に根差した、地域とともにあるとても良い会社だと思っていますし、西鉄グループに入った皆さんも、そのようなところが良いと感じて入社した方も多いと思いますので、西鉄グループで働く事に喜びと誇りをもって働く方が増えるように、給与体系を含めた社内改革が更に前進することを願っています。
Q.今までたくさんの海に潜ってこられたと思いますが、一番感動したのはどこですか?
それぞれの海に特徴があり、別々の感動があるので一概には言えないですが、昨年行ったモルディブは、魚影が凄くて、ジンベイザメやマンタ、ナースシャークなど本当に数多くの魚達に出遭えたので、毎日が感動の連続でとても楽しかったです。
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