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『全力回答!役員インタビュー!!』vol.13小柳 和彦さん

『全力回答!役員インタビュー!!』vol.13小柳 和彦さん

こんにちは、広報課です。
毎月お一人づつ役員の方に登場いただき、事前に社員から募った質問に全力で答えていただく『全力回答!役員インタビュー!!』。

第13回目は、西鉄旅行ご担当の小柳さんです。

※記事においては、皆さんからお寄せいただいた質問のうち、広報課でセレクトしたものを先に掲載します。(同様の質問はまとめてお尋ねしています)
残りの質問の回答は末尾にまとめて掲載いたします。

仕事に関すること

Q.西鉄入社を志望した理由は何ですか?
元々は地元の福岡で地方公務員を目指していました。父が民間で苦労したので、「公務員になれ」と勧められ、大学では法学部を専攻して「行政書士」の資格も取りました。ただ、公務員試験は競争率も高かったので民間も併願し、西鉄など公共性の高い会社を中心に応募していました。

最終的に西鉄か公務員かで悩んだのですが、組織を見比べたときに、環境局、水道局、議会事務局といった堅いイメージの役所より、自動車、鉄道、レジャー、不動産といった西鉄のほうが面白そうだなと感じて決めました。もちろん、乗り物好きという一面が影響したとは思っています。

ただし、入社して最初の仕事は北九州の路面電車廃止でした・・・

(1985年北九州路面電車廃止 左が小柳さん 右は当時の西鉄労組北九州支部鉄対部長)

Q.仕事をするうえで一番大切にされていること・信念や座右の銘を教えてください。
役員・社長という立場では、「成長と分配」の好循環を目指して従業員、会社、株主へバランスよい分配を成すことだと考えています。少し意味は違いますが「三方よし」が好きですね。

自身が仕事を進める上では、座右の銘が「果てしなき好奇心」ですので、なんにでも興味をもって仕事に楽しみを見つけることでしょうか。新入社員への祝辞では毎年「3人のレンガ職人」の寓話を例に出して、「仕事にやりがいを持つ」ことを伝えています。

信念としては、言い方が古いですが「お天道様に恥ずかしくない行動をする」ことです。仕事で判断を迷ったときに、企業理念やコンプライアンス方針に沿っているかを確認するのと同じで、「今の言動は家族に胸を張って言えるか?」と自問自答するようにしています。

Q.今までの経験の中で一番困難を極めた仕事は何でしたか?
困難とは少し違うかもしれませんが、人事課・賞罰担当係長当時の労働裁判は特殊な仕事で、大変緊張感のある仕事でした。4年ほど担当しましたが、その間に訴訟が8件あり、年平均50回くらい裁判所に出廷していました。弁護士と打ち合わせながら答弁書や準備書面を作成し、法廷の証言台にも7回立ちました。証拠提出のために連日深夜まで大量のバスのタコグラフ解析を行ったこともありました。

これらの裁判に携わった経験で文章力が培われたと思っていますし、現在は経団連の推薦で非常勤の国家公務員として「労働審判員」も務めさせていただいています。

Q.今までやってしまった大きな失敗は何ですか?失敗してもすぐに立ち直れますか?
性格的に時間を守ることを重視しているのですが、入社間もない頃、社有車の運転で道を間違えて上司を迎えに行く時間に大幅に遅れてしまったことがあります。当時はカーナビもなく思い込みの道を走ってしまい、めちゃくちゃ焦りました。

結構落ち込むタイプなので、立ち直りには時間がかかります・・・休日はできるだけ外出して仕事のことを考えないようにしています。

Q.多くのグループ会社をご経験されておられますが、最も印象に残っている出来事を教えてください。
西鉄本社時代では人事課在籍時の採用担当の仕事が印象に残っています。平成3年(1991年)入社組を初担当しましたが、Nマガジンというパンフレットの作成からエントリー受付、面接、新人研修まで熱中して取り組んでいました。東京初の企業セミナーを開催したことも記憶に残っています。採用を担当した期生から副社長と女性役員が誕生したことはとても嬉しく、誇りにも思っています。

グループ会社では、西鉄エアサービス時代に旅客ハンドリングで新千歳空港に進出したことが印象に残っています。JALから見積依頼を受けた際は驚きましたが、現地採用を行いつつ、福岡空港のスタッフに異動や応援をお願いしてなんとか初便を出発させたときは感動しました。千歳への出張機会も多かったのですが、週末に現地スタッフと一緒に出掛けたスキーも楽しい想い出です。

Q.西鉄旅行には十年以上前にも出向されていたと存じますが、その時の苦労話を教えてください。
2008年にアメリカから帰国して総務部長として赴任し、九州営業本部長、WEB営業部長と1年ずつ経験させていただきましたが、その間にリーマンショック、新型インフルエンザ(H1N1)発生、JALの経営破綻、東日本大震災と経済を大きく揺るがす事態が次々と発生し、旅行業界にとっては苦難続きでした。今は社長として見える景色が広がって少しは会社全体が見渡せるようになりましたが、当時は見え方の範囲が狭く、担当する部門は大きな赤字を抱えて皆さんにご迷惑をかけてしまったと申し訳なく思っています。

それでも、人財活性化委員会や制服委員会などで若い社員の皆さんと熱心に議論をしたり、西鉄とのコラボで「さよなら西鉄2000形ラストランツアー」や「西日本車体工業の最終製造車両展示ツアー」を実現するなど、楽しかった想い出もたくさんあります。

(2010年さよなら西鉄2000形ラストランツアー)

Q.小柳役員には大変お世話になりました。東京でいつでもお待ちしております。ぜひ国物時代に最も印象深い出来事をお教えいただきたいです!
ありがとうございます。半分希望もあって東京(国際物流)には7年間お世話になりました。印象深かったのは、やはり海外出張でしょうか。総務課長の立場で2年がかりでアジア、アメリカ、ヨーロッパの13か国19都市を訪問し、駐在員の皆さんや奥様方から現地生活のお話を聞き、スーパーやマクドナルドで価格を調べるなどして海外給与の見直しを行いました。初めて「国内部分給」を取り入れたのもその成果だと思っています。

大変だったのは人事賃金制度の見直しです。当時は今の地域マーケット部門と同じ制度でしたが、事業特性や地域特性が異なるので、給与水準を見直し、より能力・成果主義へ移行するために賃金テーブルを導入しました。一方で、経過措置後に給与ダウンしてしまう方もいらっしゃったのですが、その方々向けのモチベーションアップ研修では主催者として「針のむしろ」だったのを覚えています。

Q.アメリカ勤務時代の思い出をお聞かせください。(楽しかった点、ご苦労された点など)
「旅行」と「居住」では全く違うことを思い知らされました。日本のように戸籍や住民票の制度がないので、社会保障番号(SSN)の取得に始まり、銀行口座の開設、住居契約、自家用車の購入、インフラの契約など、生活するためのありとあらゆることを一から始めなければならない海外駐在の苦労を知りました。

ただ、アメリカでは車も二輪もたった$10(当時)で運転免許が取得できましたので、現地の二輪サークル(風輪会)に参加できたのは良き想い出です。

仕事の面では、内部統制(J-SOX)の担当だったのですが、一部、駐在員の給与計算や経理の仕訳など総務的なこともやっていました。仕訳作業は初めてだったので、貸方・借方がなかなか理解できずに苦労しました。

楽しかったのはやはり旅行ですね。ガソリンは当時60円/Lと安く、120km/H制限のフリーウェイは無料なので、車やバイクで遠出してもリーズナブルでした。旅先として一番思い出に残っているのは2007年のクリスマス休暇で訪れたフロリダです。オーランドまで飛行機で飛んでディズニーワールドとケネディ宇宙センターを体験し、あこがれだったMustangのオープンカーでアメリカ本土最南端のキーウエストまで南下して走りました。映画にも登場する「セブンマイル・ブリッジ」を通るのですが、貴重な経験だったと思います。

(【左】2007年アメリカシカゴ駐在時のバイクツーリング【右】2007年フロリダ・キーウエストにて)

Q.これまで様々な分野でご活躍されてきたと思いますが、それぞれの経験が融合したからこそ成しえたような仕事はございますか?
人事・総務系の仕事が長く、人事賃金制度や各種規則、内部統制には詳しくなりましたので、赴任先の各グループ会社で制度やルールの見直しができたかなと思っています。変えすぎと思われているかもしれませんが・・・ また、転職のような全く初めての業界への異動が多かったので、周囲の話をしっかり聞いてから判断するというクセがつきました。ただ、自分自身の考えは持っているつもりですが、良くも悪くも妥協点を探ることがあります。

仕事とは言えないかもですが、西鉄エアサービス時代から現在まで通算7年ほどほぼ毎日、管理者の皆さんに「本日の雑感」としてメールを送信しています。その日のトピックスや本社の動き、自身の想いなどを書いているのですが、これもいろんな経験で文章力がついたおかげですし、親近感をもってもらい、風通しをよくするのには役立っていると思っています。

Q.困難な壁にぶつかったとき、どう乗り越えますか??
壁にぶつかるということは解決策がなかなか見いだせていない状態です。その場合には、よりベターだと思われる方法で「まずは動いてみる(やってみる)」ことを心がけています。一歩踏み出すことで課題の本質が見えてくることもありますし、小さなPDCAの繰り返しで成功に近づけていくことが大事だと思っています。難しい課題に対しては、いきなり100点ではなく、70点くらいを目指して妥協点を見つけていくことも必要ではないでしょうか。

また、自分一人で悩まずに周囲に相談することも大事だと思っています。「3人寄れば文殊の知恵」ですし、幸い、これまで上司や同僚に恵まれ、違った目線から何度も助けていただいた経験があります。

Q.新入社員やベテラン社員誰に対しても同じ態度で接してくださる印象があります。一方ではON(仕事)とOFF(プライベート)の切り替えがすごすぎますが、コツは何でしょうか。
係長を拝命して年上の部下をもったときに、当時の部長から「役付は偉いのではなく、役割だから」と教えていただいて目からウロコだったのを今でもずっと覚えています。なので「偉い」という言葉は好きではなく、今でも社内では「肩書」か「さん」付けで呼ぶようにし、絶対に呼び捨てはせず、基本は敬語を使います。それが「同じ態度で接する」と感じていただけているのかもしれません。

ONとOFFのギャップが大きいのは自身でも自覚しています。コツはやっぱり好奇心です。友人からも「回遊魚」と言われていますが、休日でも目新しい場所を調べては外出して、できるだけ仕事のことを考えないようにしています。

Q.私は元職が穀物の物流関係でした。携わったのが30年以上になります。小柳さんからご覧になって、穀物の物流のこれからどういう推移をたどるとお考えになられますか?

これは私にはなかなか難しい質問です・・・国際物流部門には海外駐在を含めて9年在籍していましたが、総務系の仕事でしたので物流事業自体には疎いです。

穀物は日本の主食なので、食料自給率が低い割には農業保護政策として輸入穀物には一部関税を課しています。今、アメリカの相互関税が注目されていますが、長期的な視点で食糧事情(物流)の安定を考えてほしいものですね。

ただ、冷凍・加工の技術は格段に進化していますので、穀物も含めた加工食品は輸出・輸入ともに増加していくのではないでしょうか?

不勉強でご期待に沿える回答ができず、お恥ずかしいです。

Q.西鉄旅行は、印象として、今や自動車産業に次ぎ半導体業界をも凌ぐ第二位の一大産業となっているインバウンド旅行需要を全然取り込めていないと思うのですが、如何でしょうか?グループ内に、NNRの国際物流本部があり、そのグローバルネットワーク・インフラを活用しない手はないのではないかと思うのですが。。。
ご指摘のとおりで、以前はアウトバウンドに注力してきましたが、個人旅行事業はOTA(Online Travel Agent)に押され、ジリ貧状態となっています。

インバウンドは発地側の旅行会社が飛行機やホテルを手配しているケースも多いため、日本国内の移動手配を受けるだけでは収益性が低く、マネタイズが難しいという課題があります。それでも当面はインバウンドが増加し、アウトバウンドは頭打ちというのが見えていますので、海外の旅行会社と提携した富裕層の団体旅行の受け入れ、西鉄素材を活かした着地型観光商品の海外WEBでの販売、留学生受入れ手配の拡大など、中計の重点戦略に沿って取り組みを広げているところです。まだ額は小さいですが件数は劇的に伸びてきています。

国際物流部門のグローバルネットワークは西鉄グループの強みであり、連携していきたいと思っています。海外に事務所や駐在員を配置するのは収支面で難しいので、日本向けの富裕層団体を取り扱っている現地の旅行会社や日本向けのMICE案件ついて情報提供いただければありがたいです。

Q.旅行業界は中小規模企業が乱立していますが、M&Aなどで再編を主導するお気持ちはありませんか?
コロナ禍で壊滅的な打撃を受けた旅行業界です。社員の皆さんの頑張りによって業績はV字回復していますが、増資を受けてようやく昨年末に債務超過から脱した段階です。未だ自己資本比率は低く、業容の拡大よりもまずは安定利益の確保を優先すべきと考えています。

現在の中計では「価格競争から価値競争への転換」、「最小人員で最大利益」、「適正対価の確保」(価格転嫁)を掲げ、成果も上がってきていますが、高率の賃上げが続く中でさらに収益性を高めるには「飛躍的な業務改善」が必要です。第17次中計でどこまで描けるかわかりませんが、私も西鉄旅行に赴任して丸5年と長くなってきましたので、後継の方にはM&Aなどにもチャレンジしていただきたいですね。

Q.旅行業界を取り巻く環境は厳しいと思いますが、西鉄旅行の強みと今後のビジョンをお聞かせください。
オンラインの時代になり個人旅行はOTAに流れていますので、旅行会社各社はカウンター店舗を次々にクローズしています。西鉄旅行においてもコロナ禍を機に個人旅行事業を大幅に縮小し、企業・団体中心のビジネスへ舵を切りました。西鉄旅行の強みは、首都圏・関西圏のサッカーを中心としたスポーツツーリズム事業、九州圏の西鉄ブランドを活かした団体旅行事業です。特にスポーツツーリズム事業では「西鉄旅行Sports」のブランドで知られるほど全国屈指の地位にあります。そこには「人の西鉄」のDNAが「ホスピタリティ」として受け継がれていて、各プロスポーツチームから絶大な支持を得られています。

2021年度からは、縮小した個人旅行事業に代わる次世代の事業の柱を作るためにソリューション営業部を立ち上げ、グループ・自治体連携による地域観光開発やインバウンド事業の拡大に注力しています。この4月から新たに立ち上がる西鉄グループ観光戦略推進委員会、Good Local 九州などとも連携して「地域観光の磨き上げ」に取り組み、国内外から九州へのインバウンド需要を取り込むことで西鉄グループと地域に貢献していくことが西鉄旅行の新たな使命であり、OTAにはできないリアル旅行会社としての存在価値であると考えています。

プライベートに関すること

Q.幼少期はどんなお子様でしたか?
大人になってからは身長177cmと大きいほうでしたが、小学校6年生までは早生まれというのもあって背が低く、「前へならえ」ではいつも先頭で手を腰に当てていました。

なぜかオルガン教室に通っていたことはかすかに記憶がありますが、自宅周辺に「原っぱ」がたくさんありましたので、毎日近所の子供たちと日暮れまで野球や鬼ごっこなどで遊んでいました。なので、冬でも短パンでいつも真っ黒に日焼けしていました。幼稚園から大学まですべて公立、学習塾なし、浪人生活なし、だったので、教育面では親にあまり負担をかけない子供だったと思っています。(ケガは多かったですが・・・)

Q.学生時代の部活動や熱中していたことを教えてください。
小学生の頃は学外のソフトボールチームに入っていました。当時はボウリングも流行っていて、近所のボウリング場でよく投げていました。
最近でも西鉄グループの職場対抗ソフトボールやボウリング大会には出場させてもらっています。ボウリングなら今でも200点は出せます!

中高生時代はどちらかというとインドア派で、読書が好きでよく図書室にこもっていました。

大学時代はサイクリングをやっていましたが、並行してバイクにもハマってしまい、現在に至っています・・・

(【左】ソフトボールチーム(前列右から2番目)【右】2019年当時のボウリングスコア)

Q.たくさんの趣味をお持ちと聞いていますが、どんなものがございますか。
ここでは書ききれないかもしれません・・・

歴が長いものではカメラ(写真・動画)が小学生の頃から50年くらい続いています。最近はスマホでの撮影が増えましたが、以前は一眼レフ、ビデオカメラなどよく持ち歩いていました。航空自衛隊の航空祭ではバズーカ砲のような望遠レンズも使います。今でも旅行やツーリングでは1日平均200枚くらい写真を撮りまくりますね。バイクツーリングは40年くらい続いています。B級グルメや温泉巡りを目的に年間30回以上はツーリングに出かけます。バイクだけでも8,000km/年くらいは走りますが、現在まで20年間ゴールド免許です!スキー歴も40年くらいで、福岡在住時は広島(芸北)エリア、東京勤務時は上越・信州方面でよく滑りました。コブ斜面でなければウェーデルンで滑れます。

歴は浅いですが、この10年くらいはシュノーケリングにハマっています。沖縄ケラマ諸島でのアオウミガメとのランデブー遊泳、グアムでのサンゴ礁シュノーケリングは非日常を感じられる素晴らしい体験で、リピーターになっています。春と秋はバイクツーリング、夏はシュノーケリング、冬はスキーというのが我が家(すべて妻同伴)の定番です。それらをGoProというアクションカメラを使って動画撮影し、YouTubeにこれまで500本ほどアップロードしてきました。ほかにもありますが、趣味に関しては一晩中でも語れます(笑)

立場上、趣味はゴルフと言わなければいけないのでしょうが、一時期ハマってプロのレッスンを受けたにもかかわらず一向に上達せず、才能がないと諦めています。この1年は膝と肩を痛めて治療中なのでさらに遠のいています・・・

(2023年築城基地航空祭で400mm望遠レンズにて撮影)

2020年ケラマ諸島シュノーケリング(GoProカメラにて撮影)

2000年東京勤務時代のスキー

Q.旅行がお好きと聞いていますが、今までで一番良かった(印象に残った)場所はどこですか?
やはり非日常を感じる海外のほうが印象に強く残ります。
西鉄旅行の社員の皆さんほどの海外経験はありませんが、人に勧めたい場所としてはイタリアで、歴史を感じるローマ(バチカン市国のサンピエトロ大聖堂)、南イタリア(ポンペイ、アマルフィ、マテーラ、アルベロベッロ)などでしょうか。一番良かった旅行という意味では、西鉄人事課在籍当時の職場旅行で行ったラスベガスです。当時、西鉄旅行の業績が厳しく、役付社員に旅行ギフト券の購入協力を求められました。ですので、大手を振って海外旅行に行けたというのもあります。私が旅程を組んでガイド役も務めましたが、希望者でスカイダイビングにもチャレンジしました。リスクを伴うのでお勧めはしませんが、人生観変わるほどの素晴らしい感動体験でした。

(【左】1999年ラスベガス職場旅行【右】スカイダイビング)

Q.バイクがご趣味で、西鉄カレンダーと同じ画角・同じ場所で写真を撮りに行くのがお好きだと聞いたことがありますが、今までで一番行くのが困難だった場所はどこですか?また、一番感動した風景はどこですか?
バイクでは冬の九重(牧ノ戸峠)はさすがに無理です。(笑)西鉄カレンダーと同じ画角の撮影ポイントを探して特定することや、季節をぴったり合わせることはなかなか苦労します。遠かった場所としては鹿児島県薩摩川内市の藺牟田池にあるヌマスギ(別名:落羽松)でしょうか。福岡~人吉~薩摩川内~桜島~日南海岸~日向~高千穂~南阿蘇~福岡を1泊2日のハードスケジュールで回ってきました。
一番感動したカレンダー風景は長崎県佐世保市・長串山公園のツツジ(2013年)です。山肌の満開のツツジ越しに海に浮かぶ九十九島を望む絶景は一見の価値があります。

(【左】2013年西鉄カレンダー写真(長串山)【右】2013年長串山公園のつつじ〈西鉄カレンダー5月の写真と同じ場所で撮影〉)

Q.小柳さんといえば無類の乗り物通として社内でも知られていると思います。①これまでの愛車・バイク遍歴②最も印象に残っている車・バイク③いつかは乗ってみたい憧れの車・バイク④愛車・バイク選びのこだわりポイントを教えてください。
「乗り物通」とまでの深い知識はないと思っていますが、好きです。バイクのエンジンオイル、点火プラグ、ブレーキパッド、各種フィルターの交換など、タイヤ交換以外の基本的なメンテナンスは自分で行って、車検もユーザーで通しています。1日中ガレージで整備していても飽きませんね。
以下、マニアックな回答ですみません。
①運転免許を取得して40年以上になりますが、この間で車は12台、バイクは原付から大型まで17台乗り継いできました。車は、若い頃はスポーツタイプ、スキー全盛時代はミニバンタイプで、東京在住時はオープンカーにもチャレンジしました。昨年からは環境を意識してプリウスのPHEVに乗り換え、自宅屋根の太陽光発電による充電で走っています。おかげでガソリンはほとんど消費しません。
バイクは、スポーツ・レプリカからアメリカンタイプまでいろいろ乗り継いできました。現在はHONDAのGOLDWINGという1,800ccのクルーザーですが、自動車税は年間6,000円、重量税は2年間で3,800円と維持費は意外に安いんですよ。
②車ではBMWのZ3で、人生唯一のオープンカーでした。バイクではヤマハのVmax1200で、これに乗りたくて大型二輪免許を取ったほどです。
③生きている間に実現されるのかわかりませんが、完全自動運転車や空飛ぶ自動車には乗ってみたいですね。逆にバイクで乗ってみたいのは、絶版の旧車ですがSUZUKIのGSX1100Sカタナです。今でもモーターサイクル史上最高のデザインだと思っています。
④車もバイクもデザイン重視(特にリア)です。今のプリウスもキャッチコピーは「一目惚れするデザイン」です。(笑)

(2020年~現在の愛機です)

小柳さん、どうもありがとうございました!次回は吉田 哲治さんです。4/30(水)まで質問募集しておりますので、こちらのリンクより奮ってご参加下さい♪

以上、いただいた質問の中から広報課がセレクトのうえ掲載いたしましたが、他に寄せられた質問にもすべて回答いただいております!下記にまとめて掲載いたしますのでご覧ください。
↓↓その他の質問↓↓
Q.愛読書や好きな映画、音楽などがあれば教えていただきたいです。
読書は好きでしたが、最近はネットから情報を得ることが多くなり、デジタル化が進んでいます・・・幼少期はイソップなどの童話や偉人伝を繰り返し読んでいた記憶があります。ミステリーが好きで、星新一は全巻というほど持っていますが、最近ではネットでも話題になった「変な家」が面白かったです。
愛読書としてはJALの元CAさんで博多の歴女としても知られている白駒妃登美さんの「人生に悩んだら日本史に聞こう」です。歴史上の人物を通じて、「将来の目標に縛られることなく、周囲の人を優先しながら、自分の置かれた環境でベストを尽くす天命追求型の生き方」を知ることができ、日本人であることを誇りに感じられる一冊で、これも繰り返し読んでいます。
映画は大好きで、特に「シニア割」が使えるようになってからは映画館に通う頻度が増えました。ただ、文学的なものは苦手で、大スクリーンで見ごたえのあるアクションものが多いです。VFXの山崎貴監督と俳優の浜辺美波のファンなので、最近観た中では「ゴジラ-1.0」がナンバーワンの映画です。これまでDVDなどで繰り返し何度も見てきた好きな映画と言えば「TOPGUN」や「T2」、「タイタニック」です。
音楽はかなりミーハーで、スマホに入れて車などで聞いているのは米津玄師やAdo、YOASOBIなどです。ドラマや映画の主題歌になっている曲を聴くことが多いですね。屋根裏に眠っているレコードは映画のサントラ版がほとんどです。
Q.ブログを運営されていると伺いましたが、差し支えなければ、そのブログのアドレスを教えていただけると嬉しいです。興味津々で拝見したいと思っています。
それだけは恥ずかしいので勘弁してください・・・
2000年頃からバイクや車関連でホームページ運営を始め、当時のBBS(電子掲示板)には毎日1,000件ものアクセスがあるほど活況でした。オフ会なども熱心に活動して雑誌の取材を受けたりした時期もありましたが、最近は表舞台から去って自分の記録用として細々とアップしているだけです・・・
Q.MBTIは何ですか??
好奇心旺盛なので、昨年試しにやってみたときは「建築家」(INTJ-T)でした。今回質問を受けたので再度やってみたところ、同じ「分析家」の分類でしたが「指揮官」(ENTJ-T)になっていました。部分的に当たっているとは思いますが、少しは成長したのでしょうか?

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ライター

篠原

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