

みなさん、こんにちは!人事部 人財開発課です。
今回は、JR九州×西鉄の新入社員で実施をした交流会の様子をお伝えします。
新入社員研修はどんなことをやっているの?
研修期間は、4月~6月末までの3か月間(※国際物流部門以外の総合職新入社員が対象)です。研修内容は、西鉄グループ社員としての基本的な知識や、社会人として必要なビジネスマナーや仕事の進め方から始まり、現在は各部門(都市開発・天神開発~ホテル~鉄道~自動車~住宅の順)の現場をまわりながら、事業内容を学んでいる最中です。
そのような中で、部門研修の合間に新入社員同士の他社交流会を実施しました。今年度は西部ガスとの交流会(2021年度より実施)に加えて、JR九州との交流会を初開催しましたので、その様子をご紹介します。
5/10 JR九州×西鉄との交流会開催!
JR九州16名、西鉄28名の計44名の新入社員が西鉄千代県庁口ビルに集まり、交流会を行いました。他社の視点を取り入れることで視野を広げ、交流を通じて、改めて自社の理解を深められるきっかけになればと企画をしました。
前半のプログラムでは、「JR九州と西鉄の共通点・相違点を探す」というテーマで、グループに分かれて議論~全体発表を行いました。会社の目指す方向、強み・弱みなど様々な切り口から議論し、「なるほど!こんなこともやっていたんだ。初めて知った!」という声が上がっていました。
▲発表資料一例
後半のプログラムでは、「2030年の九州・福岡で実現したいまちを描き、その時、JR九州と西鉄はどんな連携が必要なのか?」というテーマで前半同様、議論~発表を行いました。どのグループの発表も、新入社員ならではのアイデアがつまっていて、聞いていてワクワクするような内容ばかりでした。
※発表テーマ一部抜粋
「過疎地域活性化のため、都市部住民のセカンドハウスになるようなまちづくりをしたい!」
「2社の鉄道駅がある久留米を起点に、柳川や湯布院への観光需要を取り込み名古屋に対抗したい!」
▲発表の様子
後半プログラムの発表後には、JR九州と西鉄における実際の協業事例として、両社のMaaS担当者からお話いただきました。協業するに至った経緯や今後の取り組みなど、2社合同の交流会だからこそ聞ける話が多く、新入社員にとっては大変貴重な機会になったようです。担当者のお二人からは、「今日こうやって2社で一緒に交流会を開催していることも、以前では考えられなかった。」とこれまでの経緯を踏まえながらお話いただく様子が印象的でした。
▲協業事例紹介(左...JR九州総合企画本部経営企画部モビリティサービス推進室 馬場さん 右...西鉄まちづくり・交通・観光推進部 藤田さん)
1日の交流会を終えた新入社員の感想には、
「普段、同じ会社の人としか接することがないため、他社の新入社員とのコミュニケーションは新鮮だった。また、他者に自分たちのことを伝える上で、自社のことについてまだまだ知識量が足りていないことも、新たに感じられた。」
「ライバル関係だと思っていたJR九州さんと共通の想いや目指すものがあり、協業も行っていると分かったことで、西鉄内での事業しか考えていなかった以前より視野が広がりました。」
「安全安心のモビリティサービス・持続可能性・脱炭素化など、2社が目指す方向の大枠は同じであったこと。また、企業にとって社会の要請に応えるというのが重要であるということを認識した。」
など、合同で実施したからこそ得られた気づきや学びがあったようです。他社交流会は新入社員研修に限らず、他の階層でも企画しておりますので、案内があった際は、皆さんぜひご参加ください!
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