

こんにちは!広報課です。
にしてつグループでは、2024 年 7 月 20 日(土)から 9 月 29 日(日)まで、にしてつグループの多種多様な仕事を子どもたちに体験していただけるプログラム「にしてつキッズしごと体験スクール2024」を開催しています。
2009年から始まったこの企画は毎年大人気!(今年の応募倍率は約25倍!)
今回は、7/24(水)に開催された『バス企画体験クラス』にお邪魔してきました♪
初開催!バスのダイヤ作成を体験できるクラス
このクラスはお客様からの要望も多かった、バスのダイヤ作成体験ができるクラスで今年初開催。
体験者は、バス大好き小学4年生のT君親子です。
「楽しみ過ぎて朝3:00に起きた!」というT君。一目でバス好きとわかるピンクのTシャツが可愛いですね(*^▽^*)♪
バスに乗ることが大好きで、普段はお住まいの北九州エリアを中心に西鉄バスに乗りまくっているとか。
特に時刻表が大好きで、自宅には「お風呂場行き」「洗面所行き」などお手製の時刻表を作るほどだそう。
「私のスマホの中はバスの画像や動画でパンパンです。」とお母さん。
今日の講師は自動車事業本部の生田さん・内田さんです。
最初は挨拶も兼ねてクイズでウォーミングアップ♪
「西鉄バスは全部で何台あるでしょう?」「一日で地球〇周分走る?」などで盛り上がりました。
自分の好きな路線を作って、そのダイヤを引いてみよう!
さて、ここからが今日のメインイベント。
まずダイヤとはどういうものか?をご説明。見慣れないものに一瞬戸惑うTくんですが、すぐに読み方をマスター。
生田さん:「じゃあ実際にTくんも作ってみよう!」
Tくん:「どんな路線を作ろうかな?」
路線やバス停をたくさん知っているからこそ迷ってしまうTくん。
生田さん「私たちがバス停を検討するときは、学校や病院、区役所、観光地など人が集まるところを目印にしています」
生田さんのアドバイスも参考にし、悩んだ末に架空のバス停を含むオリジナル路線を設定しました。
竹営業所⇒沼⇒博多ダム⇒公園入口⇒九大病院(これだけ実在)
それぞれのバス停の時間間隔も設定。では早速線を引いてみましょう。
往路ができたら復路も。
次は便数を考えます。何分おきに設定しようかな?
夜に設定しようとしたTくんですが、「夜は病院閉まっとるよ~!」とお母さんの声がけで施設特性に合わせた時間設定が必要なことに気づいた様子です。
今回は4便運行することにしました。さきほどの作業を繰り返します。
作成には想像以上に算数の要素も多く、少し疲れた様子のTくん。。。
生田さん:「まだこれで終わりじゃないんだよ~。運転士さんの勤務を考えないといけないから、マーカーで色分けしてみよう」
「運転士さんには休憩も必要だよね。」
運転士さんごとに違う色を引いていきます。「2人の運転士さんで回せそうだね。」
最後に、Tくんが大好きな時刻表が登場!テンション爆上がりです(笑)
生田さん:「せっかくだから、時刻表に転記してみよう」
「大好きな時刻表がこんな風にして出来てるっていうのは、バスに乗っているだけでは分からない体験ですよね。」とお母さん。作成の途中には、行先番号の振り方や乗降調査の手段、また運転士さんの確保問題など素朴な質問もお寄せいただきました。
一連のまとめとして、ダイヤ作成に関連してにしてつの想い・考えをお伝えして締めくくりました。
「お客さま・乗務員・会社、それぞれの事情を考えて最適になるよう努めています」
せっかくなのでダイヤセンターにもご案内!
実際のダイヤ作成はどのような場所で行われているのか?
Tくん親子にも見ていただこうと2Fのダイヤセンターへ移動しました。
モニターに映るびっしり引かれたダイヤの線や、担当の大黒さんのシステム操作実演にすっかり感激した様子。テスト画面も触らせてもらいました。
ダイヤセンターを見た後は、会議室に戻って終了証の授与です。
あれっ!さっきまでは居なかったバスオが!!!!!
(Tくん親子がダイヤセンターに行っている間に、内田さんがこっそり着替えてサプライズ♪)
喜んでいただけたようで良かったですね!
最後に、企画の講師を務めた生田さんより当日の感想をいただきました。
「西鉄キッズしごと体験スクールの中で初めてバス企画体験クラスを開設しました。
西鉄バスの路線や時刻を考えるという裏方の仕事を皆様に知っていただくいいタイミングだと思い、一念発起で開設を決意しましたが、普段、馴染みのないダイヤをどうわかりやすく伝えるかということは非常に悩んだところです。当日、バスや時刻表が大好きなT君はすぐにコツをつかんでくれましたのでほっとしました(笑)
時刻表が大好きなT君がこれからもまた新しい目線で時刻表を眺めてくれたら幸いです。」
生田さん、どうもありがとうございました!
このようにキッズしごと体験スクールは各社各部門の方のご協力があって運営できています。毎年ご協力賜り、誠にありがとうございます。
まだまだこれからもたくさんの子どもたちが体験に来てくれます。怪我無く安全に終了できるよう、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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