

こんにちは!広報課です。
にしてつグループでは、2023 年 7 月 22 日(土)から 9 月 30 日(土)までの期間中、
グループの多種多様な仕事を子どもたちに体験していただけるプログラム「にしてつキッズしごと体験スクール2023」を開催しています。
2009年から始まったこの企画は毎年大人気!(今年の応募倍率は約24倍!)
今回は、今年初開催の『広告クリエイター体験クラス(㈱西鉄エージェンシー)』にお邪魔してきました♪
何をするのかな・・・ドキドキ初対面
7月某日、西鉄エージェンシーに親子3組がご来社。子どもたちは慣れないオフィスにちょっぴり緊張気味。
スタッフたちは笑顔の声かけで緊張をほぐしつつ、「広告クリエイターってどんな仕事?」について、わかりやすくスライドで説明していきます。
お題発表!
今日やることは・・・商品の魅力伝わる「ポスターづくり」!
お題は博多名物・明太子。クライアント、蔵出しめんたい本舗・時津さんからのご依頼です。
「明太子をもっと家庭にひろめたい!みんなのお母さんが明太子を買いたくなるようなポスターを作ってください!」と時津さん。
(確かにめんたいこって、贈答品やお土産用でしか買わないかも・・・)
参加の子どもたちにもあまり馴染みがないようで、まずは明太子おにぎりを試食したり、商品のパンフレットを見ながらイメージを膨らませていきました。
ポスターの構成要素は、シンプルに言うと「写真」と「言葉」の組み合わせ。
さまざまなポスターの例を見せながら、
「写真は、商品をどーんとおおきく打ち出すものもあれば、誰かがおいしそうに食べている様子を撮影する方法もあるよ」
「ことばで味や食感が伝わるね」
と制作の助けとなる情報をレクチャーしていきます。
レクチャーが一通り終わってからは、早速ポスター案を考えていきます。
お母さんやスタッフとも相談しながら、1時間ほどかけて、どんな写真・言葉を使ったポスターにするか、スケッチブックにイメージを描いていきました。徐々に緊張もほぐれてきましたよ(*^▽^*)
いざ、撮影!
ポスターのイメージが決まったら、本格的な制作工程に。まずは写真を撮影していきます(プロのカメラマンが撮影)。
別室には撮影ブースが設営され、明太子はもちろん、炊きたて白ご飯やパンなどの食材や、お皿やお茶碗、ランチョンマットも色違いで準備。
準備万端かと思いきや、あれ?子どもたちの描いたスケッチブックには想定外のものも描かれている・・・・(;゚Д゚)!
箸置きと平皿を、スタッフが慌てて100円ショップに買いに走る一幕もありました(笑)
このほか明太子の切り口もスケッチ通りに再現するなど「子どもたちの描いたポスターイメージを忠実に形にしてあげたい!」スタッフたちのそんな熱い想いが感じられた現場でした。
今日は子どもたちがディレクター。
明太子の魅せ方、お皿の角度、背景の色・・・細部にこだわり何枚も撮影。パソコンモニターで仕上がりを確認しながら、ポスターに採用する1枚を決めます。
撮影した写真に文字をレイアウト
次は、撮影した写真データをパソコンに読み込んで文字を挿入。
デザイナーさんのパソコンで、字体や文字の大きさ、挿入位置をバランスをみながら決めていきます。
こんなにたくさんのフォントがあるんですね・・・・( ゚Д゚)!
明太子にオリジナルの顔を描くなど子どもならではの可愛らしい発想の作品もありました(*^▽^*)
たくさんの選択肢があると迷いそうなものですが、子どもたちの頭の中には確固たるイメージがあるようで、
意外にもそんなに時間はかからず完成していきました。
ポスター完成~!!
ついに出来上がった渾身の作品をみんなの前でお披露目。
どのお子さんも、イメージが形になるという貴重な体験を経て、充実感・達成感にあふれた表情でした。
▼「あかいやつ」というみずみずしい表現、明太子が引き立つ小物のセレクトにセンスを感じるTくんの作品
▼思わず連れて帰りたくなる、明太子のつぶらな表情が可愛いMちゃんの作品
▼大好きなブルーを背景に、明太子のいろんな食べ方を提案してくれたRちゃんの作品
最後は参加証・ノベルティの贈呈と、西鉄エージェンシーのスタッフが子どもたちのために作ったオリジナル名刺(肩書は「見習い広告クリエーター」だそうです。)をプレゼントし、時津さんと名刺交換をして笑顔で終了しました。
初めてしごと体験スクールを開催した西鉄エージェンシーのスタッフたちも、プログラムをスケジュール通りに進行することができほっと一安心。
子どもならではの感性に逆にはっとさせられたり、自分たちの仕事の意義を再認識する良い機会となったようです。
ポスターのその後・・・
子どもたちが作ってくれたポスターは現在、蔵出しめんたい本舗の実店舗に貼り出されています!!
「見習い広告クリエーター」としての初仕事ですね(*^▽^*)
自分の作品が「仕事」として実社会で役立てられたこの体験は、間違いなく子どもたちにとって忘れられないものになるでしょう。
たくさんの工夫を凝らしてプログラムを考えてくださった西鉄エージェンシーのみなさん、どうもありがとうございました!
キッズしごと体験スクールは9月末まで続きます。
しごと体験を通して子どもたちが西鉄グループのことをより身近に感じてくれるといいですね。
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