

こんにちは、福ビル街区開発部です。
9月19日(木)、2025年4月24日に開業が決定したONE FUKUOKA BLDG.(以下:ワンビル)に4名のアーティストによる作品を展示することを発表し、記者会見にニコライ・バーグマン氏、鹿児島 睦氏が登場しました。
ニコライ氏は天神交差点に面した壁面緑化のオブジェを担当され、高さ約12m×幅8mの巨大な壁面に常緑のつる植物「オオイタビ」をメインに、天神とゆかりの深い梅の花をモチーフとした大小9つのオブジェが取り付けられました。
オオイタビは開業時には壁面を覆うほど成長する予定で、開業後はライトアップも計画されており、ニコライ氏は「ここが、天神の待ち合わせ場所のひとつになってほしい」と説明されました。
鹿児島氏は、ワンビルの地下2階から地上4階のエスカレーター横の壁面を舞台にした、道しるべとなる象嵌(ぞうがん)アートタイル作品を展開しており、水中や陸上の多様な生き物が向かい合ったり、会話したりする様子を描いています。
鹿児島氏はかつて福ビルにあったインテリアショップ「NIC」に勤めていた経歴もあり、そのつながりもあって今回のアート制作への依頼となりました。今回のアートは、渡辺通りを走るバスや天神大牟田線の迫力から巨大な動物の群れが迫ってくる様子を連想され、「NIC」のキャラクターでもあるシマウマをモチーフのひとつにした作品となっています。
鹿児島氏は、翌9月20日(金)の「ART FAIR ASIA FUKUOKA2024(以下:AFAF)」において、花村部長やワンビルのアートに関わるメンバーとのトークイベントにも参加され、「シマウマを描くことで、ビル全体が持つ新しい文化やアートの側面に、少しですが歴史的な要素も加えることができたのではないか」と語りました。
また、花村部長は、「ワンビルのコンセプトである『創造交差点』を体現するものとして、多様なものやコトが交差し、新しいアイデアや文化が生まれる場所にしたい。」とアート導入にあたっての想いを語りました。
その他にも金沢21世紀美術館での「スイミングプール」の展示で話題となったレアンドロ・エルリッヒ氏、「ONE FUKUOKA HOTEL」内のアート作品を担当する舘鼻 則孝氏等、多様なアイデアや出会いの場を生む"創造交差点"から多種多様なアートを発信していきます。
西鉄グループ従業員の皆様も、新しい空間で仕事だけでなく、アートに触れることで、新たなインスピレーションを得ていただけますと幸いです。
今後の発表にも乞うご期待ください!
(レアンドロ・エルリッヒ氏 作品イメージ)
(舘鼻 則孝氏本人 過去作品)
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