

こんにちは!広報・CS推進部です!
12月11日(月)~22日(金)の10日間(土日を除く)、北九州空港~JR朽網駅間において、2020年実証の第2弾となる「大型自動運転バスの実証実験」を行いました。※関係者のみ試乗
今回の実証実験について
公共交通における運転士不足問題等の解決の一助とすることや、今後の北九州空港の需要増を見据えての実証実験になります。
今年の夏に実施した福岡空港での実証実験と同じくレベル2(運転士が運転席に座り常に注意を払い、適宜介入操作を行う)で走行しました。
2020年にも同じルートにて自動運転バス実証を行っておりますが、今回は3Dマップベースの自己位置推定方式での走行。(前回は
GNSS方式)前回の実証結果を踏まえ、自動運転実装化に向けた課題の洗い出しを行い、更なる知見蓄積を図りました。また、今回は国内最大手のバスメーカーであるいすゞ自動車(株)様とタッグを組み、自動運転用に自社開発した大型バスを使用する、国内初の一般公道での実証ということで全国的にも注目度の高い実証実験となりました。
福岡空港では、国内線~国際線の連絡バス道路(閉鎖空間)での実証運行でしたが、今回は一般公道であり、他の車両や横断歩行者の挙動、また予期せぬ障害物(路駐車両等)に対処しながら走行する必要があった点が前回実証との大きな違いとなりました。
今後も実証実験を重ね、数年後にはレベル4(一定の要件を満たせば、法的には運転士不要)走行、そして将来的には、既存路線のうち走行環境が恵まれた路線等へ自動運転車両を導入していきたいとのこと。
自動運転バス導入による運転業務の省力化が、サステナブルな公共交通に寄与することを見守っていきます。
☆実際の走行動画はコチラ!
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