

みなさん、こんにちは!人事部 人材開発課の山口です。
今回は、西鉄とJR九州の若手合同プロジェクト『WAKUWAKU HIRAMEKIプロジェクト』2ndシーズンの最終発表会について、発表の内容や様子についてお伝えします。
--------------------
▼本プロジェクトの概要については、こちらの記事をご覧ください。
【人事部】西鉄×JR九州の若手合同プロジェクト『WAKUWAKU HIRAMEKIプロジェクト』2ndシーズンが始動!
--------------------
今年度の活動の集大成がここに!いよいよ迎えた、最終発表会!
2022年6月から活動を開始した2ndシーズンは、西鉄13名 JR12名 計25名が参加しました。
約7か月のあいだ月1回の会合を行い、2040年の未来に向けた考察や事業の可能性について、チームごとに話し合いを進めてきました。
この最終発表会では、活動の"集大成"としてチームごとに描いた2040年の姿を、本プロジェクトの発起人である社外取締役の松岡恭子さん、そして両社の担当役員と人事部長をゲストとして招待し、プレゼンテーションを行いました。
同時に行ったオンライン配信では、参加メンバーの職場の上長や同僚、そして昨年の参加者である1期メンバーなど、30人を超える方に参加していただきました。
両社の若手社員が描く未来のカタチとは...
今回の最終発表に向けて、各チームでは『MTP※1』と呼ばれる、未来を考えるうえでの"北極星"となるものを定めてもらいました。つまり、各チームの『MTP』こそが、実現したい未来をひとことで端的に表したものといえます。そこから、バックキャストアプローチ※2で未来における事業の可能性について探求していきました。
※1 Massive Transformative Purposeの略、野心的な変革目標
※2 目標(「こうしたい」という未来の姿)から「逆算」して考えるアプローチ
--------------------
▼各チームが定めた『MTP』はこちら
Aチーム:100億人にウェルビーイングを運ぶ
Bチーム:彩とりどりの価値を
Cチーム:あなたの1を10に(位置を自由に)
Dチーム:人が人らしく生きる世界に ~愛とライフスタイルが充実した社会に~
--------------------
▼ちなみに、このように様々な企業で『MTP』が設定されています
テクノロジーの発展、都市の過疎化、社会格差の広がり、エネルギー問題など、来たるべき外部環境の変化を受け止めつつも、
「私たち人間に"しか"生み出せない価値ってなんだろう?」
「2040年に生きている私たちが、ワクワクする未来ってどんな未来だろう?」
そんな参加メンバーの純粋な「問い」こそが、この最終発表の出発点となっていました。
▼各チームの発表概要はこちら
▲Bチームのオンライン配信の様子
『シェアエモ』というヘッドセット型の未来のサービスを使い、ゴッホの絵について抱いた感情を共有する
先行きの見えない今だからこそ描く、私たちが実現したい<未来>
発表を終えた参加メンバーからは、
「なかなか日々の業務において『未来』について考えたり、『バックキャスト思考』で考えたりする機会はなく、普段とは違う頭の使い方に難しさがありました。また、様々な価値観や背景をもつメンバーでひとつのものを創りあげていくことに当初は難しさを感じていましたが、それが自分のなかで段々と面白さへと変わっていました。」 という声がありました。
そして、各チームの発表を終え、松岡さんからはこのような言葉をいただきました。
「環境問題や戦争など、世界では暗いニュースが多いなか、皆さんの発表からは明るい未来に向けた<光>をいただきました。『人間は本来よき存在である』ということを信じたい、そう強く思う皆さんのエネルギーが感じられました。
このプロジェクトや関わったメンバーが皆さんの人生のなかで、<宝石のような経験>と<大切な仲間>となっていくことを願います。」
▲松岡さん(写真右)からの講評に耳を傾ける参加メンバー
変化が激しく、予測困難と言われるこの時代、未来には私たちが予想もしていないような様々な障壁が出てくるかもしれません。しかし、それを悲観的に捉えるのではなく、参加者は「未来を"私たちが"どうしたいのか?」「未来を創っていくのは自分たちだ」という気概に満ちあふれていました。
▲松岡恭子さんと、『WAKUWAKU HIRAMEKIプロジェクト』 2ndシーズン参加メンバー
--------------------
▼第1期の様子はこちらの記事に掲載しています!
この記事へのコメントはありません。