

こんにちは、広報課です。
西鉄では、地方自治体や中央省庁、企業など外部組織へも人財派遣を行っていることをご存知でしょうか?
(2025年1月現在で26カ所、計33人)
西鉄グループの外で働くってどんな感じなのでしょう・・・?
活躍している西鉄人へのインタビュー企画第2弾です。
今回お話くださる方
九州経済調査協会 浅田 佑一朗さん
ご経歴
1999年入社、総務部にて事業用不動産管理、経営企画部にて経営計画や組織・稟議、都市開発事業本部で商業施設の運営管理などを経験。
2021年より公益財団法人九州経済調査協会(九経調)勤務。
現在、どのようなお仕事をされていますか?
九経調は地域経済社会の振興に貢献する地域シンクタンクです。
私は調査研究部に所属して、九州・沖縄・山口の自治体からの受託業務を中心に取り組んでいます。
具体的には、大牟田市在宅医療・介護連携推進協議会や延岡市の障がい児総合支援拠点整備検討等の業務を、自治体と一緒に行っています。他には、環境、農業、子育て、交通関連の調査等、様々な分野の業務に取り組んでいます。
受託業務は、年度初めに自治体のプロポーザルに応募し、プレゼンによる選考を経て獲得します。一年分の仕事を自分達で取ってくるイメージです。派遣出向者は各チームに参画し、プロパー職員と共に、年度末の納期に向けて業務を進めています。調査研究部には、九州電力、福岡銀行、西日本シティ銀行、JR九州、福岡県庁からも派遣出向の方がいます。派遣出向者はヒアリング調査に出向くことが多く、観光関連の業務では、沖縄県の竹富町に行ってきました。観光計画策定のための事業者ヒアリングだったのですが、竹富島や小浜島での移動はレンタサイクル(笑)。西鉄ではなかなかできない経験でした。
九経調のココがすごい!
係長→課長→部長のように、決裁をとって仕事を進める文化がありません。自治体の業務を勝ち取った主担当が、最後まで自分の裁量で仕事を進めます。初めの頃は、このスタイルでいいのかと感じていましたが・・・。
なお、プロパー職員は文系の大学院卒の方が多く、大学で学んだことや興味・関心のある業務に手を挙げて主体的に取り組みます。ひとりひとりの責任感が強く、黙々と仕事をする職場です。キーボードの音が日々、鳴り響いています(笑)。ちなみに、教授・准教授を目指して、大学に転職する人もいます。
九経調にはBIZCOLI(ビズコリ)という図書館があります。情報の宝庫です。書籍類だけでなく、新聞記事や企業情報のデータベースも閲覧できます。西鉄は九経調の会員企業なので、平日のデイタイム(10~18時)は誰でも無料で利用できます。名刺と交通系IC(会員登録に必要)を持って、お越しください。
また、BIZCOLI同様、様々な地域経済データを提供する、九州地域経済分析プラットフォーム「データサラダ」(https://datasalad.jp/)も無料で利用できます。会員登録して使ってみてください。
離れて分かった西鉄の良さはありますか?
九経調はTeamsのチャット中心で、対面での雑談があまりない気もするので、社員同士のコミュニケーションが取れているのは西鉄の良さかもしれませんね。業務内外のコミュニケーションで関係が深まる部分もあると思うので、西鉄の良さは大事にしたいです。もしかしたら、西鉄も今ではTeamsのチャット中心かもしれませんが・・・。
また、規程類で縛られて、まわりの企業はできるのに、西鉄ではできない等、制限されていることがあるかもしれません。皆がこうした方がいいという部分は、自由度をもって対応できるといいのかなと思います。
逆に、規程類で管理され、抜けや漏れがないのも、西鉄の良い部分かなと感じています。
最後に、西鉄のみなさんへひとことお願いします!
自治体からの受託業務がほとんどですが、一部、民間企業からの業務も受託しています。
西鉄のみなさんも、調査や分析等の相談があれば、気軽に九経調までお声掛けください。無料です(笑)。
本格的な業務の依頼でなくても、費用がかかる前の段階で、解決に向けたアドバイス等ができるかもしれません。みなさん、ぜひ、渡辺通の電気ビル共創館へお越しください。
(職場のみなさんと。後列一番左がご本人です)
浅田さん、どうもありがとうございました(*^▽^*)!!
この企画は第3弾も予定しています。お楽しみに。
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