

こんにちは!鉄道事業本部 営業部 営業課 後藤です。
皆さん、7月7日といえば何を連想するでしょうか...?
おそらく「七夕」を思い浮かべたかと思います。
西鉄電車では、7月1日から7月7日の期間、七夕の里として知られる小郡市と共同で天神大牟田線の各駅に七夕笹の設置を行いました!
福岡(天神)駅北口改札に設置した様子。
小郡市はなぜ「七夕の里」?
七夕の里と呼ばれている理由は大きく二つあります。
日本のたなばたは、元々中国の行事であるものが奈良時代に伝わりました。
当時、小郡を含む筑後地域の献上品は「米と織物」でした。この織物産業に携わっていた人々は、古来から織物の神としては「たなばたつめ」という機織りの女神を信仰していました。この「たなばたつめ」の女神と七夕の織姫(おりひめ)は別のものです。
しかし、伝来してきた中国の「七夕」(の信仰の織女の物語と日本の古来の「たなばたつめ」の信仰とがいつの間にか混ざりあって、織物業に携わっていた人を中心に、七夕信仰が根付いたといわれています。
また、中国では、天の川のことを地上に流れる「漢水」中国を流れる河川になぞらえます。それは「漢水」が天の川と同じように北から南に流れ、その源が天の川に接すると言われているからです。
小郡市にも、漢水と同じように市の中央部を北から南に流れる宝満川が流れています。その宝満川を挟んで七夕神社が立地していることからも、小郡市は七夕と深い縁があります。
宝満川と七夕神社
願いを紹介!
福岡(天神)駅に集まった七夕のお願いごとの一部を紹介します!
ここ数年、改めて日頃の体調管理の重要さを感じさせられました。
私たちの健康を祈ってくださっています。お願いしてくださった方も落胆しない結果になることを祈るばかりですね。
「猫になりたい」というシンプルかつ詩的なお願いも素敵でした。
中にはお願いではなく、日頃感謝を伝える短冊も...
小さな幸せを見つけた気持ちになりました。
小郡市の七夕は8月まで続きます!
各駅で集まった短冊は小郡市が回収し、8月7日に開催される「七夕神社の夏祭り」の翌朝にお焚き上げされます。
このお祭りでは、境内に七夕飾りや祭り提灯、全国から寄せられた色とりどりの短冊が笹に飾られ、早朝には獅子が初七夕のお宅を回る伝統行事「獅子追い」が、
夕方からは出店やステージに加えて今年は賑わいづくりをコンセプトにした竹灯籠が飾られ祭りを盛り上げます。
ぜひこの機会に、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
【場所】 七夕神社(小郡市大崎1)
【アクセス】 西鉄小郡駅より徒歩25分
【TEL】 小郡市観光協会 0942-72-4008
まだまだ願いを受け付けております!
小郡市の七夕は8月までということで、三国が丘駅・小郡駅およびTHE RAIL KITCHEN CHIKUGOの車内では7月30日まで七夕笹を設置しています!
ぜひこの機会に、星に願いを届けてみませんか☆彡
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