

西鉄広報課が発行するグループ誌「マチユメ」が、経団連グループの一員として企業の活動支援を行う一般社団法人経団連事業サービスの目に留まり、当法人が発行誌する「コミュニケーション シード6月号」に「マチユメ3,4月号(運転士という、人生)」が掲載されました。
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「コミュニケーションシード」とは、各社・団体の社内広報事例や社内報講評、担当者インタビューなどを掲載しているいわば"社内誌の業界誌"です。
当発行誌において、「AERA」の元編集長の井原圭子氏より、当該グループ誌の紙面構成や内容について、貴重なご意見をいただきましたので、以下に要約・抜粋版を記載します。
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「シンメトリーの美と、熱い思いと」(出典:「コミュニケーションシード6月号」より抜粋)
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まず見開きのツーショットに目をみはりました。別々に撮った2枚をつなげて一つの場面のように見せています。電車とバスは大きさがだいぶ違うはずですが、車両を背にした2人の立ち位置を微妙に調整して、2人の背丈や車両の高さが揃うようにしているのです。憎い演出ですね。写真もレイアウトも左右対称に徹底してこだわり、美意識を貫いています。
電車・バス双方の運転士へのリスペクトを感じさせる対話は読んでいて気持ち良く、エピソードも生き生きとしています。
バスの運転士さんの話で注目したのは、乗務前のルーティンです。雑巾を絞って運転席周りから吊り革までを拭き、「バスが守ってくれるはず。今日も一 日無事でいこう!」と願掛けをするそうです。「バスが守ってくれる」。この一言に、ぐっときました。
私は中学高校の6年間、バス 通学でした。この間、事故はもちろんのこと、痴漢にも一度も 遭ったことがありません。運転 士さんが乗客一人一人をちゃんと見て、常に車内に目配りしてくれていたからでしょう。まさに、「バスに守られている」感覚だったことを思い出しました。
このように、見ても読んでも〝胸熱〞な特集でした。
※その他、紙面構成の具体的なアイデアなどもいただきました
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井原 圭子(いはら けいこ)氏/1988年朝日新聞社入社。社会部記者、『メディカル朝日』 編集長、『AERA』編集長を経て、2018年9月から朝日新聞社教育コーディネーター。
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今回このような掲載に至ったのも、撮影に快くご協力いただいた皆さま、そして、今年からグループ誌をリニューアルするに際し、内製化を進めるため全体構成を委託した、西鉄グループ:ラブエフエム国際放送㈱の担当者様やカメラマンさんのお力添えあっての評価であると大変感謝しております。
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社内誌業界においてこのコーナーに掲載されることは、大変誉れであるとのことですので、更により良い誌面を西鉄グループのみなさんへお届けできるよう引き続き精進したいと思います。
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次号の紙版マチユメは、第15次修正中計の要の戦略であり、20年度決算でも過去最大の収益を計上した「物流事業」にフォーカスした内容となっています(予定)。次号もお楽しみに。
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【参考】マチユメ3,4月号はこちらから
http://www2.nnr.co.jp/shahou/2021/MAR/March2021_ALL.pdf
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