

こんにちは、総務部 法務統括課・経営法務課です。
6月27日にソラリア西鉄ホテル福岡にて第184期定時株主総会が開催されました。
この定時株主総会。会社にとって、重要な会議体ということはなんとなく皆さんご存じかと思いますが、
株主総会って誰が参加しているの?
どんなことが行われているの?
など、疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、当日の様子をご報告させていただきます(^▽^)/
株主総会ってそもそもナニ?
株主総会とは、当社への出資者である株主が会社に関する重要な意思決定を行うため、議案を検討・決議する機関です。
株主総会は、定時株主総会と臨時株主総会の2種類に分かれますが、今回開催されたのは、定時株主総会で、年1回招集・開催が法で義務付けられているものです(会社法第296条第1項)。
西鉄の株主総会はこんな感じ!!
では、西鉄の株主総会は一体どのようなものなのか、法務の大田さんが疑問にお答えしていきます。
※議決権を持つ株主:基準日時点で100株以上を所有する株主のこと。西鉄では定款で、100株で1単元と定めており、1単元につき1議決権とされる。
※事業報告の動画は、コチラから (2024年12月ごろまで掲載予定)
2023年の西鉄グループの動きがダイジェストで分かりますのでぜひご覧ください。
ちなみに、議長の後ろに映っているのは法務や・経営企画・経理の担当者で、議長の進行や、質疑応答のサポートをしているんですよ。
184期招集通知:184soukai_1.pdf (nishitetsu.co.jp)
おもな質問・要望事項について
株主総会においては、先ほど大田さんから説明した通り、質疑応答の時間があります。この時間は、株主と経営陣が直接対話する大変貴重な場です。
今年は10名の株主から計14件のご質問やご意見、ご要望が寄せられました。
以下主なものをご紹介します。
- 公共交通について
・中長期的な公共交通の維持に関するご意見・ご要望(適切な運賃設定・各種サービスの見直し)
・バス停の移設・廃止について、決定理由に関するご質問と事前周知に関するご要望
・福岡市地下鉄の博多駅延伸を受けての路線バス施策についてのご質問
- まちづくりについて
・貝塚線沿線のまちづくりについてのご質問・ご要望
- 天神開発について
・ワン・フクオカ・ビルディング内の飲食店の運営、混雑の解消についてのご質問・ご要望
- 株主優待制度について
・株主優待制度拡充の効果と今後の方向性についてのご質問
- 各種ハラスメントへの対応について
・カスハラやパワハラといった従業員に対するハラスメントへの対応についてのご質問
上記のような、各事業や経営方針に関するご質問・ご要望のほか、乗務員さんへの接遇へのお褒めや鉄道100周年のお祝いなど、当社への応援の声もいただきました。
また、これらのご質問やご要望に対して、担当執行役員が回答し、必要に応じて議長である林田社長が補足する形で会議を進行しました。
最後に
さて、これまで社員の皆さまに知っていただく機会の少なかった株主総会についてお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
お伝えできる限りで記事を書きましたが、「株主総会に行ってみたい」という方は、西鉄の株を100株購入すれば、どなたでも株主総会に参加できます。証券会社で購入できますので、ぜひご検討ください(^^)!
なお、西鉄原籍の従業員に限りますが、福利厚生の1つとして、「従業員持株会(※1)」というものがあります。
持株会は、月々の給与・賞与から一定額を継続的に拠出し、株式の購入に充てる制度で、毎月同じ金額買付けるため株式の購入単価が平準化され、長期間の財産形成に適しているといわれています。
1口1000円から拠出可能で、毎月の給与から引去りされますので、気軽に始めることができます。
また、拠出金に対して、会社から1口につき10%の奨励金が支給されますよ♪
詳しく知りたい方は、コチラ(mochikabu_sikumi_202406.pdf)をご覧になるか、遠慮なく総務部経営法務課までお尋ねください。
※1:株主総会に出席するには、前述の通り、100株以上所有する株主である必要があります。持株会の持分が100株以上になった際に、証券会社の口座に引き出すことによって、西鉄の株主として、株主総会での議決権・株主優待を受け取る権利を取得します。また、持株会の中の自分の持分に対する配当金は株式の購入資金に回りますが、証券会社の口座に引き出すことによって現金で受け取れるようになります。
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