

こんにちは、西鉄広報課です。
西鉄グリーン土木と石原和幸デザイン事務所による「にしてつG・いしはらD公園管理団体」が管理を行っている大濠公園。
その公園内の日本庭園でイベントが行われていると聞き、行ってきました。
日本庭園にて「大濠雲海」開催中!(2/18(日)まで)
今回が初開催となる「大濠雲海」。
島根県の足立美術館や京都府の二条城などの庭園設計で著名な中根金作氏の設計による大濠公園・日本庭園を舞台に、九州最大級の人工雲海による幻想的な空間と、湖面に浮かび上がる神秘的な世界が広がります。
雲海と言えば普通は限られた場所や気候条件でしか見られませんが、こんな街中で雲海気分を味わえるのは貴重かも!
また、風によって毎回違う風景を見せてくれるのもポイントですね。
今年の干支・龍が舞う迫力のシーンもありました!(写真はあえて非公開。ぜひ現地でお楽しみ下さい♪)
このほか枯山水エリアのプロジェクションマッピングや黒松のライトアップなどいつもとは違う日本庭園を楽しめます。
この日は雪がちらついており大変寒かったですが、暖を取れる休憩所もありました。(*^▽^*)
ちなみに雲海はお昼にも見ることができます!
イベント開催の経緯は?
(西鉄グリーン土木 公園部部長の岩下幸広さん<写真中央>、大濠・西公園管理事務所の進藤晴香さん<写真右>、中村正和さん<写真左>)
イベント開催に至った経緯について西鉄グリーン土木・公園部の岩下さんに、お話を伺いました。
『世界的庭園デザイナーである石原和幸さん(以下「石原さん」)は、香椎花園や西鉄グランドホテルなどでのお取引がありますが、弊社の社長とも以前より交流があったご縁から現在一緒に公園管理業務をさせていただいています。
石原さんは兼ねてより大濠公園のすばらしさを語り、大濠公園南側に位置する日本庭園には惚れ込むほどです。こんな素晴らしい日本庭園を、もっと皆さんに知ってもらいたい、と常々おっしゃっています。
日本庭園は、昨年度から西鉄グリーン土木による直営体制とし、お客様満足の向上に向けてスタッフが日々アイデアを出し合いながら活動しており、その効果もあって前年同月比入園者数は14か月連続で記録更新(2023年12月時点)している状況ながら、指定管理者として大きな支出を伴う大型イベントの開催は難しいのが実情です。
そこに先述のように常々気にかけておられた石原さんから、「日本庭園で広がる雲海をやりましょう!」との話が上がり、今回の大濠雲海の話が始まりました。池を囲う九州最大級の人工雲海を作り出す機材、ウォータースクリーンに映像を投影するための機材などは、石原さんの手配・監修により実現しています。
私たちも初めてのイベントですが、プロモーション動画を手作りしたり、暖をとれる休憩所や通路へ足元灯を設置するなど、お客様に安全に楽しんでいただけるように日々試行錯誤しています。
ぜひ、西鉄グループのみなさんのお越しをお待ちしています!』
<大濠雲海>営業時間
夜の営業時間(~2/18(日)まで)
17:30~21:00(最終入園20:30) ※期間内毎日開催
高校生以上/1,000円 小・中学生/500円
通常営業時間(通常入園料にて雲海が楽しめます!)
9:00~17:00(最終入園16:45) ※月曜休園・月曜日が休日の場合はその後直近の平日
16歳以上/250円 15歳未満/120円 6歳未満/無料
日本庭園こぼれ話
日本庭園が普段どのように利用されているのか興味が湧き、大濠・西公園管理事務所の進藤さん・中村さんにお話を伺いました。
『重厚感あふれる外壁に囲まれているので、中に入れることをご存じない方も多いかもしれませんね。敷地は結構広くて1.2ha(テニスコート約46面)ほどあるんです。四季折々のお花や風景が楽しめますよ。』
『日本庭園はインバウンドのお客様にも大変人気があり、個人・団体問わずたくさんの方に訪れていただいています。月3回の茶会館開放・呈茶(和菓子とお抹茶のご提供)や石原さんのフラワーアレンジメント教室などを開催しているほか、成人式・婚礼写真のロケーション撮影でご利用いただくことも多いです。』
都会にありながら、日本文化が感じられる日本庭園ですが、2029年には隣接する武道館の敷地に隈研吾さん設計の新福岡県立美術館の建設が予定されており、日本庭園も含め公園と一体となった美術館の構想が進んでいるとのこと。
『どのような形になるかまだ分かりませんが、日本庭園の良さが活かされた開発になることを願っています。これからもみなさまに広く愛される庭園を目指していきます!』
西鉄グリーン土木の皆様、ありがとうございました(*^▽^*)
▼正面玄関のサイネージ動画は中村さんの手作り。自分で演奏して組み合わせたというこだわりのギターサウンドBGMも要チェックです!!
★大濠雲海の詳細についてはコチラをクリック!→20231226_unkai.pdf
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