

どーもー! 南海キャンディーズのやまちゃんに似てると言われるライターのT氏です!
やまちゃんは「女優・蒼井優さん」と結婚された「モテ男」なので、独身の僕も・・・・・・。
ということで今回は、西鉄ライオンズ特集!【第5話】神様、仏様、稲尾様って知っとる?です。
第5話を最後まで読んでいただけると「人生の先輩方と話すネタ」が手に入るよ!
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それではみんなも一緒に・・・レッツ・ライオンズ!!
稲尾和久(いなおかずひさ)
1956年に西鉄ライオンズに入団します。1年目から21勝6敗、パ・リーグ記録の防御率1.06で最優秀防御率と新人王のタイトルを獲得。1957年にプロ野球記録シーズン20連勝を記録し、35勝を挙げ、最年少(20歳)でのMVPに選出されます。翌1958年には33勝で史上初の2年連続MVPを獲得。1961年は78試合に登板し、スタルヒンに並び史上最多となるシーズン42勝を達成(2013年の田中将大投手でもシーズン24勝。とてつもない記録ですね・・・)。8年連続で20勝以上を挙げ、1958年の日本シリーズは4勝全て勝利投手、「神様、仏様、稲尾様」が流行語になりました。(全てが凄すぎる・・・)
稲尾投手の投球フォーム
常に前向き、探求心と絶妙のコントロールで大エースに
高校時代は無名で西鉄よりも先に南海ホークスが稲尾投手獲得に動いていました。高校の先輩の河村久文が西鉄にいた事など、複数の縁が重なり最後は西鉄が逆転で契約(実際は打撃投手としての採用だったみたいです。驚きですね・・・)。もし南海に入団していたら、西鉄の黄金時代はなかったかもしれません。1年目のキャンプは打撃投手から始まり、オープン戦で与えられたチャンスを確実につかみ、開幕一軍、そして開幕戦で初登板を果たす運にも恵まれます。同期の畑隆幸にスピードで勝てないと判ると、コントロールを磨くための工夫を行いますプロに必要な準備と探求心、考える野球をめざした三原脩監督の理想の選手が稲尾投手でした。(稲尾投手の諦めない姿勢・・・見習います!)
日本シリーズ第4戦試合後にインタビューを受ける稲尾投手(1956年)
神様、仏様、稲尾様の誕生
1958年、読売ジャイアンツと対戦した日本シリーズで、第1戦を稲尾投手で落とし、第2戦も敗戦。平和台球場に移動しての第3戦、稲尾投手を再び先発に立てるも敗れて3連敗と追い込まれました。降雨による順延で中一日をはさんだ第4戦、三原脩監督は稲尾投手を三度目の先発投手に起用してシリーズ初勝利します。第5戦でも稲尾投手は4回表からリリーフ登板すると、シリーズ史上初となるサヨナラ本塁打を自らのバットで放ち勝利投手となりました。そして舞台を再び後楽園球場に移しての第6・7戦では2日連続での完投勝利で、西鉄ライオンズが逆転日本一を成し遂げました。稲尾投手は7試合中6試合に登板し、第3戦以降は5連投。5試合に先発し4完投。優勝時の地元新聞には「神様、仏様、稲尾様」との見出が踊り、日本中にその名が広がりました。(神様・仏様・稲尾様の誕生はこのような経緯だったんですね!)
日本シリーズ第4戦試合後にインタビューを受ける稲尾投手(1956年)
稲尾投手が残した記録
【通算】756試合登板(276勝137敗)通算防御率 1.98
・新人王(1956年)
・最多勝 4回(1957年、1958年、1961年、1963年)
・最高勝率 2回(1957年、1961年)
・最優秀防御率 5回(1956年、1957年、1958年、1961年、1966年)
・最優秀投手 2回(1957年、1958年)
・MVP 2回(1957年、1958年)
・ベストナイン5回(1957年、1958年、1961年、1962年、1963年)
・日本シリーズMVP 1回(1958年)
・日本シリーズ敢闘賞 2回(1956年、1963年)
・日本シリーズ最優秀投手賞 3回(1956年、1957年、1958年)
・野球殿堂入り(競技者表彰:1993年)
(こんな伝説の選手が西鉄ライオンズに・・・自慢したくなりますね!)
稲尾投手(左)
次回予告!
いかがでしたでしょうか。神様・仏様・稲尾様と讃えられる選手が西鉄ライオンズにいたんですよ!この話を「人生の先輩方と話すネタ」にしていただけたら盛り上がること間違いなしです。さて、次回は【中間クイズ】1~5話を振り返りクイズを出題!です。ここまで読んでくれたあなたなら大丈夫!自信を持って挑んでください!お楽しみに。
にしてつWebミュージアム
西鉄の懐かしい写真や動画がたくさんあるので見ていってね♪
http://www.nishitetsu.co.jp/museum/index2.html
■ライターT氏のプロフィール
2020年4月から西鉄広報課・アーカイブ担当に。
配属後、西鉄社員として西鉄ライオンズの知識が足りていないことに絶望する。
その後、西鉄ライオンズの歴史を猛勉強の末に詳しくなり、みなさんにも西鉄ライオンズの歴史を
「楽しく」「わかりやすく」お伝えしたいと思い、西鉄ライオンズ特集の連載を決意する。
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