

こんにちは!最近、マンガ「キングダム」にハマっているライターのT氏です!
秦の始皇帝が中華統一をする話で、日本で言うと「弥生時代」の話なんですが、現代社会でも活用できる「人類普遍の原理」があるんですね。
歴史を学べば、現代社会にも通じるヒントがあるということです。そこで、広報課アーカイブ担当の私がご用意した記事は・・・・
そう!!西鉄ライオンズ特集!【第2話】西鉄ライオンズが実は強かったって知っとる?です。
西鉄ライオンズの歴史を学べば、日々の業務に活かせるヒントがきっとあるはず!!
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それでは、レッツ・ライオンズ!
日本シリーズ3連覇!西鉄ライオンズ黄金時代
西鉄ライオンズは、1956年~1958年に日本シリーズ3連覇を果たしました。3年連続日本シリーズでの対戦相手は、後にV9を達成する「巨人」なんですね。その巨人相手に日本シリーズ3連覇を達成することは、とても困難なことなんですよ!それでは西鉄ライオンズがどのようにして日本シリーズ3連覇を達成したのか振り返っていきましょう!
球団創設以来初の日本一(1956年)
西鉄ライオンズ、初の日本一に!(1956年)
1954年にパ・リーグで初優勝をした西鉄ライオンズでしたが、次の年の1955年は90勝をあげながら現在の福岡ソフトバンクホークスの前身「南海ホークス」に優勝を奪われます(南海99勝、西鉄90勝)。そのため1956年シーズンには、西鉄ライオンズは優勝を奪還しようと意気込んでいましたが、シーズン序盤から前年優勝の南海ホークスが好調、一時は7.5ゲーム差も引き離されました。しかし、9月に入ると南海ホークスの調子が落ち、西鉄ライオンズが好調となり順位が逆転。優勝争いはシーズン終盤までもつれ、西鉄ライオンズが96勝51敗7分(南海ホークスは96勝52敗6分)で2度目のリーグ優勝を飾りました。この逆転劇は「奇跡」と呼ばれ、その勢いで日本シリーズも巨人に勝利し、初の日本一の座を獲得します!
この年のパリーグは80年余のプロ野球の歴史のなかで、最も多い試合数(154試合制)でした。そのため当時無名の新人だった稲尾和久投手にも登板機会が多く与えられ、シーズン終了時には21勝、最優秀防御率(1.06)で新人王を獲得し、日本シリーズでも3勝をあげる大活躍でした。
(2019年パ・リーグの最優秀防御率はオリックス山本由伸投手の(1.95)なので、やはり稲尾和久投手は凄い投手だったんですね...!)
稲尾和久投手
日本シリーズ2連覇を達成!(1957年)
前年日本一となり評判が高かった西鉄ライオンズ。このシーズンにさらなる大活躍を魅せたのが稲尾和久投手です。前年の新人王はこの年更に飛躍し、35勝6敗というとてつもない記録を残します。この年に打ち立てた1シーズン20連勝という記録は、2013年に田中将大(現ヤンキース)投手がシーズン24連勝という偉業を打ち立てるまで日本記録でした。稲尾和久投手の活躍もあり、西鉄ライオンズは球団初のパ・リーグ連覇を達成。巨人との日本シリーズでは4連勝(4勝1分け)し、2度目の日本一を達成しました。
日本シリーズ2連覇(1957年)
神様・仏様・稲尾様!日本シリーズ3連覇を達成(1958年)
西鉄ライオンズはこの年もパ・リーグ優勝。そして日本シリーズ3連覇を達成しました。日本シリーズでは巨人と対戦し、3連敗後の4連勝で日本シリーズ3連覇を達成します。稲尾和久投手はこのシリーズで6試合に登板し(うち5試合は先発)4勝すべてを挙げる鉄腕っぷり。打っても第5戦でサヨナラホームランを放つ大活躍で「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれました。
※稲尾和久投手については「伝説の西鉄ライオンズ 第5話」で詳しく取り上げますので、お楽しみに!
日本シリーズ3連覇(1958年)
次回予告!
いかがでしたでしょうか!このように西鉄ライオンズは日本シリーズ3連覇という偉業を達成したとっても強いチームだったんです!現在日本シリーズ3連覇を成し遂げている福岡ソフトバンクホークス。6月19日から開幕したプロ野球でソフトバンクが日本シリーズ4連覇を果たすのか見ものですね。さて、次回は【第3話】西鉄ライオンズの本拠地って知っとる?【伝説の西鉄ライオンズ】です。お楽しみに。
にしてつWebミュージアム
西鉄の懐かしい写真や動画がたくさんあるので見ていってね♪
http://www.nishitetsu.co.jp/museum/index2.html
■ライターT氏のプロフィール
2020年4月から西鉄広報課・アーカイブ担当に。
配属後、西鉄社員として西鉄ライオンズの知識が足りていないことに絶望する。
その後、西鉄ライオンズの歴史を猛勉強の末に詳しくなり、みなさんにも西鉄ライオンズの歴史を
「楽しく」「わかりやすく」お伝えしたいと思い、西鉄ライオンズ特集の連載を決意する。
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