

みなさん、新年あけましておめでとうございます。
2021年も東京・関東エリアの情報を発信していきますので、東京・関東見聞録をお楽しみください♪
2021年の一発目は、昨年の新しい取り組み「バスあいのりマルシェ」の東京展開についてです。
※「バスあいのりマルシェ」...㈱アップクオリティさまとの貨客混載・産直販売のタイアップ企画
九州の特産物が東京・新宿に
昨年9月2~15日に実施した「バスあいのりマルシェ」の第二弾として、2020年12月より、高速バスで運ばれてきた宮崎の産直品が同県のアンテナショップ「新宿みやざき館 KONNE(東京都新宿区)」に並び始めました。
2021年2月までの延べ26日間、「バスあいのりマルシェ」の一環として宮崎の産直品約10品目が同所で販売されています。
九州の産直品が首都圏の「バスあいのりマルシェ」に登場するのは今回が初めてとなります。
鮮度の高い状態で東京へ
今回の首都圏における「バスあいのりマルシェ」では、西日本鉄道㈱と宮崎交通㈱の共同運行事業者2社が連携し、
宮崎から福岡を経由し東京までバス2便を乗り継いで宮崎の産直品を輸送しています。
両社の高速バスの荷室の空きスペースに乗せられた産直品は通常の配送より1日早く、鮮度の高い状態で約22時間後の出発翌朝に東京へ到着します。
〇"バスあいのり"利用便(宮崎→東京)
・1便目:宮崎駅前(11:30発)→西鉄天神高速バスターミナル(16:27着) ※宮崎交通便
・2便目:西鉄天神高速バスターミナル(19:00発)→バスタ新宿(翌日9:19着) ※西日本鉄道便
売り切れになるほど大人気
12月24日の10:30ごろ、産直品が届いたばかりの「新宿みやざき館 KONNE」へ行ってきました。
入口正面のレジ横に特設された「バスあいのりマルシェ」の陳列棚に、見るからに新鮮な産直品が並んでいました。
色鮮やかな赤いいちごにミニトマト、輝くような黄色いレモンが宮崎の太陽の恵みを感じさせます。
パスタのように細長い希少品のパスタえのきや厚切りえのきステーキなども珍しい産直品も販売されていました。
また、陳列棚には、西鉄と宮崎交通の高速バス車両がデザインされたアイコンも掲示され、宮崎から東京まで遥々高速バスに揺られて運ばれてきた産直品であることを伝えています。
スタッフの方に話を聞いたところ、「産直品が全部売り切れになることもある。クリスマス直前でイチゴの売れ行きが好調。新鮮な宮崎産直品が東京都心で販売できることは大変ありがたい。」と言われていました。
九州を元気づける一躍を担う西鉄グループ
地方自治体が、地元産直品の販路拡大によるコロナ禍の経済対策としてアンテナショップを期間限定で出店する動きもある首都圏。
今回の取り組みは、コロナ禍での帰省を見送った人や旅行に行けなかった人などが宮崎の新鮮な産直品を首都圏で手にすることができる貴重な機会であるとともに、地域産直品消費拡大により産地振興策ともなっています。
西鉄グループが首都圏から九州を元気づける一翼を担っていることを強く感じました。
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