

10月8日(木)に定例記者会見を開き、中型自動運転バスの実証実験についてメディアに発信しました。
ニュースリリース:中型自動運転バスの実証実験を行います
中型自動運転バスによる実証実験
西鉄は中型自動運転バス(56人乗り)による実証実験を北九州空港-JR朽網駅間で始めました。
実験期間中、約10.5キロを1日6往復の走行で、安全性などを検証します。
本実験は全国5事業者(5箇所)において実施され、経済産業省・国土交通省による評価がなさるもので、そのうちの1つが、西鉄(福岡県北九州市、苅田町)ということになります。
自動運転バスによる社会課題の解決に期待
現代社会が抱える課題として、少子高齢化社会において「移動の自由の確保、地域活性化、交通事故削減」や「移動の効率化、環境負荷軽減、人材不足の解消」などがあげられます。
また西鉄のような交通事業者が抱える課題としては「深刻なバス運転士の不足」「地方におけるお客さまの減少」があがります。
こういった課題の解決を期待されているのが、「自動運転バスの導入」です。
下図は西鉄が考える「公共交通ネットワークの将来ビジョン」です。
「持続可能な公共交通ネットワークの構築」の実現を目指しており、中型自動運転バスは図中に示す役割を担います。
担当者が最先端技術を解説
西鉄グループホームページ内に、中型自動運転バスに搭載された最先端技術の解説記事を公開しました。
人工知能(AI)? 信号機情報の通信? 360度レーダー?
ちょっと難しく感じる最先端技術について、写真や映像を使いながら、担当者の西村さんが分かりやすく案内してくれています。ぜひご覧ください!!
(外部リンク) 一度は体験してほしい!"自動運転バス"の最先端技術を徹底解説
・GPSや磁気マーカー・デジタル地図を利用して自車の位置情報を把握
・熟練の運転士が実際に運転したデータを活用
・信号機から「赤」や「青」といった信号情報を受信
・レーダーで周囲を360度センシング、通行者や走行車、周りの建物を立体的に把握
技術はどんどん進歩していきますね!この取り組みが実施できるのは、日本最大規模のバス事業を誇る西鉄グループが積み上げてきた安全運行の実績やノウハウあってこそのことだと感じます。
自動運転バス導入に関する検討、持続可能な公共交通ネットワークの構築への取り組みに、今後も目が離せません!!
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