

大型住宅地開発の裏話
西鉄住宅事業本部では、2019年2月に独立行政法人都市再生機構(UR)より福岡市早良区四箇田団地の一部を競争入札により取得しました。
その後、福岡市の開発許認可を取得し、2020年1月から㈱松本組の施工により造成工事に着手し、
2020年11月に無事故で工期通りに宅地造成工事の竣工を迎えることができ、「コットンヒルズ時彩(ときさい)の森」と名称が決定しました。
今回は宅地造成工事の裏話をご紹介します!
※「コットンヒルズ時彩の森」開発場所
安全安心・生活しやすい住宅をつくるために
宅地造成工事とは何もない更地(さらち)の状態から、生活に不可欠な道路や上下水道、電柱などの公共
インフラを整備して、生活の基盤を作る工事のことを言い、安全安心・生活しやすい住宅を作る上で重要な工事です。
また、公共インフラの整備以外にも敷地境界の設定や、宅地が崩壊しないようにコンクリートで壁を造る工事も行います。
住みやすいな住宅・まちづくりのための戸建計画
戸建計画をする上で以下の点を考慮し、住みやすいまちづくりの実現を計りました。
①住宅の向き
日当たりの良い南向き住宅が増えるような配置に考慮。
②高低差のないバリアフリー設計
土地をフラットにし、どなたでも快適に過ごしやすいバリアフリー設置。
③交流の場となる公園の位置
周辺地域の方も利用しやすいように「コットンヒルズ時彩の森」の入り口に公園を配置し、交流の場を提供することで、地域の魅力向上を図る。
造成工事をするために、様々な困難が
この場所はもともと「四箇田団地の一部」であったため高低差も少ない平坦な土地で、
工事の難易度も高くないと想定していましたが、様々な課題が発生ました。
しかし、直面した課題には関係者と力を合わせて対応することができました。
①既存の水路が使えなかったが、他の排水ルートを模索
もともと、計画地の道路を挟んだ東側にある既存水路に排水を行う計画をしていましたが、
行政協議の結果、雨水を既存の水路に排水することができず、150mほど東に位置する河川への排水ルートを用意することになりました。
②バス事業を営む西鉄だからこその゛まちづくり"
その河川に排水をするためには、道路の下に専用の排水管を布設する必要がありましたが、一般道路・バス路線になっているため、現場の施工には非常に気を配りました。
当初はバスの運行が終了した夜間に工事をすることも検討しましたが、周辺が住宅地でありことを考慮し、影響を最小限に抑える必要がありました。
そのため、夜間ではなく日中に施工をするため、行政やバス路線を管理する自動車事業本部と協議した結果、
片側ずつ施工することで、道路を通行する方やバスにご乗車頂くお客さまのご不便を最小限に抑え、安全に配慮した上で、工事を進めることができました。
※道路の色が濃い箇所が工事部分
周辺住民の皆さまや自動車事業本部のご協力で無事に排水管の工事は完了しました。
関係者の方にはご迷惑をお掛けしましたが、施工者と合わせて感謝いたします。
「コットンヒルズ時彩の森」メンバー
両側が開発課(左:髙鍋 右:内田) 中央が㈱松本組(左:平河さん 右:大塚所長)
マイホームのご相談はお気軽に
現在「コットンヒルズ時彩の森」の注文住宅の販売を開始しており、建売住宅(土地+建物セット)も2021年の年明けから建築工事を開始します。
ここで「コットンヒルズ時彩の森」のセールスポイントをご紹介!!
それは、なんといっても『生活しやすい立地の良さ』です!
交通の便がよく、スーパーマーケットも近いため住みやすさ抜群です!!
また、近くに小学校や保育園もあるので、子育て環境にも恵まれています!
ぜひ、周辺で戸建の購入を検討されている方がおられましたら、「コットンヒルズ時彩の森」のご紹介をお願いします♪
※写真はイメージです
お問合せ先
にしてつホームインフォメーションセンター 電話0120-2424-83
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