

皆さん、こんにちは。西鉄バス土井営業所の石村です。
本日は42年間無事故乗務をされた、土井営業所の深澤一男さんより
西鉄グループで働く後輩のみなさんにメッセージをお伝えさせていただきます。
西鉄バス運転士として42年
深澤一男さんは1978年10月2日に入社。桧原営業所、博多営業所、中央営業所、
福岡貸切営業所を経て、1990年3月14日から土井営業所で勤務されました。
なんと42年もの長い間、無事故で乗務をされており、先日定年退職で運転士人生を終えられました。
そんな深澤さんへ無事故継続の秘訣をインタビューしました!
深澤さんへインタビュー
Q:無事故継続の秘訣は?
A:他車や歩道からの飛び出し(自転車や人)、車内事故(転倒)などに細心の注意を払うことです。
お客さま一人一人に目的地まで安心・快適な時間を過ごしていただけるように安全運転を心がけました。
Q:接客で意識していたことは?
A:乗車されるお客さまのいかなる苦情、お尋ねに対しても真心と思いやりをもって親切・丁寧にお答えすること。
お客さまを不愉快にさせないように意識していました。
Q:後輩へのアドバイスや伝えたいことは?
A:「いってらっしゃい」「お帰りなさい」の家族の笑顔を支えに、無事故で定年を迎えることが出来ました。
皆さまに伝えたいことは、自分自身の運転技術を過信せず、他車、歩行者、車内のお客さまへの
気配りを意識して、慎重に運転してもらいたいと思います。
皆さんが無事故で定年を迎えられますよう、心より願っております。
お客さまにも愛された42年間の運転士人生
一般路線バス、高速バス、貸切バス、さらには特別支援学校のスクールバス運転士として
様々なタイプのバスに乗務された深澤さん。
2011年からはシニア勤務となり、特別支援学校のスクールバス運転士として乗務されました。
先生方と協力し、子供たちを安全に目的地まで送り届ける、大変ですがやりがいのある仕事で、
ときには、『マリンワールド』や『海の中道海浜公園』までの送迎を行い、子供たちの思い出作りに貢献して下さいました。
【営業所にて花束贈呈】
乗務最終日の2020年12月22日、特別支援学校側が深澤さんのために定年退職の
記念式典を開催し、子供たちからお礼の言葉や記念品をいただきました。
最後に、お世話になった先生方や特別支援学校スクールバス運転士のみんなで記念撮影を行いました。
先生方や生徒達との絆を感じる一幕でした。
【特別支援学校のみなさんと】
先輩の想いを受け継いでいく
深澤さんのメッセージにあった「自分自身の運転技術を過信せず」という言葉の通り、
「安全・安心」の確保というのは、日々コツコツと努力を積み重ね、継続して取り組むものであると思います。
深澤さんが伝え・教えてくれた「安全に対する想い」「お客さまを大切にする想い」を我々後輩たちが受け継いでいきます!
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