こんにちは、西鉄陸上競技部です。
5月17日（土）、18日（日）に北九州市、黒崎播磨陸上競技場in HONJOにて行われました、九州実業団陸上競技選手権に出場しました。
今大会は九州各地の有力選手が集う中での力試しの大会となります。

1500ｍには伊東 大暉選手と尾方 馨斗選手が出場。
パリ五輪男子マラソン代表の赤﨑 暁選手(九電工)も出場！
スピードが持ち味の両選手が先頭集団にどこまで食らいついていけるか注目しながらレースがスタート。
スタートと同時に1周60秒を切る速いペースでレースが展開。両選手とも果敢に集団でレースを進めるが、徐々に先頭からは遅れる形に。伊東選手が自己新となる3分51秒91でゴール！尾方選手は積極性を見せたものの、後半は苦しい粘りの走りとなりました。

今大会のメインレースである10000ｍには7名の選手が出場。
この種目は参加人数が多い為、持ちタイム別で3組に分かれてのレースとなります。

まず1組目には設楽 啓太選手、津田 将希選手、吉冨 裕太選手、中山 凜斗選手、冨永 昌輝選手が出場。
前年度は厳しい暑さの中でのレースとなりましたが、今年度はスタート時間が1時間以上遅くなった影響もあってか例年よりも速いレース展開に。
レース中盤あたりから徐々に遅れる選手が出始め、9000m地点では設楽　啓太選手、中山選手を含む5名の先頭集団に絞られスパート勝負に応援も熱が入ります。

ラスト1周(400m) を合図する鐘の音と同時に今季絶好調の中山選手がスパート。
他の選手を一気に突き放し、前年度の尾方選手に続いて2年連続で西鉄の選手が組トップを勝ち取りました！
設楽　啓太選手の4位をはじめ、他の選手たちも最後まで粘り強く走り切りました。

2組目には太田黒 卓選手、林 虎大朗選手が出場。
1組目同様前半から好記録も狙えるペースでレースが進み、2選手は集団の後方で落ち着いてレースに臨みましたが、中盤以降の苦しい局面で徐々に集団から遅れる展開に。最後まで諦めずに前の選手を追いかけるものの目標達成とはなりませんでした。

翌日の5000ｍには連戦となる伊東 大暉選手と尾方 馨斗選手、そして怪我からの復帰段階のため3000mまでの出走予定でニクソン レシア選手が出場。
スタートからニクソン選手がレースを引っ張る展開に尾方選手が何とか先頭集団でレースを進めるも中盤手前で後退。第2集団でレースを進めた伊東選手が尾方選手をかわし順位をあげるもそこからはともに粘りの走りで順位をキープしたままゴール。
ニクソン選手は予定通り、3000mでレースを終え、怪我からの復帰をアピールしました。

日頃より陸上競技部へのご支援ご協力ありがとうございます。
今大会は、選手によって位置づけの違いはありましたが、春のメインレースということで、九州の有力選手を相手にひとつでも上の順位が獲れるようにと臨みました。
10000m1組目の中山選手が組トップを獲れたことは収穫でしたが、各チームの主力選手が出てくる2組目では中盤以降レースに参加できず苦しい走りとなりました。また、エース格の選手の集まる3組目には昨年に引き続き選手を送り出すことができず、チームとして力不足を実感しました。
総じて目標には届かず厳しい結果となりましたが、まだまだレースは続きますので、残りのトラックレースで目標を達成し、厳しい夏合宿でしっかりと鍛え、秋からの駅伝ではたくましい姿を見せられるように引き続き頑張りたいと思います。
応援ありがとうございました。

トラックレースは同じところを走るということもあり、ロードレースと比較して応援しやすいのが特徴で、選手たちの普段見ることができない一面も見ることができますよ♪
また、入場料を設けてないレースも多くありますので、まだトラックレースを観戦したことが無い方はぜひ足を運んで見てください！
※各選手の出場試合情報は西鉄陸上競技部公式HPまたはTeams掲示板をご確認ください。

≪大会成績≫
第68回九州実業団陸上競技選手権　

【1500m】
伊東 大暉　　 3分51秒91　　5位　※自己新記録
尾方 馨斗　　 4分03秒93　　10位

【5000m】
伊東 大暉　　 14分16秒74　　5位
尾方 馨斗　　 14分20秒98　　7位
ﾆｸｿﾝ ﾚｼｱ　　　DNF

【10000m 1組】
中山 凜斗　　29分06秒81　　1位
設楽 啓太　　29分14秒30　　4位
吉冨 裕太　　29分32秒75　　6位
冨永 昌輝　　29分44秒42　　9位
津田 将希　　30分06秒00　　11位

【10000m 2組】
林 虎大朗　　29分39秒88　　17位
太田黒 卓　　29分56秒40　　20位