

こんにちは、総務部です。
10月31日、中国・大連市にて、九州、中国、韓国の産学官関係者による第21回環黄海経済・技術協力会議が開催され、倉富会長が参加されました。
(倉富会長は主催者のひとりとして、一連のプログラムのなかでご挨拶)
(現地マスコミの取材を受ける倉富会長)
「環黄海経済・技術交流会議」は、東アジア・環黄海地域の経済・技術交流の場として2001 年 3 月にスタートしました。
三国政府(日本:九州経済産業局、韓国:産業通商資源部、中国:商務部)が協力し、年に一度、三国の関係者が一堂に集い、交流を深めています。
これまでに九州・韓国・中国の順に持ち回りで 20 回開催。今年で第21回目となる会議は、中国大連市において、4年ぶりに対面で開催されました。
なお、環黄海地域とは、上海から大連、仁川から釜山に至る韓国・中国沿岸部及び九州からなる黄海を取り巻く地域経済エリアを指します。
中国と韓国はいわゆる国の単位で参加していますが、日本からは九州という地域単位で参加していることが特徴です。
倉富会長は、日本側の主催団体のひとつである九州経済国際化推進機構の会長として、本会議に参加されました。
また今年は、西鉄も加盟する福岡・大連未来委員会(委員長:土屋直知 正興電機製作所会長)の創立30周年レセプションが併せて現地で開催されたこともあり、同委員会からの参加者も含め、日本・九州側からは総勢80名が会議に参加しました。
(福岡・大連未来委員会:福岡と大連との経済、技術交流のみならず、文化・スポーツを通じて相互交流を願い、1993年に組織。副委員長に林田社長が就任)
本会議に先立って行われた産業視察では、開発が進む大連金普新区を視察、海外からの投資を呼び込もうとする中国の勢いを肌で感じました。
続く本会議では、「産業チェーン・サプライチェーンの円滑化を維持し、環黄海地域協力・発展の成果を共有する」をテーマに、日中韓3か国の各界代表からプレゼンテーションが行われました。
また会議後のレセプションでは、日中韓の関係者が揃い、リアルでの対話交流が大事であることをお互いに確認しあいました。
(各プログラムには、日本側の現地参加メンバーとして、NNR Global logistics北京社からも卞(ベン)社長、市井マネージャーが駆けつけてくださいました。)
来年の会議ホストは九州で、大分県別府市にて行われます。
第21回環黄海経済・技術交流会議
2023年10月29日~11月1日
中華人民共和国遼寧省大連市
主催【九州側】九州経済国際化推進機構、一般社団法人九州経済連合会、九州経済産業局
【韓国側】韓国産業通商資源部
【中国側】中国商務部
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