

みなさんこんにちは! 筑豊電気鉄道 総務課の岡本です。
3月3日、目の不自由な方のホーム転落事故を根絶するため、世界初の音声・振動による歩行アシスト機器「seeker」製品化に向けた実証実験を
黒崎駅前駅ホームにて行いました。
「seeker」とは
「seeker」は、目の不自由な方が安心して外出できるようサポートするために、九州工業大学と福祉機器開発を行う企業2社によって共同開発している製品です。
世界初のスタンドアローン(※ほかの機器に接続せず、単独で動作する環境)で動く音声・振動を使った歩行アシスト機器になります。
眼鏡型のセンサーで周囲の状況を検知し、利用者が持つ白杖に取り付けた振動装置が振動して利用者へ事前に危険を知らせます。
実証実験当日は、実際に目の不自由な方にご体験いただき、今後製品化していくにあたり克服していくべき課題を明確にしていきました。
コロナ禍において需要がより高まる歩行アシスト機器「seeker」
現在、コロナ禍において、目の不自由な方は、距離確保を強いられ、接触することや助けてもらうことが難しくなり、以前に比べ非常に生活しづらい状況になっています。
そのような中、「seeker」は、コロナ禍においても一人で出かけたいという目の不自由な方々の思いを受けて開発されています。
「seeker」が普及することで、安心して目の不自由な方が外に出歩ける世の中に早くなってほしいと切に願っています。
筑豊電気鉄道は、「seeker」製品化を応援するとともに、今後も様々な社会貢献に努めていきます!
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